ゆーーーうーさんの映画レビュー・感想・評価

ゆーーーうー

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

語られていないけど匂わせたり、謎が残ったまま終わるからこそエヴァンゲリオンなんだな、終わりがない、これからまだ可能性が残ってる作品であると思いました。
戦いのシーンがウルトラマンを意識しているように感
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アジアの天使(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

価値観や固定観念というものに囚われてはならないと伝えている映画であった。人は誰しもが決まった事に従っており、決まった事じゃないと嫌悪感を隠しきれずに認めたがらない。しかしそれを払拭したい映画だったのか>>続きを読む

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャン=リュック・ゴダール監督の長編映画デビュー作品であり、当時としては珍しいジャンプカットという映画の撮り方をしており、今見ても不思議な撮り方でした。
そして何より、ジャン=ポール・ベルモンドがカッ
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

エンディングだけ見たらハッピーエンドなのかと、思っていたがやはりバッドエンドでした。物語の最初で大人になったヒロキが1人で思い出の地にいるシーンから、サユリが目覚めた後一緒に居ないことが伺えました。確>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

風景がリアルすぎるが故にアニメのキャラが浮きだっているように見えてしまうくらい、描写が綺麗でした。
そして歌が非常に良かった。IMAXで映像と音楽を観て正解でした。
しかし内容は色々とおかしく大人達は
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

映画史に残る普及の名作であるニューシネマパラダイス。トトとアルフレードの少年とおじさんの友情の物語であった。
二人の関係は父親の居ないトトの父親役のアルフレードではなく親友と言う言い方が1番似合ってる
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジョバンナを演じたソフィアローレンの強く、エネルギッシュな女性、そしてたまに出てしまう弱さが見る者を虜にしていました。

この映画は戦争によって引き裂かれた2人のイタリア人の物語であり、所々に本当の戦
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日常に紛れ込んだ異物が家族を崩壊させていく様子を描いた作品であった。
浅野忠信の得体の知れなさは見ていて恐怖を感じました。
そしてどんどん様子がおかしくなり、疲弊していく妻を演じた筒井真理子さんも見て
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

4.0

安藤さくらの怒りや理不尽を声を出さずに演じており、素晴らしいと思った。
そして井浦新の語らない熱、心の叫びが伝わってきて、非常に苦しい思いになつった。

在日朝鮮人の家族のどうにもならないもどかしさ、
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

商品の価値を伝えるのではなく、商品の必要性を伝え、今買わないと損と恐怖心を煽ることで株を買わせる技術は凄いと思いました。そしてこの話が実話に基づかれていることに1番驚きました。
ディカプリオがルードの
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終着駅(1953年製作の映画)

3.5

恋は盲目が1番似合っている映画でした。
モゴメリー・クリフトは荷物を忘れたり、電車に轢かれそうになったり、停車中の車両に勝手に乗ったりと周りが全く見えなくなっていました。動いてる電車から降りるシーンは
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この作品を見る上で「卒業」を見ていないと面白さを理解できないと感じました。
サマーが「卒業」を見て泣くシーンでは彼女が偽りだと思ってた愛はあると気づき、トムを振ることになりました。
トムの日にち毎の変
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共喰い(2013年製作の映画)

4.0

菅田将暉の目の演技が凄かった。不安、恐怖、暴力的、緊張が目の演技で伝わりました。
そして光石研の最低オヤジっぷりとうなぎの食べ方のえぐさがありました。
女性の強さが見られる作品であった。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前作の続編として約20年振りにキャスト、スタッフが再集合し、20年後の群像劇を繰り広げていた。
20年経っても成長しない男達と弁護士になっているダイアンの対比が描かれていた。
主人公を演じたユアン・マ
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オダギリジョーのダメ男なのに人を惹きつける魅力が醸し出されていた。

中野太賀の歌の上手さに驚いた。彼の優しい声が歌の雰囲気と合っていてとても良かった。

ダメ男2人の間に揺れる女という痛々しい設定に
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

汚い青春映画を見ているようであった。
程よいテンポ感で非常に見やすかった。
主人公のマークレントンを演じたユアン・マクレガーは役のために10Kg痩せたり、毎日二日酔いで撮影に参加するなど、薬物中毒者に
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許されざる者(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

渡辺謙の殺しと酒を辞めた時の迫力、眼力、佇まいが、まるっきり別物でした。
江本明の自分を嘲笑する笑い方は天才的でした。
小池栄子の役が非常にハマっており、女郎で気の強い女そのものでした。