えいがドゥロヴァウさんの映画レビュー・感想・評価

えいがドゥロヴァウ

えいがドゥロヴァウ

ドゥロヴァウはフランス語っぽく発音します
1986年生まれ♂雑食
作家性の強い(≒変態)映画大好き!
何か琴線に触れることを書いていたら
是非ともフォローしてくださいませ

星取りは非常に直感的なので参考まで…
☆4以上: 名作傑作
☆3.5以上: オススメ
☆3.0〜3.4: 可もなく不可もなく
それ未満: 好みでない

映画(949)
ドラマ(0)

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

低予算でアイデア勝負な映画の魅力を思い出させてくれた
高校生の頃はそんなのばっかり観ていた

この映画は映画やその現場に対する愛に溢れていて創造的
みんな必死だから笑えて仕方がない
最初の30分はナニ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

2016年は『神様メール』
2017年は『スイス・アーミー・マン』(filmarksにレビューを投稿していないという致命的な落ち度)
そして2018年は本作
突飛なシチュエーションを用いる人間ドラマと
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

若さとは無知であって
無知だからこそできる無謀がある
「大人になること」の定義は色々あるだろうけど
憧れや幻想が打ち砕かれることを経て
本当の(若しくはよりそれに近い)理解を得るということが
そんなな
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マザー!(2017年製作の映画)

3.9

ダーレン・アロノフスキーの新作ということで待ち望んでいたところ
日本公開中止を経てのソフト化

旧約聖書の天地創造がもとになっていて
多分にキャラクターや出来事がメタファーとして提示されるのですが
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソンが好きでI Love Dogsな自分なので贔屓バリバリにはなりますが

監督の日本に対する愛とリスペクトは些か誇張された形で表象し
またそれが監督の独自的な世界観を創り出しています
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

2.9

ゴジラの中でもカルト的な要素が強いと聞いて
前々から気になってはいました

キャッチーな歌に乗せて公害の問題提起を明確に打ち出し
そこからはメインに据えられた子供の感性や直感を狂言回しにしながら展開し
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

衝!撃!的!!
ハリウッド映画に対して普段は偏見バリバリでへそ曲がりな自分だけれど
うるせぇ満点評価だ
持ってけこの野郎!

映画を観ながらこんなにも感情を振り回されたことがあっただろうか!
MCUの
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

原作は未読です

日本とアメリカのオタクの気質の違いを改めて感じましたね
日本のオタクは作品そのものの世界に没入するんですが
アメリカのオタクは作品自体も勿論だけれど
その制作者に対しても強い関心や偏
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.0

『エクス・マキナ』のアレックス・ガーランド監督2作品目で
ナタリー・ポートマン主演
この映像世界は是非映画館で観たかったですね

本作を観たときに真っ先に想起されたのは
アレックス・ガーランドが脚本を
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

ゲイリー・オールドマンは先日亡くなられた大杉漣のような存在で
名脇役として名を馳せてきました
その数少ない主演作『裏切りのサーカス』を前日観直しての鑑賞と相成りました

役者は衣装を着ると役に入り込む
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

Men always feel like they have to fix things for women, whether they're not doing anything.
But some
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.3

ギレルモ・デル・トロがジャンル映画で切実な愛を語ると
ジャン=ピエール・ジュネmeets初期のティム・バートン的ステキな大人のファンタジーに仕上がりました

身体障害者、セクシャルマイノリティー、スパ
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.6

テリー・ギリアム好きのくせに未鑑賞だった作品
やっと鑑賞

ドラッグ×ラスベガス
ラスベガス自体の浮世離れした空間性と
ドラッグを何重にもキメこんでラリラリになったジョニー・デップやベニチオ・デル・ト
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.1

公開初日、本年1作目の映画鑑賞はこの作品に決めておりました

1作目の黒人版ビル・ゲイツ的なサミュエルLジャクソン然り
本作のジュリアン・ムーア
及び米国大統領
キングスマンの敵役には
理想を追求しす
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

レビューを書くのが遅くなってしまいましたが
2017年最後に鑑賞した映画は本作でした
というか、この作品を最後にしたら最高やなと思って
他の作品を観るのを止めました

ほっこり人情
カウリスマキの新作
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.8

アンドロイドが人間に対する憧れを持っている、という前提が覆される時代は
一体いつになったら到来するのか?

