Kasumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Kasumi

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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

どんどん過激な映像を求めるテレビに合わせてエスカレートしていく仕事振り。
スクープを撮るために犯罪に加担していく様子が滑稽であり恐ろしい
テレビに言わせれば情報を隠蔽したのも全ては視聴者のお望み、とい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

静かに語りかけてくる感じで、コメディ調のストーリーに副次的に黒人イタリア人のアイデンティティを絡めてくる感じで面白かった。このコンビとても素敵だった
プロットに感動するというよりは、コンビの掛け合いが
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ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

3.5

とにかく明るくてユーモアたっぷりのちょっと太った女の子が、仕事のことお金のこと人間関係のこと恋愛のこと健康のことで迷って余裕がなくなって不安になっていくところからどう抜け出すか

ダイエットはダイエッ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.2

現時点で思いつく限りの多様性とジェンダーフリー概念ぶち込んだって体の割にはそんなに斬新でもなく…単にもはやシンデレラではなかった
ラテンとかラップっぽいのが入っててそこは楽しかった

グウェン女王登場
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大脱出(2013年製作の映画)

3.6

頭脳派マッチョの脱出
アーノルドシュワルツェネッガーの貫禄が強すぎて出てきた瞬間から主役に成り上がった

自分はただ脱出を論理的に成功させたいだけなのに、なんか大事になってるしいっぱい人死んでるし勘弁
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

かなり長かったはずなんだけど、ずっと瞬きしないで見てたような
名俳優が3人(ヒュー・ジャックマン、ポール・ダノ、ジェイク・ギレンホール)も出てきて、それぞれすごい見せ場があって目が離せない

娘のため
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.5

何回もドキッとした
海で固まっちゃって満ち潮になるってそんな展開考えつけない

ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.7

4人きょうだい次女、独立心が強く創造的で努力家のジャネットと、自由奔放で大きな夢を持つ一方自分の中の欲望と葛藤し続ける父親の長きにわたる家族愛。

血は強い。親子じゃなかったらこんなふうにはならない、
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.7

おもしろかったな〜捨てられるシーンひとつもなくない?
interestingであり尚且つfunnyでもある面白さ
アメリカンドリーム。平和で満ち足りている、ように見える核家族生活の中に突然現れる恐怖。
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.8

満を持して泣かせに来てるシーンで、満を持して泣いてしまったけど、全体的にずっとドキドキしながら入り込んで見てた
最後の娘の演技はすごい

キャシーのブルーバイユーのシーンがめちゃくちゃ良かったし、
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

こういう男ばっかりがワーワー騒ぐ系(すみません)の映画でおもしろ!ってなることあんまりなかったけど、だいぶおもしろかったな

ジャックの遺言が賢すぎて鳥肌たった
ジャック殺されたのが意外すぎてその辺か
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.3

女の子のキャラが個人的に苦手だったなあ
子どものお遊びみたいな戯れに、夫のリアルで冷たい視線だけが演技派

若葉竜也の役だけをもっともっと見たくなる1人だけ本物に見える
北村匠海ベッドシーンこれならな
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

おもしろかった〜
めちゃくちゃシリアスな内容なのに登場人物の訛り?喋り方や身振り手振りがかなりオーバーなコメディ調でそれがこの地域の人たちの特徴なのかもしれないけど、そこのギャップが余計に怖かった

ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.8

愛し合って結婚した2人が、息子の養育方針の違いで大揉め…
どちらも心から息子を愛していて、お互いのことも愛し合ってるのに、どうしても動物性の食品を食わせたくない妻と、息子の発育が妻の食わせてるもののせ
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.8

赤と青。赤から青。
おもしろかった。たぶん全員が、しあわせ、だったのでしょう

マトリックス(1999年製作の映画)

3.2

人が飛んだり跳ねたり回転しながら戦うのプリキュアぶりに見た気がする
最後10分の展開は白雪姫ぶりかな

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.7

中毒性ある、第一作目に続き見てしまった
ほんとにぜんぶかわいい
でもいまだにどっちがオンネリでどっちがアンネリかわからない

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.9

おもしろかった、じぶんごとなのでね
本田まみのファッションが全部かわいかった
何歳になっても好きな服着て好きなメイクして好きな仕事して好きな趣味を好きだと言える土俵でしかわたしは戦わない、って10年後
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.5

