瀬山かなでさんの映画レビュー・感想・評価

瀬山かなで

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ロリータ(1962年製作の映画)

4.0

序盤3ページで挫折した分厚い『ロリータ』が絶妙に人間物語になってた。原作はこんな感じじゃないんだろうけど。
痴人の愛読んだ時と同じ気持ちになったよ

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.2

面白い、面白いけどこれが人生で一番好きな映画って言ってる奴の底浅くてウケる

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン、プラスチック食べ食べ人間の誕生だ!と思ってたけど違う解釈もあるな……誰かと感想戦したくなる映画だ

生き埋め(2019年製作の映画)

3.0

「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」って……? 生き埋めにされる様な息苦しさを描きたかったんだろうか

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

1.0

美しい映像と息が詰まりそうな雰囲気が見事。だけど意味が全く分からなかった。

キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.3

ついつい引き込まれるテンポの良さとテーマの明快さが心地いい🌼エンドロールも良い!!

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.5

グランジ風の服を着たティモシーシャラメがただただ最高。血みどろで死にかけのティモシーを撮ってくれただけで気持ちは⭐︎5。ただ残念ながら内容は特に何も無いのでこのくらいのスコアで。

女神の継承(2021年製作の映画)

2.2

モキュメンタリーにする必要性を感じないし、展開もスプラッタの怖さだけでホラーの怖さがない

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

1.0

食べ物を気持ち悪く描くシーンの魅力でつい見始めたが、女が馬鹿で見ていられない。泣いて耳を塞いで怖いときは旦那の腕掴んでりゃいいと思ってんだもんな。馬鹿女の表情アップが続いてキツい。一刻も早く喰われて欲>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

3.5

フランク・ヴェデキント『ミネハハ』が原作の映画。美しい光、少女から女性への変態、不条理な世界。ぼんやり見るのがたのしい映画ね。

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.0

ひとりじゃ出来ないことだって軽々と飛び越えさせてくれるもの、それが愛だよねぇ

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

2.8

B級スプラッタにしてはまとまりがいい。でも自分は人が死んでるのを見ておバカ(笑)とは笑えない人間だったらしい。

アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.0

頭空っぽで見られるB級ホラー!その空っぽ具合に5点満点をつけたいけど、B級ホラーへの高評価は低評価、低評価こそ高評価だと思うのでこの点数を。

スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

-

自殺テーマの作品で歌うなよ……。希望の押し付けエンドを予感して見るに耐えなかった。

マリアムと犬ども(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分が死ぬほど怒られるかもしれない(この場合の死ぬほどは比喩ではなく一家の名誉を守る為に本当に殺されることがあるのだ)けど父親にレイプのことを伝える電話をかけるラストシーンがすごく良かった。アラブの活>>続きを読む

アルピニスト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この人は永くないんだろうなと感じつつも、死ぬな死ぬなと思いながら見てたら死んだ。死と生命の輝きは表裏一体なんだと改めて思う。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

見終わったあと震えがおさまらなかった。見てる間も終わるな、終わるなと願ってしまうほど心地よく素晴らしい映画体験、確かに事故のシナリオよりご都合主義感はどうしても否めないが間違いなく人生最良の一本だった>>続きを読む

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.7

勝てても勝てなくても割り切れなくても情けなくてももがき続けることしかできない男たちの群像

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

天才の哀しさ。最後あのとき陸に引き摺り下ろしても1900は「生きられた」と思う。でもそこで彼はどうしたって生きられないのだ。その言葉にならないグラデーションの部分が映画だからこそ上手く現すことができた>>続きを読む

シンプルメン(1992年製作の映画)

4.5

なんとなくお洒落でカッコいい頽廃的なラブストーリー。こういうのを映画に求めてる。好き。

音楽(2019年製作の映画)

5.0

なんじゃこれサイコーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!森田ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

逆光(2021年製作の映画)

1.0

あそこがよかった。政治思想の強い学生たちが日本の軍備について喧喧諤諤語って登場人物の発言に取り合わないところ。あの議論に陶酔してる感じ。そこの雰囲気だけ抜きんでてたな。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

興奮している。私は興奮してる!
序盤、何だこのつまらない映画は本当に『偶然と想像』と同じ監督なのかと思ったけど、中盤以降畳み掛けて来る言葉、言葉、言葉!言葉の力、言葉の圧力。映画なのに小説を読んでいる
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