本作のレプリカントは前作におけるレプリカントの最大の制約だったソニータイマー的(?笑)寿命か
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.2

予測範囲内でしかありませんでした

原作を読んだうえで言えるのは
この映画はSNS時代のど真ん中に生きている人間が作った作品では確実にないということ
個人の"透明化"ープライバシーの解放というのを
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

とても丁寧に、分かりやすく作られたホラーサスペンス
冒頭の黒人が謎の覆面野郎に誘拐される長回し
主人公とその白人彼女が彼女の実家に向かう道中で鹿を跳ね殺す場面
そしてその実家に仕える黒人の使用人たちの
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.1

オープニングに映し出されるニュージーランドの国旗が眩しい…
ピーター・ジャクソンの指輪物語以前は初鑑賞でしたが
とにかく楽しい!
ゾンビ役が楽しそうだなと感じたのは『バタリアン』以来です
裏を返せば、
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

エドガー・ライト監督としては珍しくコメディーが鳴りを潜めたクールな作風
強盗の運転手として天才的なドライビングテクニックを有する主人公ベイビー
幼少期に交通事故で両親を亡くし、事故の後遺症によって耳鳴
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

スパイダーマンの他にない魅力は
ティーンエイジャーヒーローのある種モラトリアム的な苦悩と葛藤であります
今回のトム・ホランド版スパイディーは15歳
スクールカーストの頂点、まさに高嶺の花に想いを寄せる
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プッシャー3(2005年製作の映画)

3.8

ニコラス・ウィンディング・レフン監督『プッシャー』シリーズ
夏の3部作イッキ観フェア

本作の主人公はミロ
シリーズとしては意外すぎる、およそ似つかわしくない場所から物語がスタートします
前2作では麻
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プッシャー2(2004年製作の映画)

3.8

ニコラス・ウィンディング・レフン監督『プッシャー』シリーズ
夏の3部作イッキ観フェア

前作のビデオカメラのチープな映像を排し
カメラワークもだいぶ落ち着いています

『プッシャー』3部作は全て異なる
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.4

ニコラス・ウィンディング・レフン監督『プッシャー』シリーズ
夏の3部作イッキ観フェア

レフン監督そして名優マッツ・ミケルセンの処女作
レフン監督は当時26歳
マッツは31歳

ラストのシークエンスと
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

フォーク調の朗らかな音楽がダグラス・トランブルの『サイレント・ランニング』を想起させる
70年代ですねー
国は違えど時代感があります
そしてスコットランドらしいバグパイプの音色
緊張感のあるシーンでそ
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ディストピア パンドラの少女(2016年製作の映画)

3.6

走るゾンビ全力疾走
本作のゾンビは真菌が人間の脳に侵食して凶暴化するという設定
人間も動物も食べるよ
犬も猫も鳥も
動くものは何でも追うよ
本作と同じくイギリス産で元祖?走るゾンビでお馴染みのダニー・
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ライフ(2017年製作の映画)

4.0

無重力での船内活動を見ているだけで心が踊ってしまうのは『ゼロ・グラビティ』の功罪でしょうか
冒頭、宇宙ステーション内でディテールの込んだ計器類をいじくりながら
クルーらがスイスイと移動する
そしてその
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.9

父と息子でもなく
母と娘でもなく
母と息子でもない
父と娘だからこその"距離感"を
存分に堪能する映画
監督のマーレン・アーデは本作の娘と同年代の女性ですが
ニュートラルな視点で2人の関係を描いている
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息もできない(2008年製作の映画)

4.1

とりあえずシバラマ
韓国語で「クソ野郎」
主人公の口癖
シバラマ
本作を観れば誰でも嫌でも覚えるであろう
シバラマ

公開当時にシネマライズだったかで鑑賞して
DVD化された際にすかさず予約注文

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インポート、エクスポート(2007年製作の映画)

3.7

兼ねてより気になっていたウルリヒ・ザイドル監督
『インポート、エクスポート』という暗喩的なタイトルが様々な想像を掻き立てますが
「入れて、出して。」というメインコピーとR指定を鵜呑みにしてしまうと
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ハックル(2002年製作の映画)

3.7

最近は前々から観てみたかった作品が観られていて嬉しい
ありがとう、TSUTAYAさん

ハンガリーは『タクシデルミア』のパールフィ・ジョルジ監督作品
『タクシデルミア』も特殊な作品ですが
こちらも何と
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.1

おばあちゃんの家の匂いを嗅いだような
「あぁ、これこれ」という感じ
特に本作は『別離』と香りが非常に似ていました

アスガー・ファルハディ監督が描く人間模様は、いつもグレー
誰のことも善人とも悪人とも
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SEX発電(1975年製作の映画)

3.4

人間の性(せい)と性(さが)について

監督・脚本がヴィスコンティの『山猫』や『若者のすべて』の脚本家に名を連ねるパスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
イメージのギャップがすごいですが
この人は監督と
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フレッシュ・デリ(2003年製作の映画)

3.6

「いやいや、もっと早く味見してろよ!!」
この一言に尽きます

デコッパチで汗っかきのマッツ・ミケルセン
なかなか見られない姿
ハゲって本当に、人の印象を変えるものですね…

自身の店を開くことにした
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

殴りかかるようなシーンでいきなりラリアットって
もうむっちゃプロレスラー感丸出しの主演ロディ・パイパー
「サングラスかけろ!」「かけない!」のファイトシーンがグダグダでさすがに長すぎて
それでボコボコ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.7

特別な能力を持ったスキャナーという存在
その喜びは皆無
あるのは苦しみ、不安、孤独、憎しみ
この陰険さ、クローネンバーグ印
ハワード・ショアによる音楽が非常にマッチしていますが
彼は本作以降すべてのク
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