ユカリーヌさんの映画レビュー・感想・評価

ユカリーヌ

ユカリーヌ

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幻肢(2014年製作の映画)

3.6

【過去に観た映画】2014.11.17

本格ミステリの大御所 島田荘司が書き下ろした脳ミステリの映画化。

「記憶」モノということで、楽しみにしていたが、割とストレートな感じで、もっと何か仕掛けがあ
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.7

【過去に観た映画】2014.11.17

原作はドストエフスキー「分身(二重人格)」。

なんだかちょっと奇妙な世界。
要領が悪く、存在感の無い、しいたげられた男の前に自分とそっくりな男が表れる。
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.0

【過去に観た映画】2014.11.17

南フランスの美しい景色で
繰り広げられる人間ドラマ。
料理を通して、
人が変わっていくお話。

名門フレンチレストランと庶民派インド料理対決。
敵対している文
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

事故で亡くなった夫は、
誰だったのか。

別の男になりすました男の
正体を探るというミステリーとしての大きな柱に様々な人間模様がからみあうヒューマンドラマ。

どの人も丁寧に描いていて、
芸達者な役者
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.5

脚本が城定秀夫なので、観る。

左頬に痣がある女性。
本になったことで、映画化の話がくる。
その映画監督とのラブストーリー。

顔の痣のせいで、恋愛に消極的
になっているアイコ。
だけど、監督と関わる
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

ミステリーではあるが、
強い女性の生きざまという
ヒューマンドラマの要素が
大きい。

事件が起き、容疑者として
“湿地の少女”と言われる女性が
勾留され、弁護を申し出た男とのやりとりで、彼女の生きざ
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.8

西島秀俊目当てで観たけど、
豪華俳優陣の演技合戦。

事情を抱え、居場所を無くした
男たちの物語。

悪い男達は、卑劣で非情だが、
韓国映画ほどは振り切れてなく、どこか甘さが残るゆえ、
切ない。

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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.9

フランスで、初めてレストランを作った男の話だが、
レストラン奮闘記モノというより、食を題材にし、フランス革命前夜を描いた時代モノという感じ。

もちろん、1789年の食材や
美味しい料理は沢山登場する
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.6

祖母を亡くした8歳の少女が、
森の中で、8歳の時の母に会う。

こんな設定だと、タイムスリップものかと気になって観るが、
児童文学的な世界観だった。

静かなファンタジーで、
少女が悲しみを少女の頃の
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

4.8

1960年代の男と女。
どちらも互いを求めずに
いられないし、欲望のままに
求めあうことに、ためらいはない。

原作を読んでいたので、
どこを切り取り、どの視点で描くのか、気になっていたが、
あまり説
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

山間に住む羊飼いの夫婦。
ある日、羊の出産で異形のものが産まれる。

夫婦は、亡くした娘の名をつけ、“幸せ”な暮らしを送る。

アイスランドのフラガという農場での撮影とのことで、
溶岩が剥き出しの痩せ
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

噂通り、3時間という長さを
感じさせないどころか、
もっと観ていたくなる位の
おもしろさだった。

派手なアクションだけでなく、
二人の男の飛び抜けたヒーロー性が魅力的すぎる。

濃ゆい顔のガチムチ
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耳をすませば(2020年製作の映画)

3.5

松坂桃李 観たさに。
久しぶりに好青年の役。

中学生時代の子役が、
皆そっくりで、びっくり。

過去パートがわりとよく出てきて、現代パートとクロスしたり、時には同じに存在したりするのもあり、違和感が
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

水墨画に魅了されていく若者の
青春物語。

白い紙に黒い墨で、描いていく。
濃淡だけではなく、様々なテクニックで、そこには画が生まれる。

青春映画であり、芸術映画でもあり、正統派な映画。
水墨画を美
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嘘喰い(2022年製作の映画)

3.2

原作漫画は未読だけど、
横浜流星のキメ顔、観たさに。

闇のギャンブル組織の話なんだけど、全く、ハラハラもドキドキもしない。

ただ、横浜流星を愛でるだけの
映画かな。

役者さんはいいし、キャラも
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2019.8.24

1990年代のアメリカの若者たち。
父を亡くし傷心のダニエルが、夏の間を海辺の美しい町で過ごす。

クールな男との出会い、初めての恋など甘ずっぱい
青春ド
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エリカ38(2018年製作の映画)

3.5

【過去に観た映画】2019.8.24

浅田美代子のイメージチェンジをはかり、主演作品を作りたいという想いで発案した樹木希林の最初で最後の企画作品。

実際の投資詐欺事件をモチーフにして、60歳を過ぎ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

【過去に観た映画】2017.9.16

戦場のドラマでありながら、「戦う」よりも
「撤退」することを描いた映画。
    
空、陸、海と3つのドラマが違う時間軸で表現されている構成も変わっている。
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夏、19歳の肖像(2017年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2018.8.25

ミステリーなので、ネタバレは
しないけど、とても良かった。
涙が出た。

そして、映画の後に原作者の
島田荘司が登壇!

