ユウカさんの映画レビュー・感想・評価

ユウカ

ユウカ

映画(505)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ラスト・ショー(1971年製作の映画)

4.5

クソ最低で最高な青春映画。
泥臭くて汚くて歪で人間味溢れるテキサスの田舎町で繰り広げられる人間地獄。
サムみたいなおじさんいたなー。
シビルシェパードの成長力たるや。
ジェフも最高。
ニューシネマ以降
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.0

別れ話の段階踏んで語り合う場面が妙に生々しい。
20代なんだから色々やりゃあいいんよ。
人生なんて死ぬまでの真剣なお遊びです!!

カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.7

さいこーう!!
カッコ良すぎる。
ずっとビンビンだった。

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

2.5

踏み込みが浅い。
無機的な問い、その展開の仕方は興味深いし考えさせられるが、作り手自身が客観的に分析する力量が乏しすぎる。
それゆえに最初から最後まで主観的だしドキュメンタリーとしてはちょいきつい印象
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

ノーランの作品の中で一番好きかも。
3時間はちょい長いけど。
風立ちぬみたい。
アインシュタインとの会話が肝。

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.4

テンションぶち上がり。
こういう映画を見て純粋に楽しめる精神状態であり続けたい。

火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.2

冒頭のドロップ投下からのタイトルシーケンスへの流れだけでも演出ウマお。
主人公側のせいたとせつこに寄りすぎず遠ざかりすぎずの難しい塩梅を試行錯誤してる感じ。
節子の純粋水面ジャンケンにはやられた。
>>続きを読む

チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.1

ひどい話だが相変わらずポランスキー映画。
本人が二回も出たのは流石に笑う。ヒッチコックもビビるやつ。
ポランスキーの暴力描写は大好き。

父、帰る(2003年製作の映画)

4.2

このぐらい抽象度を高めた方が個人的に映画はグッとくる。
余白は余白でいいんだよ。情感が撮影の節々に満ちているんだから。
あとお母さん綺麗すぎ。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

体調悪い✖️軽度な精神的落ち込み状態で見たおかげで、ボウ君の主観時間にうまく適合できた。
主観と客観が乖離したゆえのスリラー演出が多く、やはり精神的に参ってる人、鬱気質の人がアリアスターの作品に反応す
>>続きを読む

マザーズ(2016年製作の映画)

4.4

大好き。
個人的かつ超感覚的な人間の言語化不可能な領域を、どうにか上手く映像化したいという若き創作者の意欲がビンビンに伝わる。
日常が壊される感じが最高。
アンチクライマックスなオチも好印象。
アッバ
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.1

ヴィーガンも肉食もどっちも同じようにアホらしく描いていて良かった。

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.6

楽しいんならいいんじゃないすかね。
乗れないけど。

夏の遊び(1951年製作の映画)

4.8

ベルイマンの中でも特に大好きな一本。
喜びに溢れた青春のロマン的断片を積み上げる一方で、後半訪れる絶望も容赦なく描くアダルトなリアリズムに感嘆する。
自然描写がキャラの感情とリンクする演出も最高にグッ
>>続きを読む

愛の狩人(1971年製作の映画)

4.1

物語はよく分からないけどニコルズの冴えた演出に惹かれてしまう。
男女の関係に対して相変わらずシビア。

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.7

いいんだけどさすがにもうちょい過剰な出来事が起きて欲しかった感。
純粋さと気持ち悪さを兼ね備えた奇妙な主人公で新鮮でした。
わりかし都合の良さを感じた。

街のあかり(2006年製作の映画)

4.2

真顔×ど正面。
タバコ映画。
演出が巧みでずっと見てられる。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.4

よかったよかった。
ちゃんと二人の物語に的を絞る感じがグッド。
役者の演技も生々しくてずっと見てられる。
視線や口のアクションでもって十分すぎるほど人間の心理や感情が伝わってくる。
サルトルとかエゴン
>>続きを読む

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

4.8

スペインの谷崎潤一郎こと、ルイスブニュエルの遺作。
飽くなき欲望と愛の連鎖、そしてその頂点には決して達せられないという真理こそ、ブニュエルの芸術家としての手腕がよく発揮されている。
ポルノ的な快楽が、
>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.4

高鳴るバグパイプにやられました。
ロビンウィリアムズがちょっと怖かった。

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

大好き。
英雄の解体&再解釈による新ナポレオンの再構築映画。
事実との相違に関しては度合いによるけど、本当にひどくなければいいんじゃないすか。

赤い風車(1952年製作の映画)

4.3

ロートレックの悲哀だけでなく喜びも丹念に描かれる。
マリーがその後再登場しない感じが凄くいい。
穴ができたらそれを埋める、その繰り返しよね。

正欲(2023年製作の映画)

3.5

回転寿司、納豆、蕎麦をがむしゃらに食べる新垣結衣が良かった。
みんな死にたすぎ。
みんな偶然出会うの面白すぎる。

そもそも群像劇として上手くいっているのかも微妙。全方位的に優しくカバーするため、わざ
>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.0

ダークテイタムが良かった。
ラファロは相変わらずいぶし銀で演技うま男。
こういう一歩引いた映画大好き。

>|