yukachanさんの映画レビュー・感想・評価

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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.5

こういう信長の描き方もあって良いと思うが、主演男優の威力が強すぎてあまり引き込まれはしなかった。戦国時代の女性たちの苦労はいかばかりかと。。

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.0

光と闇、表と裏。1度は諦めかけた人生も、かけがえのない大切な人との出会いによって大きく変容していく。愛の力を知る。
スクの存在もいとおしい。

ビューティフル・レターズ 綴られた言葉(2011年製作の映画)

4.0

心温まる映画。言葉は人を勇気づけることもあれば、ときに傷つけることもある。自分の言葉の持ちうる重みに気付かされた。もっと言葉を大切にしよう。

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

圧倒的な、生きている、という感覚。無気力な引きこもり生活からの、嫉妬や向上心、人を好きになること、そしてあらゆる痛み。生きているってこんなにいろんな痛みと向き合うことなんだなと改めて感じる。
安藤サク
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モテキ(2011年製作の映画)

2.5

こういう主人公みたいな人をキモいってい言うのかな。彼の感情や態度が自信がない人の典型のようで共感できず。ハッピーエンドになって欲しくなかった珍しい映画。

Red(2020年製作の映画)

3.0

何不自由なく幸せな生活を送っているように見える塔子。しかし、再開した仕事と、夫以外の男といるときの自分に本当の自分を見出す。そして思いがけない悲しい現実が、それらを塔子にとって何ものにも代えがたく永遠>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

3.5

祐一の優しさが最後まで苦しかった。こんなに優しいのに、こんなに理不尽な現実に直面させられる。そして世の中にすっかり悪人に仕立てられる。
誰しもが悪い面良い面、多面性を持つ一方、そのたった一面でわたした
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.5

前提として、ファンタジー映画であるが。手が届きそうで届かないすれ違い、2年というギリギリ長すぎず待つことができる時間のズレ、これらが運命の愛を運命たらしめる程よい要素になっていたように思う。
手紙のも
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.0

正直さとは、諸刃の剣で、自分を助けてくれることもあれば苦しめることもある。ただ、この主人公は実直な人間なんだろうが肝心なところで嘘をついたり暴力に訴えたり、もどかしさとイラ立ちが募る。
一方、世間で英
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.0

真面目に正しさだけ追求しているだけではダメで、遊んで面白がって楽しむと、その時奇跡って生まれるのかな。仕事などでも同じことが言えるように思う。
そしてそのためには、上っ面の人間関係ではなく、相手にさら
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.5

永遠だと思った愛、幸せ。それらは過酷な環境において、いとも簡単に上書きされてしまう。この悲劇が今もなお地球上で起こり続けているという現実に胸が苦しくなる。
舞台となったひまわり畑はウクライナだそうだ。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

愛がなんだ、テルコはそう言って自分を正当化する。いろんな愛の形があって良いとは思うが、彼女はそれを超越してもはや狂気、執着。他人に対して厳しいが、自分のことは見えていない。
でも、誰しもが自分のことが
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

3回鑑賞。軽いタッチな割に心に響く。痩せてキレイになって自信をつけるというような話ではなく、見た目は何も変わらずただ自分のセルフイメージを変えるだけで人生180度変わるというのがすべての人への応援歌と>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.0

20年ほど前の作品、ゆえに結婚観や特に女性の年齢に対する感覚が今とは随分異なるように思う。
いくつであっても、教養があり自立した女性は魅力的である。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.5

実際には起こり得ないことではあるということはさておき、ただ同様の悲劇は起こり得るし絶対起きてはならない。
人は自分に悲劇が降り掛かったとき、その怒りや悲しみをぶつける先をどうしても求めてしまうものなの
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レオン(1994年製作の映画)

4.5

大人と少女の間にいるようなマチルダと殺しの世界に生きるレオンが、少しずつ心を通わせていきながらも、お互いその関係が長く続くのではないとどこかで分かってもいるようで切ない。
レオンへの想いを胸にマチルダ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

性自認について、リリーの生きた時代は考えられないほどにその理解が乏しかったに違いない。それでも、本当の自分になるために、ただその純粋な気持ちで危険な手術にも臨んでゆく。最期は本当の自分として生涯を終え>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

名家の息子が、カネ目当ての女の色仕掛けに引っかかって。。。こんなにも単純なのか、男は、と思わずにいられない。その他のグッチ一族も皆その名に苦しめられ破滅してしまった、そんな過去をグッチが背負っていたと>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.5