昔、島田荘司作品は夢中で読んでいたので
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2018.8.24

スジには触れないが、
勉強になる脚本、構成力。

笑って、泣けた。

自主映画に関わってる人には、
より響き、映画愛が増すだろうな。

私が初めて自主映画を作っ
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モディリアーニ 真実の愛(2004年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2005.12.23

悲運の天才画家アメディオ・モディリアーニと、
その妻ジャンヌとの知られざる愛の物語。

画家の苦悩というよりはジャンヌとの愛に重点をおいたラブストーリーになっ
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題名のない子守唄(2006年製作の映画)

3.8

【過去に観た映画】2007.12.17

キャッチコピーは
『女は哀しみを食べて生きている』

重い映画である。
日曜の朝に観る映画ではない。

案の定、初日の初回なのに単館映画館内はガラガラ。

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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.9

【過去に観た映画】2007.12.8

精神科病院の女性ばかりの閉鎖病棟という特殊な空間でのお話。

日本では、精神病ものってタブーな風潮があるのに、これだけ大胆に撮った映画も
珍しいのではないだろう
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破戒(2022年製作の映画)

4.0

部落問題を扱いながらも、
マイルドに、現代の人にも
伝わるように描いていた。

“穢多”であることを
隠し続けて、教職につき真摯に
教育の大切さをとく丑松の
葛藤や苦悩が、間宮祥太朗の
抑えた演技で、
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

身寄りのない孤独死を無縁墓地に埋葬する「おみおくり係」の
牧本を阿部サダヲが演じる。

“仕事”の枠を越えて死者に
寄り添う牧本だが、
彼に寄り添う人はいない。

最後の仕事となる蕪木の
人生をたどり
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.9

矢野顕子の歌「LOVE LIFE」に
触発された深田晃司監督が
独自の視点で、愛と人生を紡ぐ。

「淵に立つ」があまりにも
衝撃的な作品だった深田監督は、ここに来てまた奇才ぶりを発揮。

義父のお祝い
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

食指が動かず観てなかったけど、好評価なので、勉強の為にと誘われて観たが、何でもありで、肝心なものがなかったというのが、正直な感想。

同監督の「ゲットアウト」が
よくできた脚本で、インパクトがありすぎ
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.7

【過去に観た映画】2015.9.14

いやん、いきなり多部未華子エロいやんっ。

20代女子のラブストーリーだけど原作はジョージ朝倉の漫画だし、監督は「色即じぇねれいしょん」の田口トモロヲ監督だもの
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.6

【過去に観た映画】2021.9.15

山田裕貴観たさに「あの頃、君を追いかけた」リメイク版(2018)を観たので、オリジナルも観ないとと。

キデンズ・コーの自伝的小説の
実写化。

ブームの台湾映
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.7

【過去に観た映画】2021.9.14

山田裕貴観たさに観る。

キデンズ・コーの自伝的小説の
実写化で、台湾で大ヒットした
映画(2013)のリメイク版(2018)。

爽やかな青春映画ではあるが、
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.3

【過去に観た映画】2016.9.5

ウディ・アレン監督ものは、好きだけど、私の中ではアタリハズレが大きい。
    
これは、人生の滑稽さと不条理さをおもしろく描いていて、あっと驚かせるラストを
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

4.5

【過去に観た映画】2016.9.8

余命いくばくもない富豪のカリスマ建築家は、遺伝子操作で創った若い肉体に
自分の脳を転送しないかと、
天才科学者に持ちかけられる。
そして、見事に若い身体を手にいれ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.9

復讐に取りつかれた元警官で、
ヤクザ組織に潜入する捜査官を
岡田准一が演じ、相棒が、
“制御不能のサイコボーイ”と
呼ばれる組員を坂口健太郎。

こんな坂口健太郎は、
初めてかも!というほどの
キャラ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.9

ミステリーとしては、
ちょっと物足りないが、
人間ドラマとしては良かったし、湯川先生、草薙刑事の
コントラスも良かった。

冒頭ののど自慢シーンから、
その少女と関わる人々との
関係性が短いシーンだが
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百花(2022年製作の映画)

3.2

あざといかなと思っていたら、
文学的な感じだった。

ワンシーン、ワンカットという
長回しの撮影にこだわったことを全面に出していたので、
臨場感あふれるが、
認知症の視点なのか、
過去の思い出か妄想か
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

振り切れ過ぎていて、
癖の強いキャラ達が勢揃いで、
とっても面白かった。

架空の東京が、
「ブレードランナー」の世界の
ようで、独特の世界観を
醸し出しつつ、伏線もきっちり回収。
日本独自の人情世界
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