すのももさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

すのもも

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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.2

悲しいテーマでありながら、最初から最後までずっと心がポカポカしていたのは、ハワイと愛らしい動物達の影響だけではない…🌴✨

観ている側まで笑顔にさせてくれるヘンリーの底知れぬ優しさに溢れたど直球の愛、
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

気の緩むところが全くない…いつ殺されるかわからない緊張感が常に張り詰める静かな渇いた空気。BGMが全くないので自身も無意識に息を殺し身を潜めるように鑑賞し、どっと疲れました。笑

「ん?えっ?つまり🙄
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.9

父に勧められた作品を観よう第一弾🕺🌟

ペンキ缶を片手にStayin' Aliveのリズムに乗って歩く冒頭が印象的!

革ジャン、胸元のざっくり開いたシャツ、そこから見えるネックレス。バギーパンツに先
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.1

「マジックのために自分を、人生さえ犠牲にする。そこまでしてこそ成功できる」

どんでんどんでん返し!🎩

pledge(確認)、turn(展開)、prestige(偉業)
タネがわかった瞬間、作品自体
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

はい、秒でアガりました。笑

前作の人間花火と同様、教育上良くないシーンで笑っちゃってる自分の軽々しさが怖い。笑🍔ちょ、え、服は?!と、独り突っ込んでは笑ってしまう始末…。

でもこれでいいのだ!
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.7

戦闘民族ならぬ戦闘英国紳士、もう最高!

編集の妙技を駆使したカット割りなしのように見えるキレッキレなアクションシーン。紳士的でスマートな品のよさはR15ながらもはや痛快。その迫力にはポカーンと開いた
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.6

今回も豪華キャストと監督らしいロマンチックさにほっこり

若かりしキアヌ、今回は紳士なお医者様役で「恋に年齢は関係ない」だなんて言い放ちます…(惚れてまうやろーーーー!)
ダイアンキートンの年齢を思わ
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ビーン(1997年製作の映画)

3.8

子供の頃VHSが自宅にあり、何度も何度もみて弟とけたけた笑った記憶。何十年かぶりのビーンとの再会に、爆笑と熱い抱擁を交わしてきました。笑

な〜んに〜も考えないで、思いっきり笑えて、最後にはほっこり笑
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

何にも縛られず最後まで笑える人生を選んだ2人の選択は、最高にバッドエンドなのになんとも言えない爽快感!鑑賞中何パターンかのハッピーエンドの展開を想像していたけど、これしか正解がない気がする。

日常の
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

イかれてる、まともじゃない。

やせ細った身体に決して笑うことのないサイコむき出しのギョロリとしたおめめ…怖い、怖すぎる!あの目に見られたら最期、自分の意思など捨て彼の言いなりにしかなれない自分を想像
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サウスポー(2015年製作の映画)

4.5

全身に力と熱が入り画面にかじりつくように見ていたわたしの目からはこれまた熱い涙が溢れていた…。

感情の中で1番エネルギーが強い"怒り"。一方的にしか働かないその感情はエネルギーが強い分、それのみを動
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

人間の内面的な闇を視覚的、精神的に体感できる作品だった。普段見ないパニック映画に挑戦したのは、サンドラブロックと怖いもの見たさに興味を掻き立てられてしまったがゆえ…。腰が抜けるほどに迫力のある演技。出>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.7

演出も美術もべたべたこてこてな80年代のコメディ作品にあるこの優しさと安心感…平和だなぁ🌟

エディ演じるアキーム王子がほんとうに純粋でいい子🤴ザムンダ国(どこ。笑)の王子がニューヨークへ花嫁探しに行
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.3

さぁ、夢の世界へ…🌹
なんて思っていたらいい意味で裏切られます。笑

エマワトソン主演の美女と野獣かと思いきや、なんとも言えないダークファンタジーさに徐々に湧き上がる違和感…その正体はおフランス版美女
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.8

ただ、4人でずっと一緒に笑っていたかっただけ。

ゆき過ぎた行動から不運にも少年院送りになってしまった少年達。そこで彼らを待っていたのは更生名目のあまりにも残酷すぎる仕打ちだった。
苦楽を共にした4人
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スモーク(1995年製作の映画)

4.3

smoke…それぞれの登場人物の真実と末路があいまいなまま消えていった…まさに煙のような映画でした。
この作品から漂う本質、つかもうと手を差し伸べればとたんに消えて無くなってしまう。それでいい、人生も
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

公開時に映画館で以来の再鑑賞。

夢に溢れるロサンゼルスの街。交わるはずのなかった互いの夢が、いつしか2人1つの夢になる。

映像で魅せるラストのミュージカルシーン、哀愁漂うライアンの笑顔が胸にしみる
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

19秒…。カップヌードルにお湯入を注いで蓋をし、さぁこれから3分ってときにはもう抹殺されてる。笑

美学を感じざるを得ない美しく完璧な殺し。それに加わる絶妙な人間臭さが渋くて何ともくせになる作品!悪を
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親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.6

「すぐ会おうね」
別れ際のこの一言に込められた想いと優しさが、温かくも切なく胸に刺さる…。
一緒にいた2週間、あっという間に過ぎてしまう時間の中穏やかに惹かれあっていく2人の描き方が美しく観ていて心地
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.4

邦題のかっこよさ、スパイ映画、キャストの豪華さに惹かれて鑑賞したものの、淡々と進む物語、多くを語らず感情も読めない渋い主要キャスト…わたしにはとても難解で敷居が高かった!

