yumeさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

なんとなく生きていると忘れそうになるけど、人生は美しい、し美しくいられる社会であるべきだ

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

信じ難い設定なのにすんなりこの世界観に入り込めたのは脚本、キャストの演技が絶妙だったからだと思う
人間大切なのは外見より中身、って今まで何十回も聞いてきた言葉だけど、この映画が一番説得力あった、まぁ自
>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.4

自分で自分に付けた名前もある意味本名って、そうだよなあ。自分の中でまた新たな自分が形成される感覚。ぬいぐるみに名前を付けるのも、自分のあらゆる思想・経験を基に命を与えるようなものだ
しかし不快なシーン
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

一目見ただけで、一瞬触れただけで、それだけで分かるものってある
特にモノローグがある訳でもないのに、2人の気持ちが痛いほど伝わるし、何よりキャロルが自分らしく生きる決断をするシーンが美しすぎた

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

この作品で初めてキャリー・マリガンという女優を知って、一気に彼女の虜になった
とにかくキャリー・マリガンのインパクトが大きくてあまりストーリーに集中してなかったけど、まぁまぁ良かったとおも、、う

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.3

怒涛の3時間、バカみたいだけど普通の人じゃ絶対真似できない凄さがある
ラリパッパなレオ様にドン引きしました、素晴らしい演技

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

3.4

『ビッグバンからカルシウムは生まれた』
わたしの体を貫く骨、の中の、カルシウムが宇宙に起源があるなんて信じられる?
もしかしたら人間は海からじゃなくて宇宙から生まれてきたのかもしれない
何度か画面が映
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.9

「神様に虐待される」この言葉の破壊力よ、
わたしはほぼ無宗教で育ってきたけれど、自分の「絶対的存在」からの越権行為に果たして耐えられるのか
訴えたら神様に対する冒涜になるのではという不安感、そもそも信
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.3

タラちゃん良いシーンでもいきなりバツンとカットするから「あぁっ」となって「ぁぁぁぁ…」とか言ってるうちにダン!とラストでエンドロール流れ出したから、「あ」の口のまま暫くぼうっとしてしまったね、びっくり>>続きを読む

17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.2

もっと早くに観たかった、
時間があっち行ったりこっち行ったり、突然ジェットコースターの下降時のような浮遊感に襲われたり、意味も分からず涙が出てきたり、感情をコントロール出来ずに毎日息苦しかった、当時の
>>続きを読む

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.9

名作と言われるのも頷ける作品
人間の尊厳について考えさせられる
邦題も良いけどやっぱり原題が好きだなぁレナードだけ主役って感じにするんじゃなくてAWAKENING「S」

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

まさか…と思ったらそのまさかのラストだった
「忘れてはいけないもの」、「忘れられないもの」、「忘れた方がいいもの」
自分の今の決定はいつか過去となる。そして何年後かに当時を思い出す時、後悔はないと思え
>>続きを読む

獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

2.3

白んだ空と静閑な街の空気感が妙に良かったけど、ラストもう一捻りほしかった〜〜惜しい

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.0

これ観て確信しました、わたし、タランティーノが好きだ!!!!!

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.4

2018年1本目!
とあるセリフの「ゲイ、ストレート、まだ決めてない人たち」ってフレーズが良かった
まだまだ世界は平等なんかじゃないし偏見に溢れているけど、どれだけ時間が掛かっても皆が一つになることを
>>続きを読む

エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.4

ノアサーベトラがモデルの女性より遥かに美しい、、
自分の生涯を絵だけに捧げるその情熱に目眩がする
エゴンのヌード画は下卑た感じが微塵もなくて、もう本当にアートを見せ付けられている感じ
鑑賞後思わず『死
>>続きを読む

エル・トポ(1970年製作の映画)

4.2

監督も脚本も美術も俳優も全部アレハンドロ・ホドロフスキー!?!?!?彼の芸術への熱量はマジで凄まじい
出てくるキャラクターみんな強烈なインパクトを与えてくれるし、後半は絶妙な宗教風刺も入ってくるし、も
>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.2

