原田眞人さんの作風がとても好きです。
脇をかためる凄まじい役者さんの中心で、木村拓哉さんと二宮和也さんのお芝居を素晴らしく思いました。
戦争映画に在りがちなヘビーな感じが少なくて観やすかったです。考えさせられる感とスリルと感動のバランスが程良くて、全部食べても腹8分目のコース料理みたい。また観たいと思いました。
出来事を滑稽に描く。
血を美しく描く。
死を過程のように描く。
太宰治というヒントを得た蜷川実花さんの芸術を見せられたように思います。
出演者の皆さんの表現力が凄い。
圧倒的でした。
映画が伝えんとする内容はちょっと意味分かんなかったです。
写真っていいね。
タバコの煙がとても美味しそうです。
吸わないけど。この映画大好き。
人を好きになるのもなられるのも本来素敵なことと思いたいですけどねぇ。
間違い探しとか騙し絵とか好きな人も楽しめそうな演出。この景色さっきと今とでちょっと違う？みたいなね。
現代への、ヒリヒリとしたメッセージ。
この映画の、個人的に受け取らせてもらった本質というのがあって、それが誰かの芯まで届く世の中ならいいなぁと思う次第でした。
公開初日に観に行ったらまさかの出演陣から>>続きを読む
画がずっと綺麗。
２時間半に感じなかった。
シーン毎のトピックがしっかりしててとても観やすいです。
変な人がいっぱいだとワクワクします。
まともな人がいっぱいだとウンザリ。
細部まで変さが満載。行って>>続きを読む
その気持ちを知らないままの安泰と、
その気持ちを知ったがための喪失。
個人的に泣けたシーンがあったので、観た人と答え合わせしたくなりました。
変なものに思考が慣れると常識的なものが余計に思えてくる。
実に変だ。とても好き。
もう少し観ていたい。
それくらいのところが、きっといい。
愛おしい。
鑑賞2回目
この映画を何度も観たいと思った。
演者お一人おひとりの表現が好き。
言葉の裏側、表情の裏側が広大に広がってる。
絵画のような情景描写。
醜いほど暴走する好意、それを補う美しい旋律。
こんな結末とても好き。
もう何度観たことか。
海のシーンの上に乗るセリフがとても好きです。
いろんな角度から迫りくる人生への危機感。
見方によってはグサッと来る。
奥が深い優しさ。
怒りややるせなさが降り積もった山を掘り起こしたら、手も足も血塗れ泥まみれだけれど、奥の奥からほんの少しの優しさが顔を出します
ダメなことを堂々とやられると逞しく見える不思議。窃盗はダメよ。とてもお洒落な映画。