名前と顔もなかなか一致せず
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主人公は僕だった(2006年製作の映画)

3.9

奇跡体験、本当にあった怖い話!笑

斬新な設定ながらも妙にリアルさのあるこの感じ、終始トゥルーマンショーで感じた奇妙な恐怖と似ていた!吸い込まれるように観入ってしまったぁ…

ラストの畳み掛ける展開以
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.6

リアルさは少し欠けるものの父、娘、息子の3人の恋愛模様と家族愛の出来過ぎ感のないハッピーエンドがとても心地良かった。寝る前に見るといい夢が見れそう…💤

若い世代のキャストがとても魅力的、ルックスは勿
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

普段見ない邦画を下町の小劇場で鑑賞。

「出した偽物」と「出た本物」が混ざり合ったストーリーと、映像の仕掛けや小さな違和感と伏せん回収がお見事すぎて最後にはほっこりさせられる!くすくすはしたけれど劇場
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.8

ただひたすらに、純愛でしかない。

誰のものでもなかった命、出会うべくして出会った2人のように思えた。愛する人の存在は人生に色を与え、孤独の恐怖をより大きいものとする。生きる喜びを知った上で自分の命を
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

青い!眩しい!

自分の好きな音楽という1つのジャンルを通して時にはがむしゃらに仲間や自分の気持ちと正直に向き合い、成長していく姿はとてもきらきらしていて惚れ惚れ!

様々な逆境をもろともせず前に向か
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

社長や大統領ではなく、ちょっとなよなよした一般男性役のヒューグラントが新鮮でこりゃまた素敵でした!

誰もが一度は考えたことがあるであろう夢のあるお話。ジュリアロバーツ役、ジュリアロバーツ!でもいいく
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.2

奏でられる音楽、キャスト、背景、映し出されるもの全てが美しい…。

お金が絡んでくるとどうしても人間の汚い部分が露わになってしまうけれど、中世ならではの悩みのようにみえる今作の恋愛におけるテーマがうっ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.7

マフィアのネズミであるディカプリオと警察のネズミであるマットデイモンの"いたちごっこ"ならぬ"ネズミごっこ"。

はらはら目が離せない展開だっただけに、ラスト5分の救いようのなさには開いた口が塞がらな
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.1

満を持して鑑賞しましたがわたしの期待値を遥かに超えてきた…

なんといってもコリンファース!紳士で不器用な堅物真面目キャラ、文句なしにはまってて素敵、素敵過ぎる。へんてこなセーターとネクタイが更にツボ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.6

不気味の極み!怖い!さらに決して気持ちのいい作品ではないのに見入ってしまう馬鹿なわたしは心臓が二度ほど一時停止…。笑

前を向いて進むことは大切だけれど過去を全く振り返らないのはまた違う訳で…それも自
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.0

久しぶりに感じたこの重厚感と後味はセブン以来。

真実にたどり着くまでディカプリオの演技力に自分の脳がマインドファックされてた…。マークラファロもなかなか感慨深い役どころを見事に演じきっておられる…。
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海辺の家(2001年製作の映画)

4.3

愛することと、赦すこと。
残された時間で失った時間と絆を取り戻してゆく父と家族の愛にじんわりと心温まり涙。

身体中に感じる潮風と波の音。目の前に広がる夕陽に照らされた海はどこか寂しげだけど暖かく美し
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

妻を失った事で壊れてしまった1人の男の再生の物語。
感情が全く読めないジェイクの憂いある瞳に吸い込まれるように見入った1時間41分、作中のいたるところに散りばめられた破壊と再生。

壊れてしまったが直
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.4

映画ディパーテッドを観たことない人は悪意のあるネタバレがありますので鑑賞注意!笑

ホームビデオ感覚でテンポよく進んでくストーリー。出てくる大人たちは馬鹿極まりなく、やっていい事の許容範囲を少し超えて
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.3

沢山の思いを乗せ出航した夢の豪華客船タイタニック号。

ローズにとっての101年の生涯のなかのほんの数日間の出来事。ケイトやディカプリオのルックスや演技はもちろんのこと思い出すと一瞬であの時に戻れる程
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

クレイジーラブ!

クセが強く痛々しく感情移入や共感できる部分は少なかったですが、愛とユーモアに満ち溢れたストーリーやダンスシーンには魅せられました。

一見難しそうだけれど、ほんとは素直でピュア。