ゆうちょさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうちょ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

トリニティ実験成功から原爆投下までのシーンでは、言葉では言い表せない感情になり危うく涙を溢しかけた。
ただ個人としては全編を通してオッペンハイマーに怒りが向いたわけではなく、彼もまた理論科学の美しさに
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変な家(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

テンポ良し、BGM良しで個人的には割と高評価。
トリック自体は原作と同じ、真相の箇所が色々変更があったかなという感じ。
ホラーテイストがかなり色濃く出ていて、ホラーに慣れていない友人は本当に辛そうだっ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

中高大とバレーボールをやってきたから、人一倍響くものがあったと思う。
映画と同時に自分自身の走馬灯を見ていた。
物語と自分の経験がうまく絡み合って、疲労が溜まり、それでも動かなきゃと肩で息をする感覚が
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公に感情移入出来なかった。
感情が行動源なのに、当時の軍人に現代社会の理屈を押し付け、幾度となく険悪なムードを作り上げていた。そんな展開が複数回、しかも突然来る為、目を瞑らざるをえなかった。自分の
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.5

感涙。
これで良いんだよを直球で投げてきた。
みんなが愛おしく、すみっコぐらしというコンテンツの強さをこれでもかと言うほど思い知らされた。

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.3

肩寄せ合って生きるか弱い生き物たちが、夢や悩みを抱えながら楽しく可愛く生きる物語。
みんなの優しさと強さの片鱗を見られて、なんだか嬉しくて涙腺が緩んだ。
BUMPのsmall world目当てで観たが
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿版オズの魔法使い。
最後、世界が沢山の色で満たされたところが印象的だった。
主人公は多分本を読んでいたんだと思う。
それを経て脳内で起こっていた事象と現実との区別をあえて付けずに描いた映画だった
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砂の女(1964年製作の映画)

4.5

小説を読んだので。
文章から得ていた情報をそのまま可視化してくれたような映像。
敢えて語らず、行動や表情のみで表現することの素晴らしさを体感した。
やはり脚本が凄まじい。
初めて白黒映画を見た気がする
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

超ミクロな世界で生活をする彼らは、そのマクロ世界を知っておらず、つまる所彼らからすればアントマン一行は神の様な存在であった
そんな神が超ミクロ世界を蹂躙する者を倒し革命を起こすという、擬似神話的な話
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

ピーターパーカーの幼さや純粋さ故の軽快さを見せている今作、もっと重苦しい雰囲気になっていてもおかしくない内容なのにずっとポップさが残っていてすごい
スパイダーマン版ポケットモンスター
この世界線のスパ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

最高にスラムダンクしてた。
演出が神がかっているのに加えて、原作に追加されたストーリーの質もとても高く、涙腺が緩みきって泣いてしまった。
実際の試合時間は40分なんだけれど、そこに辿り着くまでに各々の
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天気の子(2019年製作の映画)

4.4

暗い部屋の窓から差し込む光に魅了されるも、本当に大切だったのは、いつもその窓の向こうに見える彼女だった。
世界の命運は若者にかかっており、大人や家族はそれを支えられる存在であれ。
分かりやすくセカイ系
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

新生ブラックパンサー生誕。
只管にシュリちゃんが不憫な展開が続くけど、しっかりと自立できそうで良かった。
ワカンダ、海底都市が壮大で、世界観が最高だった。
ただ、色々迫力に欠けるかなぁとは思った。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

予告や冒頭12分を一切見ずに来たので、かなり衝撃的な部分が大きかった。
ずっと楽しかったし、胸が躍った。
恐怖や緊張、あとは怒り等の感情も揺さぶられ、本当に素晴らしい体験だった。
それと、終盤涙が溢れ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.6

雨の中、靴を作っていく物語。
2人が入れば丁度良いくらいの日本庭園が、東京そのものよりも広く感じられたのは、彼らの時間がその日本庭園を中心にして動いていたから。
美麗な背景に描かれる2人のもどかしさは
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何者(2016年製作の映画)

4.0

中学の時に原作を読んだ。
その時どんな感想を抱いたかは忘れてしまったけれど、ただこういう大人にはなりたくないと思った。
そして現在、早期化した就活の真っ只中にいるので折角ならと映画で見直した。
ドロド
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.3

