yujiさんの映画レビュー・感想・評価

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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

エルヴィスの残した文化的功績は非常に大きい。メンフィスでブラックミュージックの魂に触れて育ち、リトルリチャード達が生んだロックンロールを白人社会に広め、ロックミュージックの開花につなげた。黒人差別が激>>続きを読む

ダイアナ(2013年製作の映画)

3.5

Diana was both dreamy and idealistic. As a dreamy girl, Diana longed to marry a prince and become a >>続きを読む

ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.0

自分がこの世界感が好きなのもあるが、まるで自分が、その時代のブロンクスのイタリア人街に居るような気がする程、雰囲気、空気感、匂いまで感じさせるようなリアリティーがあり浸れる映画。脚本を書いたソニー役、>>続きを読む

シェーン(1953年製作の映画)

4.0

最近昔の映画見てるが、昔の映画はどこか哀愁があっていい、出てくる主人公もニヒルだけど優しさと強さがあってカッコいい。自分の欲を出さず、さりげなく人の為に自己を犠牲にする事をためらわない。カサブランカも>>続きを読む

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

感動した。
人間は自然や生き物達に悪いことをたくさんしてきた。しかし、この映画を見て、自然の生き物達に良いことをしようと努力してる人達がいて、実際に良いことができるのだと言うことがわかった。素晴らしく
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.8

denialistは非科学的な根拠で、真実を歪めようとするタチの悪い人々で、コイツらが世にはびこらないように、戦う人々がいなかったら、世の中はもっと悪くなっている訳で、世の中はつくづく善と悪のせめぎあ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

あまり邦画を見ないが、久しぶりにいい邦画を見た。役所さんは日本の誇れる役者さんだ。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.6

カトリーヌドヌーブに魅了された。オードリーヘップバーンにも魅了されたが、昔の女優さんに惹かれるのは、自分の感性が古いのか?それとも普遍的な美を彼女達が持っているのか?などと考えてしまった。

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.8

女性の参政権は今の世の中では当たり前になっているが、20世紀初頭では無いのが当たり前だった。人権が尊重される社会を作り上げる過程には、この映画の女性達のように自己を犠牲にしても戦って社会を良くしようと>>続きを読む

ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.5

ストーリーはともかく、アメリカの独立前の様子をイメージする事ができて良かった。イギリスとフランスがアメリカの統治を巡って戦い、その戦いに先住民族や開拓民が巻き込まれて運命を翻弄される物語。実はその開拓>>続きを読む

エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.0

痛快なストーリーだった。しかも実話。企業の利益追求によって住民が悲惨な健康被害を受けたにも関わらず、その責任を逃れようとするその姿勢に怒り、ひとり敢然とと立ち向かい、賠償を勝ち取る。このような人が居た>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

自分達に有利なように議会を動かす為にロビイストを使うアメリカ社会の様子がリアルに分かった。ロビイスト達が勝つ為に手段を選ばずにダーティーな手口を使う様子は、アメリカドラマのスーツに描かれた弁護士達と同>>続きを読む

パワー・オブ・ワン(1992年製作の映画)

3.8

アパルトヘイトは知っていたが、南アフリカの歴史に白人同士の戦いがあった事を知り勉強になった。大勢の黒人が歌うコーラスが、母なる大地、自然から沸き起こる高揚感を感じさせ魅了させられる。モーガンフリーマン>>続きを読む

バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.9

1971年事件当時はD-noticeを出したのに、何故2008年にこの映画が放映できたのか?が謎だが、英国王室のスキャンダルに対する感度が緩くなったのか?テリーはイケメンじゃないのに奥さん超きれい、英>>続きを読む

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

窓から、飛ぶ鳥や蜂、木や花が風で動くのを見て、命の輝きがフレームの中にある、と言うモードルイスの言葉が心に残った。小さな命にも輝きがあり、愛おしく思える事は素晴らしいと思う。それが彼女の絵にも、ビデオ>>続きを読む

