2つのパートを交互に行ったり来たりな上に、登場人物も多いので振り落とされないように集中していないと厳しいのだけど、物語の推進力と画面からの圧力のおかげか、あっという間の3時間だった。
当然、胸糞悪く>>続きを読む
ここまで圧倒されると、ただただ笑うしかない。
何も考えず、IMAXのどでかいスクリーンで観れば良い。
終始面白かった。
それなのに、どうにも手放しで絶賛できないのは単純に好みの問題なんだろう。
眼差し(カメラ)の優しさ。
きみの鳥は歌える、ケイコ以上に光と闇の映し方が印象的で、ぐっと心を掴まれた。
3年間我慢してようやく観ることができました。
これぞ自分が求めているエンターテイメントです。
アウステルリッツの戦いとワーテルローの戦いのシーンは規模が物凄くて圧倒されたものの、肝心の物語がしんどかった…
雰囲気、所作、劇伴等々全てが好み。
完璧な仕事人って触れ込みからのあれやこれやを観てて、すごく笑えるのも良かった。
ローグ・ワンでもそうだったけど、戦闘シーンの絶望感しかない描き方が本当に凄い。
人間とAIの描き方もありがちな感じでなく、新鮮で良かった。
俳優陣も皆、最高。(特にマデリン・ユナ・ボイルズ!!)
俳優たちの演技の分厚さと演出の素晴らしさに尽きる。
カットのひとつひとつが画になっていて、約3時間半飽きることなく観ることができた。
堪えた部分もあったけど、単純に映画として面白かった。明確にそれは言える。
ライアン・ゴズリングが演じてきた中でもトップクラスに良かった。(喜怒哀楽全てが詰まってる)
やっぱりファンタジーってこうじゃないとなって思った。
やりたいこと全部盛りで、とっ散らかってる様だけど、それも含めて力技で持ってかれた感じ。
アクションとユーモアの良さ。
もうこれ以上のアクションはないでしょう。
今回はキャラクターも全員良かったな〜。
無性にキートンを観たくなったので。
今更言うことではないけど、毎回、キートンの身体性、アクションの素晴らしさにただただ感嘆する。
ユーモアの一つ一つだったり、花嫁の群衆だったりと良いところを挙げるとキ>>続きを読む
これぞアクション映画。
終盤のシーンとかどうなってるんだ。
期待値が高すぎたかもしれない。
何だかアクションシーンがもっさりした感じだったのが一番残念だった。
物語もいまいち入り込めず。
圧巻の映像表現と最高なキャラクター造形。
マルチバースの物語は少し「またか」感があったけれど、それに対するマイルスの態度をもってそれを超えてきてくれた。
前作より好き。
ホラー演出が全く好みじゃなかったけど、ストーリー自体は良かった。
切なくて虚しい。
扱っているテーマの重たさと画面に映し出されるシーンの鮮やかさ(逆にそれが不気味さを助長してるわけだけど…)の対比が良い感じだった。
ナルコの神からの流れで。
まさに工作といった感じで、かつスピード感もあってとても良かった。
加えてそんな着地の仕方なのかい!というね。(良い意味です)
ずーっと不快だし、もはやホラーじゃんといった趣きで終始、振り回されつつも何やかんやで惹かれっぱなしだったなあと。
まあ、何よりも馬鹿みたいたけど、脚本と役者の演技がエグかった。
シリアスとコメディの塩梅が絶妙なところが、このシリーズの一番好きなところで、今回も十分に満足できるものだったし、物語の落としどころとしてもうまく纏めたと思う。
一方で、細かい部分で気になるところもあっ>>続きを読む
2時間半以上あるのに、だれることなく終始、緊張感が漂っていた。
いわゆる権力者が堕ちていくというストーリーは真新しいわけではないし、リディアのキャラクターもそこまでの狂気を感じるわけでもないのに、ここ>>続きを読む
何だかレギオンぽさも感じられるし良いぞ、なんて思ってたら、物語が進むにつれてノリについていけなくなってどんどん心が離れていってしまった。
今の時代、この映画で描かれているようなことばかりで、得てして自分も遥風のような立ち振舞いをしてしまうこともあって、何とも言えない気持ちになった。
何が正解かも分からないし、必ずしも遥風が間違っていると>>続きを読む
アヴァンタイトルの素晴らしさね。鳥肌立った。
終始、胸糞悪いのだけれど、それ以上に演者や一つ一つのシーンの迫力に惹きつけられた。
これぞ「王道」アメリカ映画といった趣でとても良かった。
ベタだけど、ソニーのプレゼンのシーンはぐっときた。
血塗れのシーンとアメリカの雄大であり穏やかな光景の対比に頭が追いつかなくて、どうにかなるかと思った。(良い意味で)
この映画で描かれているもがきや、苦しみを理解できているとは思わないし、万人にお勧めで>>続きを読む
こんなにも視線だったり所作にどきどきさせられるとは。
一つ一つのシーンの色気がこれでもかってくらい凄かった。
物語自体は、原作を何回も読んでいて展開もわかっているのに、どのシーンでも毎回高揚させられてまいった。泣いた。
今回付け加えられている部分も、蛇足にならず、本筋をしっかりと補強していて最高だった。
年>>続きを読む
ミット打ちの音、シューズの擦れる音、ステップ等のリズム、河川敷のシーンにおける陰影や、会長が車椅子を転がして光の方へ進んでいくシーン等の光と影の描き方、ケイコの心の機微(岸井ゆきの凄過ぎる)と良いとこ>>続きを読む