とにかく洗練されたダイアンキートン。
この時70歳とは思えない、姿勢を正しておしゃれして歩く。特別なディナーの日にはちょっと高い帽子を買う。

周りの小姑みたいな人たちにはイライラさせられるし、若干エ
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

ポンジュノ作品でお馴染みのペ・ドゥナさん
心があってもないみたいに生きてる、それはないのと同じ?
心があって、苦しいとか嬉しいとか美しいと思うのと、心がないから何も思わないのと

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.8

超絶癒し系映画。
2人がニコニコしてて幸せそうだから見ててほんと嬉しい。
これ見てると、適当でも下手くそでもそんな小さいことどうでもいいし、自分が楽しくてかわいくてすきでおもしろければどうでもいいじゃ
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

とにかく転がされまくる男。これは女性の手のひらの上です。

滅茶苦茶な筋だなと思ったけど、単純に倫理観や恋愛観が違うだけなのかも

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

はじめからおわりまでぜんぶおもしろかった。
あらすじというよりは、細かい設定、見せ方、そして演技が素晴らしくて見入ってしまった。時の流れと環境の変化に合わせて変わる女性たちのバッグのブランドとか、仕草
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

脚本がよかったな
でも別のキャスティングで見てみたかったかも

好きなものが同じ、話が合う、そんな理由で急激に惹かれあった二人は、どちらかの趣味や好みがズレると、なんでそんなの好きなの?って、関係性に
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

アカデミー賞最有力!とか言われずに見ると、よかったなあと思えそうな作品だった。

郷に入っては郷に従えということ??
うまく行った時だけ一緒にいて、悪い時は別に暮らすなんて都合が良すぎるという奥様のも
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.7

この関係性この空気感、日本にごまんとあるんだろうなあというのが手にとるようにわかるリアルさと恥ずかしさ

あのさあ、○○さんってさあ、○○のこと好きなんじゃない?ええ!?そんなことないよぉ〜なんでそん
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.7

ずっと気になってたやつ。
設定とか雰囲気とかとても不気味でワクワクしました。

人間でない生物を育てるための作られた空間に強制収容されたカップル。マイホームの罠。
不気味だし面白かったけど、今の生活に
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.2

結末の説明が長い〜
これはそんなにベラベラ口で説明するような展開じゃないのに、説明するから何を見せられているんだろうという気持ちになる。
原作小説ではもっとあっさり後味を残す終わり方だった気がする…
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セブン(1995年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返しでも胸糞でもない普通のサスペンス映画でした。

七つの大罪を題材にしたサスペンス。
犯人とサマセットの演技に含みがあるように見えて、最後の二人は想像できない展開かと思いきや、感情的なディヴ
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麦子さんと(2013年製作の映画)

3.6

突然現れた、昔自分を捨てた母親。
鬱陶しい。お節介だしすぐ卑屈になっておばさんを演じている母親が恥ずかしい。それでも自分の親である、という絶望、であり、救い。子は親を選べないけど親も子を選べない。
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哀愁(1940年製作の映画)

3.7

シンプルなストーリーなのにどんどん悲劇に転じていく
元々あまり物事に期待しない悲観的なマイラの性格に惹かれたけど、恋をして浮かれ、周りが見えなくなっていく様子に、なんだよくある白黒アメリカ映画か?と思
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

同じであるはずの他の"人間"との容姿の違いを"異常"として認識させられたまま大人になった。でもそれは異常ではなくて本来的な"違い"だった。
人と異なる感覚を抱えて生きる人たちを肯定するような意味合いか
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.3

武士の経営陣と戦陣の攻防。
金勘定できんやつは何やらしてもデクノボウ。

赤穂事件よく知らないのでなんとも言えないけど途中で飽きちゃった
堤真一の表情よかった

累 かさね(2018年製作の映画)

3.5

設定が斬新でそこに主演2人の怪演が加わって良いエンタメだった。
タイトルは累なんですね

mellow(2020年製作の映画)

3.5

夜中に見たから夜中にカップラーメン食べちゃったじゃん