ぽっくるさんの映画レビュー・感想・評価

ぽっくる

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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.0

前作が面白かったので期待したけど、ちょっぴりがっかりしたなー。
やり過ぎな超能力バトルは前作よりチープに感じた。
次作への繋ぎのお話だけど物語は進展せず、前作のほぼ焼き直しというのは如何なものかと..
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

キム・ダミの笑顔めっちゃかわいい!と思いながらも後半からは一転、サイコパスな笑顔に...笑顔一つとってもまるで別人の如く演技が上手すぎる...。
にしても前置きが長かった気がするな。
悪役側もしっかり
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.0

どんなにグロい描写を見せつけられようとミア・ゴスの怪演が凄かろうと一番印象に残ったのは、「ゴミ捨て場のカニみたいな目」っていう台詞だな...いったいどんな目!?
観てる側も道連れにされる悍ましく気持ち
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

2.5

なんだかよくわからずに終わってしまって残念な気持ちが大きい作品。
ジブリ味のある描写は好きだし、世界観も好みなんだけど、どうも薄味で盛り上がりがなく、何がしたいのかよくわからない。
なんとなくゲド戦記
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.0

旧作と同じNYを舞台に前作旧作交えての同窓会的な作品で、旧作へのリスペクトを感じられたのは嬉しかったけど、前半...いえ、ラスボスまで少し退屈気味...でした。
前作が良すぎただけに物足りなさは感じた
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!
そして思いっきり泣いた...
ピクサー作品の中で1番好きかもしれない。
映像が綺麗すぎるんだよね。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

私はドゥニ監督の作風とは合わないのだなぁ...と感じつつも、重低音の大迫力と身体に伝わる振動、そして映像美には圧倒されっぱなしでした。
IMAXで観るべき作品で前作はもちろん、専門用語や相関図は予習マ
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

雨穴さん大好きなので楽しみにしてた作品。
原作と違ってかなりホラー要素多め。
腑に落ちないシーンもあったけど、テンポよく進んでそれなりにビビった。
佐藤二朗さん演じる栗原さんは原作さながらの“安心感”
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

純粋に楽しめた韓国版トランスポーター。
ベタなストーリーだけど、序盤のカーアクションは凄かった...めちゃ見応えあったよ。

タイトルのドライバーって運転の方と工具の“ドライバー”をかけているのかな?
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ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

2.5

ラッセル・クロウによる彼のための映画。
ラッセル・クロウ主演で監督と脚本も務めたサスペンス・スリラー。
ラッセル・クロウのアップがめちゃ多用されている、ラッセル・クロウを楽しむ作品。
場面が散らかりす
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縁路はるばる(2021年製作の映画)

4.0

香港版「モテキ」な感じで、出会う女性みんな香港の僻地住まいという設定のラブコメ。
女性に会いに行く中で香港の様々な地方を見られるので、ちょっとした旅行気分を味わえる。
ポップでキュートな演出で気負いせ
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ジェサベル(2014年製作の映画)

3.0

サラ・スヌーク主演のホラー作品。
ホラー要素が少なく、堂々と出てくる幽霊に怖さは感じられなかった。
代わりに謎解き要素のほうが強く、ラストの伏線回収は面白くみれた。

ただし、胸糞映画。
主人公が気の
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

ネタバレ踏む前に観にいったほうが良い、マシュー・ヴォーンならではの演出と楽しさが詰まったスパイ映画。
キングスマンと比べるとコメディ色が強い...そう...アホらしさ全開でクソ楽しい映画でした!
音楽
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.5

ワイティティ味溢れる作風で笑いあり感動ありの、実話を基にした王道スポ根映画。
おふざけが過ぎるがそれはいつものこと。
ノリが合わないところも多々あるけど、この人って本当に楽しそうに映画作ってるなぁとつ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

夫の転落死。自殺か他殺か事故か。
観ている私たちも法廷内の傍聴人の1人となった気分で、判決が下されるまで持続する緊張感と臨場感が凄い...が、どっと疲れも残る秀作。
ワンちゃんの迫真の演技はアカデミー
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

マーベル初の本格ミステリーと聞いてたので楽しみにしてたけど、ミステリーどこ!?
古き良きアメコミ映画の雰囲気があって面白かったんだけど、細かいところで気になる点が要所にあって雑だなぁって感じてしまった
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

切ないけど爽やかさも感じる余韻が凄まじい...
時系列の整理が難しかったけど、気付いたら泣いてた。
キム・ダミの表情と演技力に引き込まれる...めちゃくちゃ良かったよ。
今年ベスト級の作品。

セル(2015年製作の映画)

2.5

冒頭の空港シーンがピーク。
そこから徐々にペースダウン。
設定は面白いのに多くの伏線を残したまま幕を閉じた、スティーブン・キング原作のゾンビ映画。
アンブレラもびっくりな電波ゾンビの優秀さよ(厳密に言
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私のプリンス・エドワード(2019年製作の映画)

3.0

結婚と自由について考えさせられる香港映画。
ラブコメか?って思ってたけど、シリアスなドタバタ劇だった。
恋人エドワードが自己中&マザコンで、その母もいろいろ干渉してくるタイプなもんで、親子揃ってイライ
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オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

