夢生さんの映画レビュー・感想・評価

夢生

夢生

雨女です。
雨の日はお気に入りの傘をさして、映画を観に出かけます。
ミニシアターが好きです。

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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

ピアノコンテストという限られた会場の中で展開される群像劇だけれど、
一瞬の音の響きの眩さが、4つの個性それぞれに輝きを放っていて、
文字や言葉だけでは表せない心のふるえや感情を実際の音として実感できま
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.5

19世紀のベトナム文化の習慣・風習が叙情的な映像詩として丁寧に描かれています。
全体を通して映像がとても美しいのですが、
一夫多妻制で完全なる男系社会における女性の悲哀も感じました。

蚕=女性になぞ
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

4.0

正直カーライルホテルって耳馴染みのない名前だった。 ”メットガラ”や”セックス・アンド・ザ・シティ”の一場面でちょこっと登場した事くらいで、
ニューヨークアッパーイーストにあるセレブリティ御用達、一見
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みとりし(2018年製作の映画)

3.7

『みとりし』と言う存在を映画で初めて知りました。
その人たちは決して医療行為は行わないけれど、本人の希望する形で温かい死を迎えられるよう、旅立つ人をサポートする「看取り士」
超高齢化がもたらす『多死社
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.5

オープニングテロップから、三谷ワールド全開。
多少の悪ノリ&やり過ぎ感があっても、こういう人いるかも?
こんなことありそう?の”政治家あるある”のオンパレード。

百戦錬磨の役者揃いの中で、ピカイチだ
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.0

ベルリンの壁が建つ前の共産主義ポーランドとフランス二つの国の間で、愛と歌に人生を翻弄された男と女のラブストーリー。

スラブ系の魔性美女ズーラの歌うポーランド民謡の素朴で透明感のある伸びやかな旋律と、
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パリの家族たち(2018年製作の映画)

3.8

10人いれば10通りの母がいる。
様々な悩みを抱えた母や、母性を持った人間たちの織り成す群像劇。
観光だけでは味わえない、パリの日常がスクリーンにひろがります。

世間的に素晴らしい肩書きを持った人も
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長いお別れ(2019年製作の映画)

5.0

お父さんが呟く言葉が印象的です。
「すべてが、遠くなる」の意味が映画鑑賞後にスーっと解けた感じです。"認知症”の事をアメリカでは”The Long Goodbye”(長いお別れ)とも言われるそうです。
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.2

物語の根底にあるものは、シチリアで起った、凄惨で残忍な誘拐殺人事件で、その事件を語り継ぐためにはストレートには表現しがたく、ギリシャ神話の乙女座の話とシンクロさせたような、ファンタジーを盛り込んだおと>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

5.0

生命倫理を問われたようで、衝撃的な作品でした。
悲しくて泣いたののではなく、やり切れなさで涙が出ました。
観る人の置かれた立場、性別、年齢によって考え方はそれぞれだと思うけれど、『脳死=人の死』という
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.2

60年代のノスタルジックな情景や長崎弁そして全編に流れる
jazz。ピュアな3人の心と心地よい音
なんだろう〜観終わった後、とても清々しい気持ちになりました。
3人それぞれの友情、そして別れと自立が1
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ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

5.0

人は ”一生恋をしていいんだ” と思わせてくれる 素敵な映画でした。
沢山の苦い経験を積んできたからこそ、世間のしがらみを飛び超えて、性別を超越したボーダーレスな生き方や恋愛感情もあり!だと。

とに
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

 登場人物それぞれ皆秘密をかかえて、歪んだ愛情と澱んだ憎悪を持っている感じがビシビシ後半で伝わってきました。
ストーリーの時間軸を少しずつずらしての、”陽”と”陰”相反の映像表現はミステリアスです。
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.8

社会的通念からは、ちょっと外れた”3 Generations”の家族が織りなす小さな『家族群像劇』です。
この映画が作られた3年前のLGBTに対する考え方と、今では少し違ってきているとはいえますが、
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きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

3.0

何だろう..この懐かしい感じ。
SNS全盛のご時世。
すぐに気持ち伝える術はいくらでもあるだろうに、このまどろっこしさ。
ミニFM局をほぼ私物化して、”グループライン内トーク絶賛公開中”みたいに、仲間
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