yuさんの映画レビュー・感想・評価

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.6

多感なあの時期にしか得られない、身体の底から湧き上がるような衝動と情熱。
演奏シーンは目を背けたくなるほどずっと眩しくて、自然と涙が流れた。

何かに全力になることに対していつしか恥ずかしいと思うよう
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.7

フォーマットの中でどれだけ遊べるかという点ではかなり予想外の展開が多くて良かった
終わり方ね〜〜

テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

4.5

悪ふざけ&メタネタが多くて笑っちゃった

もはや辻褄とかどうでもよくなってる感じが漂ってて細かい部分を気にせずに観られた

日本でしか成立しないし、阿部寛でしか面白くならないというビタビタキャスティン
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ナートゥ楽しすぎてあと2回はナートゥやってほしかった。永遠にポップコーン食べてた隣のおっさんもナートゥの時には手がピタッと止まっていた

序盤の橋のシーンでもうカッコよさの天井を突き破っていてこれを超
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

楽し〜〜〜

最後そっちなんだって感じはあるけど気にならないぐらい終始ワチャワチャで釘付けになった

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.7

判断力・弁論力から生まれる扇動力など、指導者の能力の高さを感じることができた
ブラックなトゥルーマンショーを観た気分

深夜食堂(2015年製作の映画)

4.6

ゆっくり強かに進んでいく2時間だった
ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、じんわりと日常に戻っていくのがリアルで見入ってしまう
最後に全てを持っていく田中裕子がとてもよかった

犬王(2021年製作の映画)

4.0

解説なしでどんどん超展開が進んでいくので、予習ゼロだと自分なりに解釈をこじつけながら観ていく必要があった

それでも音楽や舞が人を揺さぶる直感的な衝動を画面の中と外で共有できる感動の部分が大きく、アヴ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

あまりにも夢で、夢以上のものが感じとることができなかった

平沢進に音楽を託した人選に拍手

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.6

小規模かつ壮大でワクワクが止まらなかった
2分後が見えるというテーマだけであんなに展開できるのが流石

サマータイムマシンブルースに引けを取らない名作!

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.6

劇場版とは思えないほどのアドリブ感が心地よくて、肩の力を抜いて観ていいんだよと自然と教えてくれた
シリアスとコミカルの緩急も絶妙

何よりスクリーンで美味しそうなごはんを観る幸福感よ

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

目をつむりながら思い切って抱きしめるラスト、青春〜〜

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

予想を上回る終盤に震えた。

2つのラストシーンが重なる瞬間はまさに斬られたような衝撃で、映画・時代劇への大きなリスペクトを感じた。

脇役も魅力的で、わずかな時間で一人ひとりが大好きになった

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

償いとは、司法とは、器とは。様々なことについて考えさせられた。

犯行の動機の供述が目まぐるしく変わるのが大きな見どころだが、それにやや振り回され過ぎた感があった。

全ての言動の意味を回収しきらない
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.1

幻覚シーンの疾走感BGMすら愛おしい

これ観れば薬物の怖さが一発で伝わるけど
「やってみてぇ」感が若干芽生えてしまうほど魅力的な描写が多い

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.4

ハッピーエンドの詰め合わせに鮮やかな伏線回収どんでん返しで多幸感すご〜

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.3

フランス語の耳馴染みの無さが不気味な絵面に合っていた

個々のシーンはカオスでも、全体像としては理屈が通っていて理解しやすかった

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.1

短篇小説集を一気読みした気分

話数が進むごとに青春から現実へとシフトしていく様が
あまりにリアルで残酷だった

第一話が邪道系ド青春で大好き

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

イエローサブマリンで存在を知らせるの可愛い

気づいてない小ネタがたくさんありそうで、
勉強し直してからもう一回みたい

Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

責任感とわがままは紙一重
思わずこぼれた「素人は黙ってろ」がそれを如実に表していた

トップダウンは信頼があって初めて効力を持つ仕組みであるということを感じた

事実メインで進んでいく中でわずかに挟ま
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.4

お涙頂戴なし、特定の生徒へのフォーカスなしで潔かった

あの頃のむず痒さが生々しくて鳥肌が立ち、あの頃の無垢さがあまりにもストレートで大いに笑った

生徒の紹介の前と後に同じシーンを流す見せ方が絶妙で
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.7

これだけ延期されたストレスをあっさりと凌駕する超想像世界はすごい

難しい単語の数々を割とすんなり理解できたのも勉強する時間をたっぷりくれたおかげ

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.6

ホラー映画の1位更新した

40年前の映像なのに特撮感が少なく、純粋に恐怖を感じた
ただバケモノが暴れるだけでなく、仲間内にそのバケモノがいるかもしれないという心理的恐怖もあって楽しめた

インセプション(2010年製作の映画)

4.2

ラストを明確にしない感じ〜

ホテルのシーンも思わず声出た

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