yknさんの映画レビュー・感想・評価

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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.9

メキシコで鑑賞!まずはスペイン語3D。

映像は本当に美しくて、波の作り込み方、魚の動き方、色の使い方、こだわりが詰め込まれているな〜と感じた。

アースラのタコの動きがそのもの過ぎて。

声優陣も英
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

メキシコで鑑賞。

キリスト教についてもう少し理解があれば、もっと楽しめたのにな。観客が一番沸いたのは、主人公の血圧の数字が出た時と、娘さんが冒頭でキリスト教について暴言吐いた時だった。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.9


スーパービアは最後まで奇才による作品で、大衆の心には刺さらない(=分かる人にしか分からない)と思うんだけど、ジョナサンが「身近なもの」を題材にした時、初めて万人の心に刺さる作品になって、それが25年
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

音楽と映像美。

ディズニーでは珍しい存在する国が舞台のパターン。冒頭のコーヒーチェリーとか南米の植物も愛らしい。

We don't talk about Brunoのアンサンブルは圧巻。一番大好き
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

音楽とかダンスとかのすばらしさはいったん置いておいて、何よりも「怒りと悲しみと憎しみは、手放さない限り、『赦し』がない限り、永遠に人を傷つけながら循環していく」んだと感じた。

アリアナ・デボースが演
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.4

シンガポール文化も中国文化も明るくないけど、シンガポーリアンだから、チャイニーズともまた少し所作だったり、話し方だったり、文化が違うんだろうなと思った。

この映画見てからシンガポール行きたい。それで
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.9

出てくる人みんな上品。ダイバーシティにかなり気遣ってるのが配役やセットから伝わってくる。

ミュージカル観るほど体力必要なく、ポップスメインだからサクッと観れる。

カミラさん美人で、演技も初とは思え
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

5.0

ワシントン・ハイツに住むヒスパニック系の人たちは、現実ではこれだけ明るく居られないくらい辛いことがたくさんあるんだと思う。

それでも、「先祖は、両親は、もっと辛い思いをしてきたから乗り越えられる」っ
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.7

中学生や高校生を演じられてしまうのが凄い。
高校生役を演じる役者さんみんな、同世代で親近感。

最後心が苦しくなった。

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.7


タイ映画だからと観たけど、贔屓目無しに心掴まれる良作でした。

・Kon mari さん、タイでも有名らしい
・物に執着しないことももちろん大切
・だけど、物に取り巻く感情とか思い出は、ただ捨てただ
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コロニア(2015年製作の映画)

4.1

実話や経験談に基づいて忠実に作られた作品。

シェーファーがチリから亡命したのが1997年って。コロニア・ディグニダがまだ実在していること、この史実が日本に全然伝わってないことがなんとも、もやもや。

娘よ(2014年製作の映画)

3.8


日本で初めて公開されたパキスタン映画らしい

10歳で銃が当たり前になっちゃう世界
女性が人間以下、代償として扱われる世界

初老が10歳の娘と結婚したがるのは、
色んなこと理解したいけど一生理解で
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.7


最後の
「スーパーヒーロー、スーパーヒーロー、チャンチャンチャン♪」
をしばらく口ずさむことになる。


インド社会を見て、「えっ、何このご時世に」って思う部分あるけど、

日本国外の人たちが日本社
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます



タイの映画館で封切り1週間後に滑り込みで鑑賞。


配役は適材適所にも関わらず、歌やダンスの良さに集中しにくい。

まず、カメラワーク。それぞれの猫の表情や動作を捉えたいのはわかるが、速すぎる。猫
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ターザン(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます



最近涙腺弱すぎて、映画序盤で涙。


10年ぶりとかに観たけど、
こんなにメッセージ性強い作品だと思ってなかった。

ランドのショー「ワンマンズドリームⅡ」も今年中に終わるから、挿入歌「Trash
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ムーラン(1998年製作の映画)

