sensatismさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

2.9

2021/14
最初の15分くらいはマイケルジャクソンの総まとめライブ・パフォーマンスがクリップ形式で詰め込まれていて激アツだったけど、それ以降ちびマイケルにファン追いかけごっこに麻薬売人vsヒーロー
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

2021/15
私の映画へのスタンスはオタクではなく楽しい暇つぶし・消費なので、
「お〜シャイニングだ〜」
「あ〜デロリアンだ〜」とつぶやく程度だった 
もともと80年代の文化自体詳しくないしそんなに
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

1.5

2021/12
嫌いな人にはポール・マッカートニーのLive and Let Dieを捧げようネ

007ってオープニングで拳銃バンバン撃ってんのに、劇中では全然銃撃戦しないよな
いま拳銃使えば一発で
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ザッツ・エンタテインメント(1974年製作の映画)

3.0

2021/11
MGMミュージカル映画そのものと当たり障りのない裏話をかいつまんで見て聞いただけなのに、強欲さとか富と貧しさとかひたむきな向上心とか、当時のアメリカがどんな国だったのかが感覚的に伝わっ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.5

2021/3
このシリーズをひとことであらわすとすれば、ドクとマーティの時を超えた友情旅物語
ドクもマーティも新しい自分に出会って独立してゆく
2人ともお互いを必要としなくなり簡単に会えなくなってしま
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

2021/5
気怠い休日に低音量の映像を延々と流しながら横目で観るのにふさわしい映画だった
音声20くらいで丸一日ずっと流していたいな、できればプロジェクターで写せれば尚良い
1970年代のNYの街並
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.0

2021/10
午後エンタより
初007シリーズ
なんか……イメージはハードボイルド野獣スパイ映画だったんだけど、実際コメディ筋肉スパイ映画って感じだった
初見で相関図がいまいちわからなかったからかも
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サイコ(1960年製作の映画)

3.8

2021/8
シンパシーを感じた人間は全員犯罪を犯してるからややこしい + バーナード・ハーマンの音楽が不穏な雲行きをサイコ・サスペンスへと昇華させる

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.0

2021/7
午後エンタより
私の人生には終わりがあって良かった…
死んだ後も全く同じシチュエーションで生き返ってしまう人生じゃなくて本当に良かった…
同じことを延々と繰り返すことは私にはできないから
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.3

2021/9
パパを見ていると理論の枠内を飛び越え現実を目の当たりにしない限り差別の真実は伴わないってことがよくわかるな
今の社会でもこういうパパみたいな人ゴロゴロいるのだろうな 面接に身体障害者がや
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.5

2021/6
私は体質的にアルコールを受け付けないし特段美味しいとも思わないのですが、この映画をみて飲めない体質で良かったと心底思った 
お酒を飲んで楽しんでる人たちを羨むことよりも飲まずに済んで良か
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

5.0

面白かった…👏👏👏😭😭
良かった……
「ジブリらしからぬ」を褒め言葉として用いられる作品になっていた 
「ジブリらしからぬ」を貫いてそれをいずれ「ジブリ」にしてほしい

アーヤは今までのジブリ・ヒロイ
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.5

2021/2
こういうプロット聞き覚えある 
子供向けの怖い絵本や少女漫画ちゃおとかで憧れのあの人に擬態していくうちに本当にその人に成り代わり当人が持っていたもの、ステイタス・友達・恋人全てを奪い去る
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グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.3

2021/4
元祖群像劇 
グランド・ホテル形式の名付け元となった映画
ホテルで一瞬だけ交差する人生 
雇われ負け組から一転、一夜で金を儲けパートナーを見つける者もいれば、経営していた会社が倒産寸前、
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

1.5

2021/1
破廉恥だなあ 破廉恥なことは悪いことではないけどこの作品は気に入らなくて胸がムカムカした
wikiには「女権拡張を唱えた1980年代を象徴する作品」っていう説明がなされていたけど本当にそ
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

2020/155
キャラクターとそれを演じる俳優さんたちがかなり良かった 病み上がりのでっぷりとした老獪な弁護士を演じるチャールズ・ロートンと口うるさい(と周囲から思われてる)看護師役のエルザ・ランチ
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恋の手ほどき(1958年製作の映画)

3.0

2020/154
源氏物語の若紫みたいな物語は古今東西

CBSテレビジョンが1998年から2008年にかけて各部門に分けて毎年ランキングを発表していた期間中、2002年Passion部門35位にラン
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

