芹沢由紀子さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

芹沢由紀子

芹沢由紀子

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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.6

自然災害の映画つながりでレビューしますがこれも苦しい映画だった。「カリフォルニア・ダウン」とか「ポンペイ」みたいにアハアハ「んなアホな!」って感じに笑いながら見るとかできなかった。
なんでだろう、実話
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カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.5

エンディングを謳うSIAが好きなので一応期待なしで観てみたが非常に好きだった。
もともと自然災害のパニックムービーが好きだから楽しめた。
娘や家族を救うヒーローみたいな父親の設定もいいけど今回はドゥエ
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チャタレイ夫人の恋人(1981年製作の映画)

3.5

レビューの少なさにびっくり!
名作です。
小学生くらいのおませな私が、夢中になってみていた官能映画。
やはり恥ずかしくて堂々と見れなかったので、母親に隠れて2階の小さな和室でこっそりVHSを見ていたん
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

2.9

ものすごく怖い映画でした
一つの家族がボロボロになっていくお話
しかも、自家中毒みたいな感じで、敵とかいないのに。

そもそもナタリー・ポートマンの出ている映画はどれもこれも好きじゃないのですが、これ
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リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.1

たいして好きじゃないのに、頭を後ろからごっつん殴られた感じがして忘れられない映画の一つ。
とにかく、ニコラス・ケイジの病気の演技がうますぎて、本当にアル中で死んでいく人にしか見えない。
彼はアル中にな
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.9

ハビエル・バルデムは、数本しか見ていないけど、最も神に近い俳優さんの一人じゃないかと思っている。

苦しくてもう解放されたくて死にたい人が死なせてもらえなくて、まだまだ生きて人を救える人がその能力を奪
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.7

薬物関連の映画を調べていた時たどり着いた映画。破壊力ぱねえ!

まずキャストが贅沢で豪華すぎるのに、もったいねえ!
この禿げたオッサンがあの美しい絶頂期のジョニー・デップ様なのに見る影もなくただの禿げ
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エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.4

この監督さんの作品はこれしか観てないんだけど、天才だな!って感じた。
今までに見たことのない世界観で、LSDとかアッパー系薬物をやったことがないけどもしかしたら世界はこんな風に見えるのかもと思った。
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ズーランダー(2001年製作の映画)

4.2

ベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンのおバカ×さらに上を行くおバカのコンビ最高。
人生で何度もリピートして観ている映画の一つ。
豪華なキャストも有名だけど、アレクサンダー・スカルスガルド様が、有名
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クリムト(2006年製作の映画)

2.2

これもジョン・マルコビッチを愛でるしかいいところのない映画。
クリムトの絵は好きだし素晴らしいが、人間性まで素晴らしいわけではない。
画が好きじゃなかったら観なかった映画だけど、とくに見なくてもよかっ
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ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男(2005年製作の映画)

2.8

女性を殴ってはいけない。
マラケシュの街並みや御殿は美しい。
これが真実かどうかなんてわからないけど、殺されて当然みたいな人が殺される普通の映画。
のちのバンドが偉大になったのでブライアンはいてもいな
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トリスタンとイゾルデ(2006年製作の映画)

3.0

美しい女優さんと美しい俳優さんの、美しい絡みをたっぷり見たい方にはもってこいのサイコーの映画ですね。
ただし、それくらいしか覚えていない。お城や、森など衣装も美術も美しいですが、胸に迫ってくるような苦
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細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

4.0

市川崑ってすごいなあ
原作の雰囲気を忠実に細やかに再現。
もちろんキャストの一人一人も最高にピッタリ。
あの粘りつくような視線で4姉妹を見つめる石坂浩二とか本当にえもいわれぬ演出。
私もこんな一族に婿
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運び屋(2018年製作の映画)

3.0

またしてもイーストウッド爺さんの「アメリカ的ダメな親父の俺ダメなりにがんばっててかっこいいよね自己肯定酔いしれムービー」を見せられてうんざりしました。
別れてないけど家庭放置気味で家族から疎まれてるダ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

2.5

特に観なくてもよかった。思春期真っただ中の人はなにか心に響くのだろうか?
良さがわかりませんでした。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

テレビで観た。伊勢谷友介とGACTOがキスしてた。←ここだけでも見る価値がある。
思わずキャスト個々の出身地を調べてしまった。神奈川都知事だった竹中直人は本当に横浜出身。


これさー、関東(とくに東
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.5

多少長いなと感じたけど、笑えたし面白かった。
BGMが、「これだったのね」と思えるくらいメジャーで、いろんなところで使われているやつだった。
デニーロの役どころはよくあるダメなオッサン主人公の基本形な
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

2.5

「ふ~ん」という感想しかない
特に時間を割いてみなくてもよかった

FACEBOOKもやめちゃって久しいし、思い入れもなかったけど、こんな人が作ってたんだとわかってよかった

しかしだれ一人いい人は出
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

2.8

まあ普通に楽しめた。
主演の俳優さんが、日本の平田満を思わせる。
殺人鬼VS殺人鬼という設定と、一人は記憶もあいまいなアルツハイマーという仕掛けで、観ているこちら側もちょっと混乱するが、素手で戦うアク
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HOMIE KEI チカーノになった日本人(2019年製作の映画)

