Kasumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kasumi

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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

気の利いた感想を述べるより、「見た」ことが大事かも

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.2

タイムループ系で雑な作りにするなら、せめてセリフとかもうちょい深みが欲しかったね…比喩じゃないただのファンタジーには堪えられない

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

3.3

アナ・ウィンターが、いちばんおしゃれな映画の人物はスカーレット・オハラって言ってたのでみたけど

美人で男にモテる自由奔放で我儘なスカーレットが三度の結婚(というか離婚)と南北戦争による貧困の時代を生
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.3

見てるときはあんまりだなー、松居大悟と池松壮亮だから期待しすぎたなーと思ったけど、見終わったあとになんかきた

ふたりが結構大人だから、花束みたいな恋をした のほうが分かってしまったのがなんか悔しさあ
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

スパイモノは情報量多くてわけわからなくなりがちですが全部ちゃんと時間巻き戻して種明かししてくれる優しい作品だった
美女かキレ者しか映えないから
裏の裏の裏をよめ

母へ捧げる僕たちのアリア(2021年製作の映画)

3.5

とっても夏で明るい南フランスなのに、家の中の暗さ病室の憂鬱さ表情のくもりでずっともやもやした視界
貧しさで卑屈になって音楽を恨む前に、出会えてよかったね

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

面白かった、文学への愛を語る人が出てきてよかった
ロシア語訳の人のキャラは謎だけど、彼女もまた純粋に作品を愛したファンということでいいのかしら
密室とか監獄とか設定で出されるとそれだけでわくわくします
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

ドランだいすきだけどドノヴァンみてはまらなくて寝かせてたやつ
なんでだろう、慣れちゃったのかな、音楽は相変わらずめちゃくちゃいい

マットが自分の気持ちに薄々気づいて、でも認められないからわざとマック
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整形水(2020年製作の映画)

3.0

質の悪いホラー映画(笑)とわかっていながらみた
これは比喩ですよね
美しさに取り憑かれた人間の
元が良くないと全身整形してもパーツが微妙ってこと?なにそれ?(笑)
これでただ愛されたかっただけ、はない
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.6

オープニングで掴まれた
人の人生を通しで見ちゃったな
この時代に生きた人、それが誰であれ否応なく人生の中に戦争が入り込んでくる
牛乳配達と専業主婦の夫婦で都会のこんな広い家に住め出るのに貧乏人と言って
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金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト(2017年製作の映画)

3.8

気になってしょうがない
何が彼女をそうさせたか
これは思想の問題じゃなくて生き方の問題だよ
思想はよくわからなかった。まだ20歳とか22歳とか、いやまあ歳は関係ないです
そんなことよりもこの熱意と勢い
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カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.4

輪廻転生のソウルメイト。
にしては、どうしてもローラが一時的なアヴァンチュールの相手にしか見えなくて、キャロルの愛のほうが確実に思えた、それは監督にとっての母親と恋人の違い…?

全てはキャロルの思い
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.5

ナチスに追われる若かりし頃のアブラハムの描写をみてハッとした、久しぶりにこの領域の映画を見たんだけどなんか逃げてた気がした
途中から彼は本当に経験者なんじゃないかという気がしてきた
娘たちが謎だったし
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

河瀨直美監督、色々言われてるけど、この人の映画の光の美しさと人間の表情のコンビネーションが良すぎてやはりとってもすきだなあ。雑さの対極にある

あらすじに書いてあるストーリーだけでサスペンスかと思った
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.6

善き人に、善く生きろと言われるより、何倍も説得力があったのは、ジョニー・デップだから?
善く生きるって、善行を積むことじゃないんだなー
余命がわかって自分の中に問を見つける人の話

エール!(2014年製作の映画)

3.5

綺麗事じゃない家族の話でよかった
親が親らしいこと言わないし、先生も先生らしくない選曲をするし
人間臭い人間がうようよ出てきてその中で揉まれながら捻くれずにまっすぐ育った娘、がんばれよ、という気持ちで
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.4

建築映画?建築は建築、映画は映画だなとおもった
あゝ物哀しい

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.3

最初歌は微妙だなっと思ったけど後半にかけて良いなと思ってきた
しかしストーリーは良くわからなかったなというか個人的に別に好きじゃなかっただけか
そしてこの終わり方はさ、私2時間かけて一体何を見せられた
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃすき
胸糞に終わってくれたほうが映画としては良かったけど、人間なのでこういうかっこいい終わり方のほうが一時的に嬉しい気持ちは隠せない
キャリー・マリガンがすきだから彼女がこの映画の主演でと
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