堤真一の感情変化を静かに、強く表現している
だからこそラストシーンには心を奪われる
邦画の良さが如実に表れていると思う

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

Adoめっちゃ歌上手い
赤髪海賊団くそカッコいい

ワンピース知らないと楽しめないとは思った

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ泣いた
事前に前作を見ておいて本当に良かった

若者とベテランの力を合わせて数々の奇跡を引き起こす
マーベリックらしさ全開
前作の要素込み込みで感情全方向にフルドライブ

興奮がおさまらず
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

トムクルーズがバチくそにカッコいい
特に横顔
かっこいいに全振りした映画と言っても過言ではない

劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

3.8

絵本のようなお話
ひたすら綺麗な描写が続く
短編作品とみなせば非常に優れた作品に思う

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ワンダどうしたん!?!?
というのが率直な感想
ただマルチバースを飛び越えられるキャラクターが出てきてくれたのはでかい
これからの展開に期待したい

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

全てが最高峰、頂点。
序盤から終盤にかけてずっと面白く、ハラハラを留めることが出来なかった。
宇宙と人間の対比を繰り返しながら、進む物語から目を離せず、ときには涙してしまいました。
これ以上ないほどの
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.6

きっかけがあったので見ました。
世界観、扱う題材は流石永井豪氏、とても良い。
しかし、映像化かつ2時間という時間に収める事で屈指の駄作へと変わってしまった。
淡々と事象を描写し、刺激的な映像を多用する
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モービウス(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とても面白かった!
科学者としてのあまりに純粋過ぎた欲望が取り返しのつかない災害を作り出し、挙句の果てに医者としての地位、親友、恋人、育ててくれた人を失ってしまう。
その心情を思うと心苦しくなった。
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.6

少年漫画好きな人ほんとにぶっ刺さる
思わず泣いた
大好きな映画
ありがとうマーベル

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.7

世界観が相変わらず最高
そしてメイドインアビスらしさが最低に出てる(褒め言葉)
作者は狂ってる
アニメ2期とゲーム待ってます

ミュージアム(2016年製作の映画)

4.8

二度と見たくない映画
ひたすらにきつかった…けど好きだった
テンポが良い上に演技が迫真で目を離せなかった(目を逸らしはしたが…)
常に最悪な状況になるのが本当に心臓に悪い、展開毎に声が漏れる
個人的に
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planetarian 星の人(2016年製作の映画)

4.7

星空の下に紡がれる長いようで短い1つの物語
過去と未来そして今、人とその友人ロボット、なんて壮大なんだ
人然りロボット然り善悪があって誰が正しいとかそんなの何も分からないけど、その間の絆が何よりも大切
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.4

デップー節炸裂
他のアメコミじゃ絶対できない展開だらけでどうしても笑ってしまう
久々に胸が高鳴った
アメコミはいいね
座ったついでにシャロンストーン

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.6

主要な登場人物がみんな少し半端な人達
そして巻き込まれるのは所謂普通の人達
彼らの違いは何なのだろう
この映画を見てからは大きな違いは無いんだろうなと思った
結局、人はみんな不器用でその少しの差で大き
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.3

悪くてかっこいい男達の最高にクールでド派手な遊び
色気に翻弄されましたね、堪りません
イエンが可愛らしかった
有名なBGMも多くて、所々興奮してた

CUBE(1997年製作の映画)

4.3

ハラハラドキドキワクワクの三拍子が揃ったお手本みたいな密室劇
全員個性あって素敵だったなぁ
サクサクと展開が進むので飽きが来ず体感的にもすぐ終わった
満足!

葛城事件(2016年製作の映画)

4.2

誰にでもその人なりの正義や理想があってそれを追い求めるという点においては人は皆同じようなものだ
しかし、それ自体の差異やどのような過程を生きていくかによって道は大きく逸れてしまう
葛城家ベースで話が進
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

扱っている題材の割には淡々と物語が進んでいくが、そこに良さがあった
沢田研二と菅原文太の渋さだったり味だったり当時でしか出せない雰囲気を存分に出していて凄く魅力的だった
ラストシーンの原爆片手に悠然と
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