最初から最後まで、手に汗握る緊迫感がすごい。これが実話だったのだから、当時巻き込まれた被害者たちはどれほど怖い思いをされたのだろうと思う。
お客様は神様、その言葉に嘘はなく、ホテルの従業員たちは心から
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バレンタインデー(2010年製作の映画)

3.5

バレンタインデーに鑑賞。キャストは大物揃いで見応え十分。ハッピーエンドなラブコメだけど、ちょっと心に響く言葉もあり。
愛するということはその人の嫌な部分もまるごと受け入れること。

楽園(2019年製作の映画)

2.0

後味の悪い映画。ではあるが、一人の敵を見つけたときの人々の団結力、曖昧なままよりも嘘でもいいから決着つけたいという心理、人の心の弱さと恐ろしさが垣間見える。
私自身は都会で生まれ育ったが、田舎の集落は
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望み(2020年製作の映画)

3.5

想像もしなかったような現実にぶち当たったとき、その時自分は何を望むのか。起きている事実は一つだけど、立場やタイミングで考え方が変わってしまう。人間が追い込まれたときの自分勝手さみたいなものが垣間見える>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

初回は20年ほど前、以降3回鑑賞したがその時々で感じ方が異なるように思う。ただいつも思うのは、目の前のことに純粋にひたむきに向き合うこと、それこそが見たこともない景色を見せてくれる最短かつ最善の方法な>>続きを読む

食べる女(2018年製作の映画)

4.0

人の数と同じだけ、食の在り方も存在する。
タイトルからイメージするものとは少し異なり、オムニバス的にいろんな女性の人生や恋愛を食とともに描く。
自分って何が好きなんだっけ?と、ふと思う。美味しいものを
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

実際に起こったテロ事件を映画化しているがドキュメンタリーではなく3人の青年たちの人間ドラマ。
失敗してばかり、現状に満足できない、でもいつかその経験が実を結ぶこともある。今できる目の前のことに一生懸命
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.5

もっともっとすごい秘密を隠しているのかと思いきや、極めて純粋な男、ギャッツビー。一方で現実的な女デイジー。このギャップが切ない。
社交界の衣装や髪型が可愛くてステキ!

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

3.0

ドラマ版を観ずに鑑賞。それ故、登場人物の関係性がよく分からないまま進んでいってしまった。
しかし個々が抱える問題がきれいに解決されていって最後はすっきり。古き良き英国上流貴族のしきたりや服装なども楽し
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

超豪華キャストの戦争映画。
セリアズの美しさと一目見たときから見せられていくヨノイ。ロレンスとハラの心の交流。一方で目を背けたくなる日本軍の外国人捕虜に対するひどい仕打ち。心揺さぶられたり、腹立たしか
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.5

何かを手放したり吹っ切れたりすると、人生一気に良い方向にドライブがかかることって実際にあるなぁと思いながら鑑賞。
ロンドン郊外とLAの対照的な景色もまたステキ。
クリスマスから年末の、街が煌めく時期に
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

方向は違えど日本のことを本気で考える者たちの知力と知力のぶつかり合い。
テレビで見かけるような小手先のテクニックに頼ったり相手の揚げ足を取るばかりの議論など足元にも及ばない。
圧巻とはまさにこのこと。

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.5

シンデレラストーリー。美しさだけではシンデレラにはなれない、ヴィヴィアンの元々の賢さと芯の強さがあったからこそ。

SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

どん底からの復活劇!ヒット曲に合わせてテンション上がる♪

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

訳あって傷つき心を病んだ二人が徐々に距離を縮めていく。自分にとって必要な人って、本当に必要な時に現れるものなのかなと思う。お互いに足りない部分を補い合うように。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.5

男女のタイミング、なんだけど、それだけじゃなく女の防衛本能が働いたのかな。あっという間に心変わりしていたし。最後の「あなた幸せ?」っていうのは自分に問いかけているよう。
音楽に乗せられたフランス語が終
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

4.0

人の数だけ物語がある。一年の締め括りの日だから、やり残したことを必死に頑張ったり大切な人に会いに行ったり、一年の最後の力を振り絞る。そして奇跡は起こる。自分の物語をどう彩るかは自分次第。

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

観ていてずっと苦しかった。でも、最後はひとつの愛のかたち、家族のかたちを見せてもらい、苦しさの中に温かさを感じることができた。
すごい新人さん。

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