2.6

もと彼のせいでチカノという人たちの存在を知ったので、いちおう鑑賞。
このKEIさんという日本人は確かにすごい人なんだろうとは思うが、映像からは、その凄みとか魅力を100パーセント伝えることができていな
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.0

長いお正月に観れた映画が、トイストーリー4と、グレムリンと、これだけだった。残念過ぎる正月だ。

原作の漫画を読んでいないので、フラットに映画の感想を述べると、日本が作る戦争映画?の限界ってここまでか
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

3.7

とても面白かった。
同じ死刑囚の映画で観たショーン・ペンの「デッドマンウォーキング」なんかよりも俄然面白かった。
死刑ってこんな感じで執行されるんだ。あと、確かな証拠もなく本人全否定でも、えん罪で死ん
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.6

フォロワーさんが多く見ていたので、私もチェックしてみました。
非常にバランスが取れた映画で、好きでした。
ゾンビが黄色人種だと、けっこうリアリティーがあり見ごたえ。

韓国は軍事国家だから、パンデミッ
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.6

小林監督は「孤高の遠吠え」以降、「GIVER」と「スカム」しかドラマを見ていなかったので、これが2作目の映画。
好き。
私の好奇心を満たしてくれて、衝撃を与えてくれた。そしてとても見やすいしわかりやす
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メメント(2000年製作の映画)

2.5

名作だから見ておかないと、という意味不明瞭な義務感でようやっと見ました。
構成がカラーとモノ黒の2つの時間軸の交錯なので複雑すぎて、えっと、エっと、こいつはだれだっけと頭を使っているうちに疲れてきて、
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普通の人々(1980年製作の映画)

3.8

おそらくですが、小学生くらいの時、父親が観ていて、となりで私も見ました。当然ながらよく意味は分からないけどすごい威力があって、名作なんだなと感じました。

成長し、自分の家庭を持ってから再び鑑賞すると
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

2.8

好きか否かでいうとこのスコアの低さです
シド・フィールドという人の脚本術の本を読んでいて、課題として
・サイドウェイ
・テルマ&ルイーズ
・普通の人々
・ボーンスプレマシー
などいくつかの課題映画を見
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シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

3.3

ひとさまのレビューをみて、面白そうだったので鑑賞。
一言でいえば、難解な「火の鳥」ワールドでした。
あえて難解にしてあるんでしょうか?
それともハリウッドのやさしい娯楽作品を見すぎた私のほうが不慣れな
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殺し屋1(2001年製作の映画)

3.7

久しぶりに観ました。
当時は原作が大好きで、コミックに洗脳されていたので、映画を見てガッカリしていたのであまり映画として楽しめませんでした。私の中の垣原は、浅野忠信じゃないからです。

しかし、原作も
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海底47m(2017年製作の映画)

3.1

所詮B級サメ映画でしょ、と舐めてかかって見たら、最後までガクブルさせられて楽しめた!
最初は低予算映画とか、マニアに向けてビデオ販売のみの目的で作られたらしいが、出来上がったらいい出来で、映画館で上映
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.7

最も好きな映画の一つ。これでマイベストムービーを設定できるかな!
ロマン・ポランスキー監督の、生い立ち、映画を撮る運命など、思いをはせることができました。
主演のシュピルマン役のエイドリアン・ブロディ
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.4

公開当時、できたばかりの六本木ヒルズに見に行った。当時すごい話題で、超満席の映画館で、隣の男性のわきが臭に耐えながら3時間近い長さのこの名作を鑑賞・・・・したと思ったけど、130分だったのね。

いや
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フランシスコの2人の息子(2005年製作の映画)

3.4

単館上映で見に行きました。
舞台はブラジルだけど、アメリカンドリームの映画。
貧しい農夫が、己の信念を鋼の精神力で貫き、夢をかなえる。
自分の息子たちを歌手にするという夢を。

全員が健康で頑強な体力
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ウーマン・オン・トップ(2000年製作の映画)

3.2

ペネロペ・クルスとか、アン・ハサウェイって、きれいなんだけど、きれいすぎて動いているマネキンに見えてしまって、正直「人間」として感じることができなくて、この映画もアニメをみている気分だった。
だけど、
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.5

本家「ブレイキングバッド」ファイナルシーズンをみた直後、興奮も冷めないうちに見たので、スコアは高め。
ほぼほぼファイナルシーズンの直後からストーリーがつながってるので、本来はファイナルシーズンの後のも
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.3

ライフオブパイのレビューを書いたので、虎つながりで思い出した作品。これは単館上映でわざわざ映画館に見に行った。みずみずしい感性をまだ持っていたころに見たので、記憶に残ってます。

まずは池脇千鶴がわか
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