すごく長く感じた2時間15分。単純に刺さらなかったけど、多分見ごたえのあるいい映画。
プレイリストムービーとか言う単語に違和感があるだけかもしれませんが
前半と後半で主人公が変わって、それに合わせて音
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たちあがる女(2018年製作の映画)

3.6

フェミっぽいタイトルだけど、中身は地球愛。環境・大地・自然を愛する中年女の戦い。
夢だった養子を受けることと、アルミニウム工場を潰すことの2本のストーリー。でもこの2つが最後に完全に重なる。
彼女が孤
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

愛の話を真剣にしちゃって…
わたし目線で見て痛い大人たちが出てきたけど、倫理観がなくて人間らしい彼らはポーリーヌには憧れとか慣習とか諦めとかなんだろうな

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

はじめての感じ、面白かった。
東大出たらいい会社に就職して幸せにならなきゃならないのか?そりゃ幸せにはなりたいけど。
それが人殺しだろうと化粧品販売だろうと、そのたった数秒の生が輝いて見える瞬間のため
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ブラ! ブラ! ブラ! 胸いっぱいの愛を/ブラ物語(2018年製作の映画)

3.6

言葉・文字なし。音だけの映画。
全く予想していなかった雰囲気だったけど、どこか危なっかしくて不思議な世界観が興味を引く。
邦題のイメージとはかなり乖離している。
出てくる人があまり笑わないし、男性みん
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.5

魔女のビジュアルを見るのが楽しい映画だった
ストーリーはかなり単純なファンタジー

ベイブ(1995年製作の映画)

3.7

なかなかメッセージの強い、、受け取り方によってはかなり切ない、、ベイブにとってのハッピーエンドなので見ていられるけど、全豚にとっての最初の描写とかなかなかきついものがあります

犬と猫は家に入れるけど
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

衝撃の真実、というほどではなくて割と予想ができてしまったけど、なかなかスリリングでおもしろかった
狂った人間って見心地がいいですのね

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

モラハラ傾向の夫とその家族、に自分の抱える問題が合わさって異食症になるハンター。
この赤い背景にブルーのセーターの金髪美女に掴まれてずっと見たかった映画。
期待通りおもしろかった。
いろんなものを飲み
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

原作読んで内容把握した上で見たのに、すごい辛かったな〜終始周囲の言葉や態度が鋭い刃物で、結婚して出産したら私の人生は消えるんだなって気付かされる
私の今までの積み上げの人生を消すために何を頑張って生き
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.4

恋愛至上主義に物申す感じかと思ったけど中途半端なコメディ?
ひとりで過ごすべきだ、とか言っちゃうとそれは違ってくると思うの

総理の夫(2021年製作の映画)

3.7

キャストがとてもハマり役で楽しかった
中谷美紀がめちゃくちゃ美しくてかっこよくてすごかったな

ストーリー自体は大して斬新でも趣深いものでもないと思うけど、設定自体に大きな意味があると思ったし、個人的
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

この土地には運などなく、意志の力のみ
餌食になる鹿は不運なのではなく、弱いのだ
裸足で10kmも逃げた少女が強い子だと強調されていて印象的だった。
でも生まれる性別は選べないからね、強い女でも

ネイ
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私はヴァレンティナ(2020年製作の映画)

3.2

思っていたより明るくて前向きな映画でした…。
娘をありのままに見つめて愛する優しくて美しい母親と、その恋人。友人、学校の先生。名前を持った役で出てくるほとんどの人がヴァレンティナを理解し、そのままに受
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海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.7

船への執着、女への執着、金への執着
執着を持った男たちが呉越同舟で追い込まれて狂っていく様、こわかった
特に女を性的対象としてしか見てない男が2.5人くらい出てきてそこはほんとに胸糞悪かったけど。後半
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ブルックリン横丁(1945年製作の映画)

3.5

この映画作った人は、ジョニーみたいな人で、自分を守りたかったのかな。ハッピーエンドじゃないと救われないから
生活力がなくて無責任で子供が産まれても変われない人。でも明るくて人たらしで優しい人。

フラ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

雑誌を映画にするなんて!ワクワク!と思って見たけど、これは雑誌として見たかったかも…という結果になってしまったので、とりあえずパンフレット買って帰ります
この手のアート系映画で途中退屈するのはわたし側
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