YukoTさんの映画レビュー・感想・評価

YukoT

YukoT

映画(38)
ドラマ(0)
アニメ(0)

悪童日記(2013年製作の映画)

3.6

映画化不可能と言われていた作品。原作のシュールというかエグいエピソードの数々はかなりはしょられています。それは想定内で見たのだけれど、おばあちゃんが転んで落としたふりをして、行進させられているユダヤ人>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

エディ・レッドメインが作り上げたリリー像はあくまでも美しく、可愛らしく、胸を打つ。

が、期待が過ぎたせいもあると思うけれど、やや美化され過ぎた感は残った。特に、妻のゲルダがレズビアンだと公言していた
>>続きを読む

愛しのフリーダ(2013年製作の映画)

4.2

なんとも言えず感動してしまった。ファンのために本気で動いちゃうフリーダは、思春期の全ての女の子の分身のよう。友達の片思いが手に取るようにわかって、一緒に苦しくなったり必死になったりした15歳の頃を思い>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

ジェニファー・ジェイソン・リー最高。それだけでも観てよかった。

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.5

1度目は辛すぎたので、冷静に見ようと再視聴。クロエ・セヴィニー、この映画では上手かったことに気がついた。

フローズン・リバー(2008年製作の映画)

3.7

居留地のインディアン女性とトレーラーハウスに暮らすシングルマザー。そのセッティングだけで感謝。よくわかります。

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

4.0

ディープ・サウスのプアホワイトの閉鎖的なコミュニティ。そこで静かに闘うキャラならジェニファー・ローレンス以外考えられない。呑み込まれる哀しさなら、一昔前のジュリエット・ルイスだけど。こういうプアホワイ>>続きを読む

ベント/堕ちた饗宴(1997年製作の映画)

4.2

映像美。舞台が有名。ナチスによるゲイ迫害の話だけど、ナチスがいかに近代の規律と効率の思考に基づいて、労働力を搾取する意味では恐ろしく非効率的なサディズムを行使したかについては、この作品が一番描き出しい>>続きを読む

オリヴィエ オリヴィエ(1992年製作の映画)

3.5

高校生の頃Bunkamuraで観て、こういうのがフランス映画かと衝撃を受けた記憶。半狂乱の母親のオリヴィエーッオリヴィエーッの声が今も耳に。

モンスター(2003年製作の映画)

3.9

女優魂。シャーリーズ・セロンはもちろんすごいんだけど、見直してみればクリスティーナ・リッチもかなりのもの。

時計 Adieu l'Hiver(1986年製作の映画)

3.5

80年代の自立した突っ張ってるシングルマザーの姿、懐かしーー。なのに恋しちゃって恋に破れちゃって、相手をちゃんと責めちゃう、人間臭いところ、倉本聰らしくて好き。かつ編み物したりしてるところ、ナイス昭和>>続きを読む

ええじゃないか(1981年製作の映画)

3.7

幕末のええじゃないか騒動が単純に好き。世界的に見ても、素晴らしく素敵な出来事と思う。フレーズで言えばオッペケペーも好き。

セックス・アンド・マネー(2006年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェニファー・アニストンの役がダメダメ過ぎて、ある意味すごい。元不倫相手に毎晩無言電話するわ、アホ男にメイドのコスプレさせられやられたあげくになけなしのお金貢ぐわ。で、意外と気楽に話せたぶーちゃんが実>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

サバイバル術を学ぶ。喉をやられたら火薬で爆破しよう。熊からは逃げること。

ホームレス中学生(2008年製作の映画)

2.5

暇で観ちゃった。予想通りテレビドラマレベルの出来だけど、笑福亭松之助さんとかちょこちょこ名演が観れ他ので拾いもんだった。宇崎竜童もよかったの。田中裕子はわざわざ出なくてもいいんだけど、一生懸命引っ張り>>続きを読む

共喰い(2013年製作の映画)

3.9

菅田将暉君と光石研さんのキャスティング、なるほどなーと思いました。やっと原作の世界全体が、頭の中で映像化できた。

田中裕子、何をやらせてもしっかり噛み砕いて演じられるんだなー、すごいなーって思ったけ
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.9

これはかなりのレベルになるよねって期待できる顔ぶれなので、観ました。
菅田将暉君、『共喰い』でいいなぁって思ってから、オニちゃんキャラで大躍進だー。原作とは全く違うオニちゃん拓児、大成功では? このキ
>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

私が青春映画に求めるものがしっかり詰まっていて嬉しい!
人物それぞれのキャラ設定もしっかりしていて、不自然な盛り上げなく、きっちりラストまで盛り上げていく。キャスティングや音楽も、ばっちりはまった作品
>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.2

単にタブーやったった的な映画は好きではない。
ヒトラーは、使いたくなる題材であるのは確かだろう。それは、想像を超えることを行なった男だからだ。まさかの大殺戮を、世界がまさかと考えているうちに実行してし
>>続きを読む

キクとイサム(1959年製作の映画)

5.0

貴重。アマゾンで購入。戦後のいわゆる混血児たちが受けた差別が、農村を舞台に描かれる。キクとイサムを演じる二人は素人だったと読んだ記憶。配役もストーリーも素晴らしい。おばあちゃんの愛情に涙。クロンボ、ク>>続きを読む

楢山節考(1983年製作の映画)

4.5

ど迫力。あき竹城の濡れ場の迫力を凌ぐ左とん平の童貞卒業場面。いや、そういう映画じゃないんだが、そういう場面なしには語れない世界なのじゃ。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

アマゾンプライムで再視聴。
現実と映画の名場面はそれぞれに異なる意義を持つ。

リーアムにーさんの存在感で昔は完全に見落としていたが、シュターン役、ベン・キングズレーだったか‼︎ 髪があったのと役作り
>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.0

寺島しのぶがスゴイという評判なので観てみた。寺島しのぶ演じるハダちゃんには、素敵にイライラさせられて、もうこっちがドMな気分。
ストーリーは正直つまらなかったけれど、水原希子が出てきた途端に沢尻エリカ
>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.0

感情移入しきれず。いや、いくら正妻憎しといえどもですね、逃亡中、赤ん坊を誘拐された母親の気持ちを省みる気配がないのが、不可思議でした。産みの母の苦しみのほうが痛かった。

写真館の主人役 田中泯さんだ
>>続きを読む

美しすぎる母(2007年製作の映画)

3.5

『リリーの全て』のエディ・レッドメインちゃんの過去の好演。いやけっこうな体当たりだと思います!

タイトルが『美しすぎる母』ってああ安易。原題Savage Grace、「卑しき優美さ」って確かに良い
>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.0

トマティーナは流血の暗示。

ティルダさんとエズラくんもの凄く美しいのですが、父親役にジョン・ライリーとは⁈ この二人がなぜ恋に落ちたのかが気になってしゃーないのだが。

J・エドガー(2011年製作の映画)

3.8

イーストウッドらしい描き方で、あゝやっぱり上手いよな〜と思わせられる。
フーバーとトルソー、フーバーとヘレンの関係がそれぞれに良い、酔い。ホモソーシャルな世界でホモセクシュアルを拒否しつつ、いや、愛に
>>続きを読む

水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

3.0

不倫の始まりが安易すぎて、主要なはずの二人がそもそもアホに見えてしまいましてん。
ナタリー・ポートマンはどうにも好きになれないのだが、リサ・クードローを全力で応援するべくの視聴。フレンズが終わってから
>>続きを読む

>|