『ロストハイウェイ』以来のリンチ
耳から始まる白昼夢、という感じ
『ロストハイウェイ』が難解すぎたせいもあって、これは結構分かりやすかった、というかリンチ特有の奇妙さもさほど感じられなかった…わたしが
>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.0

何度でもこの物語の中にいる彼らと、彼らの歌と、猫に会いたくなる
この映画に対するイメージは金色の燭台に灯がゆらゆら揺れている感じ

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーを観ているかのようなリアルさ
人の固定観念の恐ろしさが如実に描かれているし、最後どこにぶつけたらいいのか分からない悔しさを丸投げされて胸がぐずぐずした

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.7

ジョントラヴォルタママ…!!
なかなかディープな問題を提起しつつもスーパーウルトラハッピーな音楽と踊りのオンパレードで爽快っス!!

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

構成が凄く上手い
運命って?必然って?
文句無しのラストに涙が止まらなかった

東南角部屋二階の女(2008年製作の映画)

2.0

「東南角部屋にも西日が射すんだね」
観たばっかりなのに内容はほとんど覚えていない
若かりし頃の西島秀俊、加瀬亮、良い

いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

オーキャプテン!マイキャプテン!
これは「理由ある反抗」
自分のいまの気持ちを言葉という形にすることの尊さよ

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

画面のカットから小物のチョイスまですごく丁寧に作り込まれているなと思った
観客に何に注目して欲しいのか、そして何を伝えたいのか、良い意味で分かりやい
Sarah MclachlanのBlack bir
>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.1

DVDをレンタルして観たんですけど、まずメニュー画面で子守唄が流れ始め、その数分後に銃声のババンッて音が何回か入る演出にもうこの世界観堪んないな〜って昂った
夢へと誘う子守唄と、夢から醒めさせるかのよ
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

今に不満があるとどうしても過去に想いを馳せてしまう
あの頃は良かった、あの時代は良かった、とか
でも不満が生まれてくるのはもうしょうがないもの
わたしは不満だらけのこの現代でもっとちゃんと生きていきた
>>続きを読む

ハッシュ!(2001年製作の映画)

3.2

んーーーノリに乗り切れなかった
自分にとって当たり前ではないもの、しかしそれは誰かにとっての当たり前のものであるということ、そういうのをうまくコミカルに脚本に組み込まれているのはスゴイ
あとやる気のな
>>続きを読む

スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

3.0

陶器のようになめらかな肌、太過ぎず細過ぎずの女の裸体に肉欲やら夢やらを抱くのは何ら不思議じゃない
ほとんど淡々と進む会話劇だったけれど、どうでもいいシーンの会話の間合いや行動にドキドキした
しかしラス
>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.6

ほぼワンパターンの音楽で主人公の心理状況を表すのは難しいだろうに、主演の絶妙な演技力で上手く賄われていた
最後のフーシの選択に、それでいいんだよってよしよししたくなる

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

4.0

「罪もない言葉達が絞首刑にされた 父達とポスターが車と嘘を提供する」
「君らの思いが届かぬ所 そこでは希望と夢が檻に閉じ込められていた」
「神よ目を覚まして金儲けを教えてくれ」
リリックの節々から
>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.9

vol.2まで観なくていいと友人に言われたけれど、わたしは観て良かったと心底思った
確かにvol.1よりかはインパクトが少ないけれど、キャラクターを深く掘り下げたシリアスなシーンが増えて、よりキルビル
>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

「ショウブハマダ、オワッチャイネヨー!」
第五幕で現実離れしたアクションの間延び感にちょっとぐったりしてしまったけれど、
第一幕〜第四幕の怒涛のアクションシーンには興奮せずにはいられない!!!カッコよ
>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

あの青臭さ、呼吸すらも難しく、何かが濁り始めるのを感じる候。映像と音楽と自分の過去の記憶が混ざり混ざって、酩酊したダンボのようになりました、苦しかった

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.9

『snatch』の方を先に観ましたが、本作は初映画監督なのに、キャラクターたちの動かし方や、音楽の使い方、巧みなカットにガイリッチーのズバ抜けたセンスで溢れている!繋がる…繋がる…繋がったー!っていう>>続きを読む