3.8


ディズニーが異文化を映像化することに邁進した作品。その努力は見て感じとれるけど、まだオリエンタリズムが名残を残す。


ムーランのセリフはかなり的を得ていて心にささるのに、それがなかなか周りを動かせ
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

3.9


ストーリー展開、コミカルさ、アニメーションの美しさ、どれを取っても今のアニメーションに劣らない技術の高さを持ってる作品。


今では使えない言葉とか、設定もあるけど、大人が作ったとは思えないくらい子
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.2


鑑賞後に色んなことを考えた。
自分の解釈がついていかないので、色んなレビューを読んで腑に落ちた部分も。


サピア=ウォーフの仮説を久しぶりに聞いて、この映画を観て、自分の見ている世界が、その全てで
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マレフィセント(2014年製作の映画)

4.1


「眠れる森の美女」とは別物としてとらえたい。


マレフィセントが極悪非道に見えて最も母性豊かというギャップを、アンジーが見事に演じてる。
というか、マレフィセントは見事なまでに「女性」を表現してる
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


DC一切見たことない視点から。

永遠の悪役の物語。
だけど、本当に悲しくて共感してしまう。

そうだとしても、
一度生み出した罪は消えない。
そこに理由は一切関係しない。
その事実がますます観る側
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.1


ヒア・ウィー・ゴーを観てから鑑賞。

個人的には次作の方が好みに合いました。


ストーリーの複雑さや内容の深みには期待できないけど、自分の人生楽しく!という教訓はぜひ学んで生かしたい。
音楽はもう
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.6


本当に最初から最後までパワフル、華やか。

人生は自分で選択するものという、メッセージがガンガン発されてる。


型にはまることを知らないキャラクター達が、生き生きとしている姿に元気をもらえる作品。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.4


ハリーポッターを読んで観て育った世代が大人らしくストーリーを追っていける作品。


そりゃハリーポッターシリーズの後半より重くないから、それ観た後だとストーリーのギャップに驚くかもしれない。

大人
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.3


サルーは本当に幸運だった1人なんだろう。多分カルカッタに居たら再会できてなかったのだと思う。

それにオーストリアの風土も良かったんだろうな。日本だったらもっと育ての親との壁がいくつも生まれるんじゃ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2


ようやく映画館に足を運びました。

めちゃめちゃいいと聞いて観たから心配だったけど、ハードル上がっても期待を裏切らない圧倒的な歌唱力とパフォーマンス。


ただ、主人公に一切共感できない点で、LA
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.3


アエロフロートの機内で鑑賞

なんかやっぱ英語で見ると7割がたしか理解できないけど、メアリーがバスで怒って男の子ぶん殴るシーンは赤毛のアンを連想させた。


家族とか「個」とはみたいなのがテーマなの
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.0


猫って一匹一匹が自分らしく振舞ってる
そんな自分を認めてくれる
人間にしか懐かない。

人間ってどうだろうか、
もっとそれぞれが自分らしくていいんじゃない?

これからトルコに行く私を
凄いわくわく
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悪人(2010年製作の映画)

4.3


「あんたが悪いせいじゃなか、
しっかりせんとあかんよ」

バスの運転手の一言。正論の一言。

悪人は悪人なのか、
善人は善人なのか。

この映画に出てくる人は、結局自分やその周りの人が愛おしい。
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ベッカムに恋して(2002年製作の映画)

4.1


インド系イギリス人の女の子の自己実現にはさまざまな壁がある。


宗教によるタブー、女性であるということで制限されること。


自分らしくあること
それがこんなにも大変なんて


全ての女性がその人
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

3.9



前作と同様のキャラクター設定

いたずらのレベルはなおタチが悪い。
あまりにも設定がぶっとびすぎて、
もはやファンタジーの域。

前作よりも人と人の繋がりの暖かさが
ラストで沁みる点で評価できる。

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