ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.7

恨みを抱いている相手を赦せたらそりゃ楽になれるだろう。
主人公が早く楽になりたい気持ちもわかる。
あれだけ重くてしんどい恨みなら尚更。
ただ、急いで赦そうとすればするほど自分の心身に負担がかかるという
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サテリコン(1969年製作の映画)

3.3

男は剣を持ってるから大変っていう話だった。
フェリーニの作品の中では割に退屈な方。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

ずっとこの世界でいいじゃん!って言うナイルズに
はあ?って思ったので私はサラに近い感覚を持っているのかも。

こういう世界に放り込まれなくても、誰の人生も多かれ少なかれループしていると思う。私は10年
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

カイジって統率力あるよね
カットしたバージョンでちょうど良い感じでそこそこ楽しめました。

小さな中国のお針子(2002年製作の映画)

3.5

マーの方がいい男なのにルオの方に行っちゃうんだもんなあ…
後年ルオに「お前も惚れてただろ」と言われた時の
「たぶん。ただ俺たちの愛し方は違ってたけどな」っていう
マーの返しもイケメン…

カサノバ(1976年製作の映画)

3.5

最終的に人形にしか相手にされなくなるカサノバが哀れ。
徹頭徹尾人間の滑稽さを描いているのでフェリーニらしい作品だった。
例の如く小人や大女、サーカスのシーンもちゃんと入っている。

バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

3.3

大杉漣以上に亡くなった後も新作ドラマや映画に出続けている俳優はいないんじゃないか…
良い話だったけれど、寺島進の不在がより気になった。

ドラマのシーズン3を飛び飛びで見ていたので、本田博太郎のあの姿
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.5

観たことあるかなーと思いつつ観たが
ピンと来るシーンが全くなかったので観てなかったっぽい。
脱出劇のクライマックスが2つもあって贅沢。

世界で一番美しい夜(2007年製作の映画)

3.5

ある意味『パフューム ある人殺しの物語』だった…

江口のりこスタイル良いなと思った。

オーケストラ・リハーサル(1978年製作の映画)

3.0

浅間山荘…

これまでに観たフェリーニ作品の中で一番退屈で、観たこと自体忘れそう

さすらい(1962年製作の映画)

3.0

サーカスが舞台なので観た。
この手の映画は観てみたらサーカスのシーンが少なくてがっかり…ってことが多いのだけれど、案外しっかりサーカスのシーンが入っていて、客寄せのために街中を練り歩くシーンなんかもあ
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.5

観てないかも…と思って録画しておいたら過去に観てた。
赤と青のくだりで気づいた。
それにしても今見ると灰原がいないことに違和感を覚えるし、物足りない感じがする。

女はバス停で服を着替えた(2002年製作の映画)

3.0

いたって真面目に作っているんだろうけど、ダンスシーンが面白すぎた。
映画全体の滑稽さから見たこと自体を確実に忘れないと思う。
鹿追町の人たちは一体どんな顔でこの映画を観たのだろうか…

小沼監督の『N
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柴公園(2019年製作の映画)

3.5

ドラマは未見だったが単品でも理解できた。
結局恋愛映画かーい!とは思ったけれど、胃に優しい映画でよかった。
幼獣マメシバが好きだったので芝二郎の登場が嬉しい。

あ・うん(1989年製作の映画)

3.5

富司純子演ずるたみがお茶目でかわいい。
眠っている二人に豆(?)を飛ばすシーン好き。

しっかし高倉健と坂東英二だったら断然高倉健でしょう…
どう見たって五分ではない…
そらあ富田靖子も高倉健に相談す
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.7

面白かったー!
近年の作品だと純黒の悪夢の次に好きかもしれない。
秀吉とゆみのカップルが好きなのでたくさん見られて嬉しかったし
灰原の活躍ぶりにも胸が高なった。
東京事変の主題歌もハマってて良かったな
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白い酋長(1951年製作の映画)

3.5

フェリーニの映画にしてはなんだか物足りないなあ…
とか思いながら観ていたらカビリアが登場してびっくり。
なんて可愛くて優しいんだろう。
この後、ああいうことが起こるのかと思うとカビリアの幸せを願わずに
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ブックセラーズ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
希少本ディーラーをメインに据えたドキュメンタリーで、前半は本に限らず骨董品やアート作品も登場して色々見られて面白かった。
オズの魔法使の初版本を5ドルで買ったおじさんとか、
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ジンジャーとフレッド(1985年製作の映画)

3.7

真面目とも不真面目ともつかない人々が出て来る中、ジュリエッタ演ずるアステアだけは生真面目にリハーサルしようとしたり演技を全うしようとする姿が逆に滑稽で愛おしい。
そして、マストロヤンニ演ずるピッポがア
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.7

結局恋愛映画かーい!と思ったら家族の映画だった。
映画も小説も血の繋がりのない人たちが家族のように寄り添って暮らす話が好きなので好みだった。
エンドロールの後ろで流れるみんなの会話も良い。
アイソラも
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.7

本編が3時間ちょいと長いんだけれど、映像も音楽も美しいし、色んな家に住んで仕事も変えていく2人の姿も楽しくて、観ていて飽きなかった。

ゾルグの包容力たるや!
とことん愛に生きる姿がかっこよかった。
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ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

3.6

オンライン試写会にて鑑賞。
冒頭13分くらいの幸せなシーンで泣いた。
2人の哀しい終わりが透けて見えてしまって。
後悔に次ぐ後悔で出来ている映画でこれ最後どうなっちゃうの!?と思ったけれど、良いエンド
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モルエラニの霧の中(2019年製作の映画)

3.6

坪川監督は失くなってしまうものの記憶を映画として残したい人なんだなあとつくづく思った。『ハーメルン』と同じくおじいちゃん達がチャーミングに描かれているのも魅力。
こんな素敵な映画を撮ってもらえる室蘭が
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会にて鑑賞。
「小川、絶対死ぬでしょ!」と予想するも全く死なず
「小川が死んで瓜田と千佳が結婚しそう!」という予想も裏切られ
瓜田にとって都合の良い展開にならない様が現実世界のままならな
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水を抱く女(2020年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞。
「幸せになるのって結局こういう女なのよねえ…」とか思いながら観てたけど、最終的に「あれ、誰も幸せじゃないな?これ」って思った。
裏切った男がウンディーネの神話通りの目に遭う
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて鑑賞。
ものづくりの面白さや仕事に対する情熱にわくわくした。
予告で「衝撃のラスト15分」なんていう煽り入ってるけど、イロモノじゃなくてしっかりとしたヒューマンドラマだった。
吉田
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

3.0

ナターシャみたいな人生は歩みたくないなと心底思った…
4分の3くらいはだらだらとした会話劇、後半4分の1の展開がやばい。
とりあえず女性にはおすすめしない。

巨大セット、大量キャスト動員で2年間撮影
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みんなのアムステルダム国立美術館へ(2014年製作の映画)

3.0

ほぼ前作のダイジェストだった。
とりあえず完成してよかったね…