3.5

ファンタジー?と思わせるような物語の流れと作り込まれた雰囲気がなかなか良かった。
長髪の漁師コリン・ファレルのやつれた感が役に合っててそれも良かった!
ロケ地も最高で、あんな入り江に住んでみたいね。

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

4.0

インド映画らしいミュージカルやラブ要素と、MCU的な要素を詰め込んだ大作で、3時間近くあって長いけど、物語的にはまだ序章らしい。(3部作の1作目)
で、中身は冗長に感じるもそこそこ楽しめた。
この作品
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ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス(2020年製作の映画)

3.5

遺体と遺族を撮影する「遺体写真家」の男が、とある呪われた村の怪異を解明していくハンガリー産ホラー作品。

中盤までは独特の雰囲気と不気味さがあってまぁまぁ楽しめたのに、終盤は監督変わった!?って思うく
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ザ・ワーズ 盗まれた人生(2012年製作の映画)

3.5

観た人に解釈を委ねる系の作品。
劇中劇のまた劇中劇という三層構造がとても面白かった!これは映画のマトリョーシカだね。
内容は好みなんだけど...現代パートのラストはスッキリしない終わり方で残念。「で?
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湿地(2006年製作の映画)

3.0

北欧らしく暗く冷たく、汚臭も伝わってきそうな、ジメジメ感漂うアイスランド産サスペンス・ミステリー。
ドライブスルーで羊の頭を買えることに衝撃で、その食事シーンを含めどれもクソ不味そうに見えた。
調べた
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ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

2.5

タロン・エガートンとアンセル・エルゴート共演にケヴィン・スペイシーも出てるとは...美味しそうな作品だなっ!って思って観たら、後味の悪い作品でした。
これが実話を基にした作品だなんて...胸糞悪い。
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孤高のスナイパー/ザ・シューター 孤高のテロリスト(2013年製作の映画)

2.0

環境問題をテーマにした、政府に異議を唱える環境保護派の女性ジャーナリストと、地球温暖化を憂うスナイパーのお話。
デンマークの作品。

大きなテーマを扱ったストーリーに対してキャラクターが浅すぎて感情移
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デッドマン・ダウン(2013年製作の映画)

3.5

ノオミ・ラパスっていつ見ても血を流してる気がするんだけど気のせい?
意外に名脇役が揃っていてビックリしたよ。
ちょっと寡黙なコリン・ファレルに渋みがあってカッコよかった。
犯罪組織の抗争かと思いきや徐
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.0

最初からテンポが良くて面白かった。
スティーヴン・ソマーズ監督で、ところどころ「ハムナプトラ」を感じる作品。
恋人のストーミー役の女優さんが良い味出してて可愛い。
ラストは悲しいね...

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.0

韓国版コン・エアーなのかなって思って観てたらとんでもない方向へシフトして...笑っちまったな。
でもこのぶっ飛んだ展開好きだわ。
出血量は哭悲なみかそれ以上にありそう...
でもなぜか爽快感あった。
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アサシン・ハント エージェント:ゼロ/エージェント:0 漆黒の暗殺者(2021年製作の映画)

2.5

アンソニー・ホプキンス目当てで見たけど出番は少なめ、それよりもムッチリなアビー・コーニッシュ、どうしちゃったのさ...。
殺し屋の主人公が暗殺論をぺらぺら語ってらっしゃる作品。
いやいや...モノロー
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

映画制作会社で働く女性アシスタントの1日を描いた作品。

理不尽なパワハラ、セクハラ、長時間労働が当たり前に横行していても何も対応してくれない会社...クソすぎる。

始終救いのない女性の1日労働を見
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.5

猫を描き続けたイギリスの画家ルイス・ウェインの半生を描いた作品。
前半はラブストーリーで素敵なんだけど、後半からはずっしりと重く、見ていて辛い...。
だけど、彼の生き様は美しく、愛に満ちていました。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

テレビシリーズでも外伝でも泣いて劇場版でも泣いて...映像が美しいのも相まって号泣...
ヴァイオレットと少佐のシーンよりも、病気の少年のシーンでめちゃくちゃ泣いたよ。
外伝に出てきたテイラーのその後
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

5.0

アイルランドにて親戚の農場でひと夏を過ごす少女の物語。

よくある少女の成長物語だけど、親戚夫婦の元で丁寧で穏やかな生活をしていく中で内気だった少女が次第に心を開き、愛情をも知ったこのひと夏が繊細で美
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VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

3.0

生態系が崩壊した終末世界と、ウネウネした異様なキモ植物や粘菌のビジュアルは好き。
ナウシカを彷彿させる独特な世界観とキモさには刺さったが、テンポが遅くて始終陰鬱なシーンが続く流れはしんどかった。
主人
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.5

中国の貧しい農村でお互いの家族から邪魔者扱いされていた男女が夫婦となり、お互いを思いやりながら穏やかに暮らしていく様を描いた作品。
支え合って貧しいながらも慎ましく生きる2人は間違いなく幸福であって温
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