YukiSanoさんの映画レビュー・感想・評価

YukiSano

YukiSano

SFが好き。

映画(312)
ドラマ(4)

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.5

ハリウッド版ポプテピピックなのに、愛と感動の超大作でもあった!

まさか、こんなに笑って泣けるとは!
期待してなかったので不意を突かれた。

前作のXmenメンバーが絡むと途端に漫画っぽさが出すぎてデ
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.2

意外と拾い物なSF映画になっていた。動画配信サービスで暇潰しに見るのに最適な感じ。

こんなゴジラがあってもいい。昔、ゴジラをテーマにした短編漫画集を持っていたが、あれと同じようなノリを感じる。

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アウトサイダー(2018年製作の映画)

2.8

素晴らしい美術や衣装と時代考証で見せられる戦後日本。まるで深作監督が復活したかのような迫力の演技を披露する日本俳優陣。

これは凄い時代の日本映画の復活か‼と思わせておいて、凄まじいコケっぷり。脚本が
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.1

物凄く面白くなりそうなのに、どんどんこんがらがって行くSF。

クローバーフィールド・ユニバースに共通している抜き身の刃物みたいなヒリヒリ感がないので、ハラハラもせずに状況を理解することばかりに頭がい
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

とても不思議な映画。
韓国の少女が巨豚を救うためにアメリカに乗り込む大冒険ムービー。

韓国映画とハリウッド映画のハイブリッドなのは間違いないのだけど、今までの既存の商業映画とは、在り方が違うと感じた
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.6

瑞々しい子ども時代から大人になる、ちょうど狭間の一晩を描いた青春映画。

何かが起こりそうな予感に満ちていて、不安になる焦燥感がある。これからホラー展開になるのかとドキドキしてしまうのは、監督がイット
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

凄まじい多幸感。

口コミで広がって超ロングランしてるので全く興味なかったけど観てみた。GWの1日ってこともあるだろうけど、半分くらい劇場が埋まっていて、その人気ぶりに驚かされた。きっと何度も足を運ぶ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

レディ・プレイヤー1を観たので、スピルバーグが残した遺産を見直そうと思い、ストレンジャー・シングスとセットで一気見。

はるか昔に見たが、恐らく幼稚園か小学生低学年でだったためにスロースしか覚えてなか
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.6

魂が震える傑作。

韓国の民主化運動が激化した1980年の光州にタクシー運転手が観客を案内するという構成が上手すぎて拍手したくなった。最初は寅さん風の人情喜劇なのに途中から社会派映画になり、最後は涙な
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.8

アレックス・ガーランドの人類補完計画。

2001年宇宙の旅にタルコフスキーとクローネンバーグを足したような難解SF。

一見すると遊星からの物体Xな設定を、美しい映像と抑えた演出で補って芸術映画に昇
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズでゴッドファーザーをやる。
ルッソ監督の言葉だ。

これはドン・コルレオーネのような悲しみと愛憎がスクリーンに刻まれる王についての物語。シェイクスピアのように荘厳に描かれた歴史絵巻に近い
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

娯楽の神様スピルバーグによる自己分析、自戒、自画自賛がひしめき合う映画。

この作品を他の人が撮れば80sカルチャーへの憧憬と批評になるが、スピルバーグが撮ると意味が全く変わってくる。彼の脳内と人生の
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マザー!(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宗教ホラーでコメディ。

旧約聖書を書いた創造主がスランプに陥ったため、創造のミューズを使って新約聖書を書いてキリスト生誕までを遂行する物語。

メタファーしかない話で、家そのものを演劇ばりに世界の縮
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

ホラー版ドラえもん、
みたいな良作ジュブナイルもの。

いきなりオープニングの子ども腕チョンパで心を鷲づかみされてから、恐怖のジェットコースター行き。子どもにトラウマ与えるなら最高の映画。

これはス
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

人種差別ホラーという新ジャンル。

公開当時に見逃したため期待と予測が膨らみすぎていたので、あの展開には良くも悪くも戸惑った。実はホラー風味なだけの社会派ブラックコメディだと思い込んでいたために、案外
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アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.8

インフィニティウォーに備えて2回目の観賞。

というか内容を覚えてなかったので再確認。今見るとブラックパンサーのヴィブラニウムなど、この頃から伏線がしっかりしてて驚いた。

第2弾ともなるとインフレ感
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

漫画映画の正しい実写化。

いまだ、かつて誰も達成したことのなかったヒーロー集合ものの傑作となった。ウルトラマンも仮面ライダーも集合するまではワクワクしても最終的にはクソ映画になるというジンクスがあっ
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.1

完結編ということで、破綻してるシリーズだと認識しながらも見てしまう。

すると不思議なことに前作で活躍していた面子が出てこない。内容を記憶することが難しいくらいにスカスカなので一作見忘れたのか、内容を
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.9