ベスト・オブ・メン〜人間の最高〜(2012年製作の映画)

4.0

正直に言うと、この映画を見る前は障害者スポーツやパラリンピックに対する興味があまりなかったが、そんな自分を恥じた。絶望を希望に変え、失ったものに囚われず持てるものを最高に引き出し、未来を向いて生きる為>>続きを読む

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.6

サイモン先生が黒板に書いた
human dignity+compassion=peaceの公式を導入すれば、夫婦喧嘩を減らせるかも。さらに彼が言ったtoleranceがあれば完璧?でもいずれにせよ、人
>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

貧困、内戦難民と言った社会問題を提起する力がジャーナリズムやドキュメンタリーを超えている映画。ほとんどが実際にスラムで生きる人々をキャストとして起用するなどブランカとギター弾きに共通するところ多いが、>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦後、日本もドイツと同様、米露に2分割される寸前でならなかったのは本当に良かった。Alexの母は本当は夫のロバート含め4人で、国民が管理統制された国ではなく自由主義社会で暮らしたかったのだ>>続きを読む

Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.6

普通こんな状況になったら、シリアスになるだろうと言う場面がたくさんあったが、あまり気にせず、言いたいことをそのまま言うし、お馬鹿な感じの主人公が笑えたし、羨ましくもあった。

ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

4.0

監督の実体験から得た感情やイマジネーションからしか、このような映画は決して作れないと思った。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

本当に助けるべき善良な人を助ける事のできる社会を実現するには、どうしたらいいのか?そもそも自分はダニエルのように人に親切にできてないのではないか?普段考えない事を考えさせられる映画だった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

ナチスのプロパガンダによってマインドコントロールされた当時のドイツ社会を、一人の少年の部屋にヒトラーがイマジナリーフレンドとして現れると言う設定及び描き方に感心した。自己の情ある優しさに対し無情の強さ>>続きを読む

ウィル 〜夢をかなえる旅〜(2011年製作の映画)

4.0

ウィル少年の苦難の旅道中、優しい人たちに支えられて、亡き父との夢を実現する過程が、主題歌であり、Liverpool ACの応援歌 You'll never walk aloneの歌詞そのものであり、泣>>続きを読む

みかんの丘(2013年製作の映画)

4.0

民族問題や戦争をテーマにした映画は多いが、この作品は同じテーマでも、持ち味が違う。舞台は山奥の小さな小屋の中と周囲の自然。登場人物も限られている。なのに、戦争がいかに愚かな人間の行為かをリアルに印象的>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

映画マーシャルも黒人弁護士が多くの黒人を絶望的な冤罪から救うと言う実話に基づく感動的な映画だったが、同じく感動した。400年前に白人が奴隷として黒人をアメリカに連れてきて、南北戦争でリンカーンが奴隷解>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.8

気楽に見れて笑えるコメディーだが、否定や拒否ばかりしてるとBOX MAN箱男になって人生楽しめないと言う示唆にも富んでもいた。

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.5

アフリカ系アメリカ人にとって、オバマさんが大統領になり、アメリカのトップになった事がどのような意味を持ったのかを理解した。しかしその揺り戻しなのか、アメリカはトランプを大統領に選出した。白人警官がアフ>>続きを読む

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.6

宗教は本来なら苦しみから人を救う為に生まれたものなのに、政治利用や排他的感情が入ると、人を地獄の苦しみに陥れる。インド、パキスタンの独立の際に1500万人が難民として移動し、 100万人の尊い命が虐殺>>続きを読む

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.5

最高の人生の作り方と映画の邦題が似てる。ストーリーも最愛の奥さん無くした後、失った人間性を徐々に取り戻す点も共通してる。

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.5

恋愛適齢期もそうだが、年老いても出会いと環境が許せば、素敵な恋が可能と言う事。ちょっと痛々しいのは否めないが、、

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