ニュー餅太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ニュー餅太郎

ニュー餅太郎

映画(1009)
ドラマ(5)
アニメ(0)

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.8

常に不穏な空気が漂い、救いが1つもない映画だ…

富や名声だけでは人は満足できず自己承認欲求が、そして幸か不幸かマークには唯一自分を認めてくれる兄がいたことが招いた悲劇かなと思った

スティーブカレル
>>続きを読む

きみへの距離、1万キロ(2017年製作の映画)

3.9

現代のテクノロジーとちょっとした運命の悪戯が引き起こした最新鋭の愛の物語!

ラスト君の名は感

ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

頑固で扱いづらくて一人が好きとか言ってても本当は後悔しまくってて寂しくて死ぬのが怖いおっさんの終活の話

人にはそれぞれの人生がありその中で見てきたものこそがリアルだ

デヴィッドリンチ最高、声が高い

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.8

これは凄すぎる!自分の貧相なボキャブラリーでは言い表せないぜ

イニャリトゥの次作がレヴェナントというところまで含めウィットに富みまくっている…

結局大衆が求めているものは大袈裟な映像表現であり、批
>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.1

宇宙は静かで、孤独だが宇宙からみる地球は美しい。

映像が素晴らしい。サンドラブロックに終始イライラする

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.7

不当な解雇に対してAngry Youngなサンドラが立ち向かう話。

お金は大事だ、でもそれ以上のものを見つけられたのかも、Xanaxも断てそうだしサンドラにGloria(栄光)あれ

マリオンコティ
>>続きを読む

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

4.5

若さは無敵だ…生にすがりつき汚れて醜くなってしまう前に、若気の至りになってしまう前に散る様は美しい

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

恋は盲目で、盲目の恋の結末はベルセバの曲のようにToo Much Loveだった

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.5

半世紀の時を超えドブの中にいた二人のSpace Oddityたちが自分の星を見つけるためにSpace Odysseyに繰り出す話。

David Bowieを聴きながら一人タバコをくゆらせるミシェルウ
>>続きを読む

大いなる幻影(1937年製作の映画)

4.1

国籍を超えた友情、恋。それらは幻影などではない、人間の本質という側面から反戦を描いた超絶傑作

ボアルデュー大尉の立ち振る舞いがめちゃくちゃかっこいい、次の世代を信じ全てを託した上での最後だと思う

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.6

行動を起こすことも抗議することもやめてしまった時点で死んだも同然

心臓の鼓動が続く限り戦い続けた人たちの話

コンドーム大事!

ラブレス(2017年製作の映画)

3.9

ズビャギンツェフの映画やから鬱になるのはわかってたし構えてたけど鬱死

夫婦の離別においても国家間の戦争においても常に最大の被害者は彼らの子供であり民間人である、そしてその時の哀しみも後悔もすぐに忘れ
>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

3.0

しゃくしゃく余裕で暮らしたい
運命は必然じゃなく偶然でできてる!

サクセスストーリーなのにそれまでのイライラに対しての爽快感が少ない

馬を放つ(2017年製作の映画)

3.6

馬大好き不器用おじさん。天から与えられ人間の翼となっていた馬はいつしか、人間の私欲のための道具になっていた。
発展は悪いことではないけどそのために伝統や自然を破壊するのはどうなん、馬いけー!なんのため
>>続きを読む

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.8

No Music No Life No Skillなマダムが全力で間違え続けて最終的に夢を叶えた話。クラシックなThe Shaggs。彼女を取り巻く二人の俳優が最高すぎる

パンがなければポテトサラダ
>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.2

壮大にして月並みなストーリー。船内が真っ白なところとタイトルは2001年宇宙の旅からきてるのかな?Starmanが流れる瞬間はテンション上がる、Life on Mars?も使ってほしかった

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

量子学と一般相対性理論の融合が未だ解明されていないように世の中には理論だけでは説明できないこともあるのだ、博士と彼女の物語のように。
エディレッドメイン主演作品、助演女優に感情移入しがち

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.2

楽しかったことだけが良い思い出じゃない。良く出来過ぎ作品

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

4.3

ハリウッドに最も嫌われた男はハリウッドで最も情に熱い友達思いの男だった。

さすが脚本家、言葉にも手紙にも人一倍棘があって粋で、ウィットに富んでいる

仕事とプライベートの両立は難しい、灯台下暗し
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

自分の信念を曲げない不屈の男はとにかく早く仕事を終わらせて眠りたかったのである。国籍も目的も外聞も関係なく自分のクライアントと仕事に対して全力。冷戦と交渉の緊張感。スピルバーグ×トムハンクスの映画外れ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.7

自分の信念を曲げなかった男が周りを動かした。合理的な人間は敵対視されるし、負けず嫌いな男はかっこいい

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

男女間の友情は存在しないと言われるように新聞社と政治家の友情とも存在しないのか?新聞への愛と勇気だけが友達のオーナーと、ペンタゴンペーパーズを巡る話

マザー!(2017年製作の映画)

4.5

地球規模から宗教(ある特定の)、一家庭の問題まで、現代社会に一石どころでなく100石投じているような映画。
ひたすら不快で不愉快で不気味でジェニファーローレンスのおっぱいだけが唯一の救い。

欲望の翼(1990年製作の映画)

4.0

最高!!悪い男は良いよな!!自由に飛びたいよな!!

とうもろこしの島(2014年製作の映画)

4.0

コーカサスの紛争と大自然の中で一人の少女が一人の女性へと成長していく。多くは語らず、彼らの目と表情が全てを物語る。

2年前に見損ねた物をついに見れた、コーカサスの紛争は、当人たちですら顔だけでは敵か
>>続きを読む

ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.7

弱肉強食のスラムの世界。仲間を売り密売に手を染めるのも全ては生き残るため。この映画にはドラマもなければヒーローもいない。ただリアルが描かれている。

アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

3.0

美しすぎる洋モノAV。エリカリンダーが尊い無理しんどい。サントラ良すぎ

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.4

真面目で、親切で、人の触れて欲しくないところまで一歩踏み込み過ぎてしまう少し不器用なジェニーがたった一度呼び鈴を無視したことで、救えたはずの命を救えなかった。彼女はその娘の名前を知るために躍起になる、>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.4

やはりウディアレンの映画は最高だ、グッドミュージックに少し笑えて、少し皮肉で、少し切ないストーリー。自分の選択が正しかったのか間違っていたのかはわからない。答えがないことが答えだから

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

2.9

Theハリウッドな映画。ネイティブを騙して殺したのはフランス人?マイノリティの女性を主人公のヒーローが助ける?お前らほんまクソやわ。映画の感想、復讐に燃える人間は恐い、自然と共生する人間は恐い、自然は>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.1

素晴らしい映画だ…。崩れてゆくと、どこか変だなと思っていた男たちが世界の終わりに賭ける苦悩と一発逆転の物語。結果だけ見ると痛快なはずなのに虚しさが残る。
経済のことが全くわからなくても最低限の読解力が
>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.4

眼差しだけで戦うマリーナ。印象的な鏡の使われ方。多くの人は表層的な部分しか見ていない

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.0

ハードコアVSネオナチ軍団。無人島に持っていくバンドを答えた順に…勢いで行動するのはよくないね。

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.3

久々に腑に落ちない映画を見た。
実在の人間にせよ、死後の霊にせよ、誰かわからない、何かわからないというのは怖い。