センス良すぎるスタイリッシュ映画。
サントラが素晴らしい。

とにかく全部が絵になる女、シャーリズ姐さんの素手喧嘩を全身で感じることが出来る。中盤の階段落ちからカーチェイスまでを1カットで見せる所はア
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

2.9

テレンス・マリックのオ⚫ニー映画。

素晴らしい撮影にオスカー俳優と美女が出ていなければ、単なる学生映画と変わらない。

恐らくアドリブで演じてるであろう名優たちの演技が健気で可哀想になってくるぐらい
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

ハリー・ポッターと死の放屁

美しい哲学映画。
生きる希望を探す死体との心の旅路。
性に目覚めて生を目指す。

希望を見出だした死体は、ジェットスキーやヒゲソリ、コンパス、鉄砲、火炎放射、など様々な力
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.1

ヒーローとは何か?
ヒーロー映画の役割とは?

常に時代と共に揺れる正義の価値観。

ヒーロー映画とは、誰のためにあるのか?

それは子ども達のためであり、また虐げられた人々を鼓舞するためにある。
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.5

和製SFの秀作。
凄い面白いアイディアの脚本だった。

大学生の頃に黒沢清監督にハマって観まくってたのにドッペルゲンガー以降から、何となく見ていなかった。しかし彼がいつも意識しているジョン・カーペンタ
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.6

知性とは何か?
叡知とは何なのか?を問いかけてくるSF映画。

始めに怒りに満ちた瞳から始まるこの作品は知性を得た猿が平和に暮らしている所から、やがて人類との戦争に至る。

分かりやすく歴史の中で戦争
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エル ELLE(2016年製作の映画)

-

何だこれは…?
今まで観た映画の中でも最も感想に困る映画。冒頭の淡々としたレイプシーンに頭を殴られたような衝撃を受けてから、ずっと混乱の渦に巻き込まれる。

常識や偏見を覆されまくって、善悪という二元
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.1

怪獣や怪人とは社会の闇の象徴である。
また虐げられた人々の象徴として描かれる。しかし怪獣怪人ものはジャンル映画として虐げれてきた。そして、これはそんな怪人が出てくるZ級映画をアートにまで昇華したアカデ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

観るの遅すぎた傑作。
スコセッシ映画としてもギャング映画史としても極めて重要なのに何故か観てなかった…カジノとかディパーテッドを観た後だと新味は全くないが、あらゆるバイオレンス映画の祖なんだと感慨深く
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「馬鹿にしてるのか?」
「いや、これは問いかけだ。」
序盤に出てくる、この台詞が全てを現している。

あらゆる差別と偏見を背景に1つの殺人事件を巡ってモンスタークレイマーだらけの登場人物たちが争う大怪
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

エイリアンとは性のメタファーである。
怪獣や怪物とは現実にはいないため、必ず何らかの象徴的な存在として出なければならない。そこで、このエイリアンシリーズは全ての作品で担当監督の性的リビドーが描かれてい
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.7

もし貴方が人生に落ち込み、途方に暮れているなら、バーフバリに逢いに行くべきだ。

巷で下手な病を治してしまう程と言われている、この作品は観る者の血をたぎらせ、魂に火をつけ完全燃焼を強いる。

魂が乗れ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

四畳半神話体系の湯浅監督の作品なので何の前情報も入れずに観たら同じ世界だったので嬉しくなった。

話の切り口も原作者が同じだからか、そっくりのために、これも四畳半の別次元のどれかなのだろうと思ってしま
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

殺し屋天下一武道会。

伝説の殺し屋ジョン・ウィックVS100人超の殺し屋バトルロワイヤルが観られる。

前作の復讐ドラマの王道感は薄れ、スポーツのような殺しが次々と行われる。

この作品の素晴らしい
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

パニック映画の傑作。
押さえて欲しいツボがほぼ全部押されているので何も言うことはない。

仮想朝鮮戦争をメタファーに、韓国が突然機能停止に陥る恐怖を描いている。言わば韓国版シン・ゴジラ。セウォル号とか
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.3

何だ❗この熱量は…
何なんだ❗このワクワク感は‼
「極限」という言葉が相応しい超ド級のエンターテイメント。

熱すぎて目眩がする。

かつてのスターウォーズ、インディ・ジョーンズ、007から、黒澤明や
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

コミュ障の男と後ろ向き過ぎのこじらせ女子が、大都会東京で何度も奇跡のように出逢う。

そんな物語なのに、全く他人事のように白々しく時間が流れていてく物語。

素人のような棒読みと変な間合い、寒いギャグ
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ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

2.9

くだらなさすぎて、三回くらいに分けて仕事の休憩中に観た。それでも無問題な作品だった。

前回より少し筋書きがしっかりしていた気がするが、その分ギャグがパワーダウン。前回のパンツ合戦を超えるくだらなさが
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