2020/143
あらゆる絵面が良い どのワンショットを切り抜いても問題ない

はちどり(2018年製作の映画)

4.0

2020/111
見ながら死にたくなる映画だったな。
『千と千尋の神隠し』を見てた時は絶頂による死にたさだったけれども、今回は人生の全てとどうにもならなささを突きつけられた感じがして死にたくなった。
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.7

2020/153
ヘプバーンの衣装がアイコニックな映画 パリからの帰路、駅で纏っていた黒のタイトスーツ、刺繍が印象的な純白のイブニングドレス、ライナスとデート時に着用していた黒のカクテルドレス この3
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

2.7

2020/152
嫌いだった パンプキン大っ嫌い 意中の相手が高校時代の同級生だったり、番組特別出演者が高校の校長だったり、この人34歳のくせに学生時代の感覚から全く抜け出せてないんだよ…私そういう人
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

3.5

2020/139
アステアのタップとジュディの美声 ジュディ・ガーランドは多分踊りが得意じゃないと思うんだけど、踊れなくてよくって、ジュディがジュディ然としていてくれればそれで幸をもたらしてくれる ア
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アニーよ銃をとれ(1950年製作の映画)

3.8

2020/146
MGMにしては珍しく話の筋があるんだけど、現代の感覚を身に染みてる人からしたら胸糞なエンディングでわたしは現代人なので最悪な気持ちになった でも『アニーよ銃をとれ』が今ブロードウェイ
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百万長者と結婚する方法(1953年製作の映画)

3.8

2020/151
良かった 美女がゴージャスでユーモラスな映画は必要 瞬間的に面白い映画
この時代のハリウッド映画に出てくる自称貧乏の美女はとことん装飾的で絶対嘘って思わせてくれるから貧乏の不安を感じ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

2020/131
男は恋に恋をしていて、女は恋を現実の手段として考えていた そういう恋愛の価値観同士では合わないと思う これ結構男女の違いでもあるよな 恋ひとつとっても見えている世界が違いすぎる
もう
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

2020/150
輪になって繋がっていく感じが面白い。
この作品の良いところは未来に行ったり過去に行ったり大忙しなのに、やってることは個人的で場所も限定的だから良い。土台はSFだけど、物語は複層的にな
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

4.5

2020/136
この映画、ずっとたのしくてずっと興奮していられた。だ〜いすき!

カフェの鏡越しにうつるオスカー・レヴァントとジョルジュ・ゲタリ。ジョルジュ・ゲタリが恋する娘について語っていると次第
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.8

2020/145
連れ込み部屋を貸す男の話。
序盤は不倫している上司たちに昇進の手助けをするからと言いくるめられ部屋を代わる代わる貸す、翻弄されているなよっちいジャック・レモンにクスクスできるんだけど
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錨を上げて(1945年製作の映画)

3.0

2020/141
かなり間延びするが、『トムとジェリー』のジェリーとジーン・ケリーがダンスを披露する、ホセ・イトゥルビが本人役でピアノを弾いている、「ザ・ヴォイス」が通称のフランク・シナトラが甘い歌声
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月世界旅行(1902年製作の映画)

2.5

2020/142
この映像みて思ったことは、人類はどんな夢と願いをたくして映画をつくったのだろうかってことだったな。
絵画や写真が動けばいいな、遠くにいる人ももっと身近に舞台を見ることができればいいな
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.4

2020/138
お金のことも顧みず仕事を捨て、顔も名前も知らないが自分を愛していると確信した男に会いにパリへ行く。婚約していた男の名字が気に入らないからと予告なく男のもとを去る。
全てを手に入れられ
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Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

2.5

2020/137
この映画で総合的にいちばん悪い奴がいるとしたら、賭けを誘う悪魔でも慈善活動の裏でこどもの臓器移植をしていたトニーでもなくて、死と引き換えに娘を引き渡すことを快諾し負けると薄々わかって
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青の炎(2003年製作の映画)

3.3

邦画で素晴らしい恋愛映画はなんだろうと考えたときに思いついた作品。
でもこれ恋愛映画じゃないからすぐに打ち消した。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.5

2020/135
わたくしジャック・レモンの笑った時にできる線みたいな細い口の端がだあいすきですわ!
口角は完全に笑ってるのに表情はまったく笑っていなくてでもとてもひょうきん、顔だけでツッコミとボケど
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