jumoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト/ゴーストたちの恋愛指南!(2009年製作の映画)

3.4

ちょっとみんな!!!女なんて掃いて捨てるほど困ってない状態のマコちゃんに、真実の愛に気づいてもらいたすぎじゃない!?!?ハァァァ癒し癒しィ〜〜

母性(2022年製作の映画)

3.2

もっとこう、最後の決闘裁判みたいな羅生門方式な映画で、それぞれの証言の食い違いの面白怖さみたいなのがいっぱい観れると思ってたんだけど…
多かれ少なかれこういう人って普通にいるよね、というレベルな話で、
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.7

サシャが家で踊るみたいに、好きな格好でのびのびとバレエができる教室がはやく見つかってほしい

我が子がスカートで登校できるように学校と戦う家族の図が印象的
中学、高校と上がるたびに戦っていくのだろうか
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

"男性的な"嫌な部分を詰め込んだカリスマ、というキャラクターを1ミリの違和感も疑問も持たせる事なく演じ切ったケイトブランシェット様…ありがとうありがとう(五体投地)
「圧倒的な才能があるからちょっと変
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ダークレイン(2015年製作の映画)

3.6

子供の顔が怖くて怖くて…
ホラー門外漢なので、最後に説明しすぎてくれちゃう感じがありがたかったよね

あと全員、ウリセスにちゃんと謝れよな

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.9

土地の持つ雰囲気や、そこに住む人たちの性質なんて10年そこらで変わりゃしないから、まともな人は出て行くしかないんだよなぁ

「この村にハラスメントなんてねーよ!」は煽り文句として100点
一ノ瀬ワタル
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

舘ひろしの「行くとこあるのか?ケン坊」でブヒブヒ泣いたのは綾野剛だけじゃないよ!私もだよ!
事務所の奥のソファで寿司桶二つ並べてゆったり構えてる姿も、若造のちょっとしたイキりにも動じない余裕も、裏社会
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赦し(2022年製作の映画)

2.9

裁判に揉まれて帰宅した父親を、娘の幻影が後ろから優しく抱きしめるっていう構図がなんだかめちゃくちゃ気持ち悪かった

「あなたに私の苦しみは分からない」と決めつけて現夫に何一つ説明をしないくせに、的外れ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

性癖ってガチャだと思う
特殊性癖が明るみに出ただけで離婚して街を出なくちゃいけないの?となんだか哀しい気持ち…
少し前まで同性愛者も同じ扱いだったってわけ?
もう胸が張り裂けちゃうよ…

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.9

「ゴリにちは」を始めとするキラリと光る翻訳とクソダサい劇伴が大好き
休憩中にピンボールをするニコケイがなんかセクシー

チャンス! メイドの逆襲(2009年製作の映画)

3.1

この手の映画は脳死で楽しむもので、ツッコんだら負けと思ってるんだけど、ラストの伝記映画風後日譚にはひな壇芸人よろしくずっこけてしまった。ズコーッ

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.4

ちょっともう最高しか言えないんだけど、配偶者なし金なし精神疾患あり若くもない女性の生き様をこんなにも丁寧に描いていて、それでいて共感できる部分だらけってもう天才じゃないか…
生きづらさを抱えていた2人
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

こんなんぜっっったい好きじゃん!!!と観に行った映画ほど、微妙なことが多い気がする
微妙、というか私の理解力が足りてないだけ、というかうとうとしちゃったんだけど、え何?結構寝ちゃってた感じ??

ウォ
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場してからしばらくリンダの立ち振る舞いが気になってしまい、(いやいや、加害者の親だったらひたすら平謝りするしかないだろうよ…)と冷たい視線を送ってしまった
…からのラストの思い出語りで心臓握りつぶさ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

道端の遺骨にそっと寄り添う、さふいう窪田正孝に私はなりたい

バビロン(2021年製作の映画)

4.3

自分の人生を肯定してもらえるような映画に出会えるって最高だよな

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

週80時間勤務してた時代、たまの休みにうっかり話がつまんない奴と過ごしてしまいバチギレしてたのを思い出した

平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー(2019年製作の映画)

3.8

主役のチャンスをレオタードとご飯行って逃しちゃうのあるあるすぎて切ない
レオタードはどっちも無理すぎて最高

ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

3.5

雨の日ヤンキー捨て犬現象の逆パターンというか、今までコツコツ頑張ってた善人がちょっと道を踏み外すととことん闇堕ちしちゃうのが切ない…
なにより真面目ゆえに自分のことを許せなくなっちゃうところに業を感じ
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.6

カンフー門外漢だからこそ、聞いたことある俳優の名前がカンフー映画の歴史を辿って繋がる感覚が面白かった

CGがないから体を張る!という意気込みは天晴れだが、気を衒った演出のためにエスカレートしていく様
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.1

告発映画としてちゃんとカタルシスがありながらも、記号化されてない女性を描いていて良かった
自己実現のために働くビジネスパーソンであり、子の未来を案ずる母であり、夜道で近づく車に怯える弱者であり、不当な
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

手を振りあえる距離にいるのに断絶されている人々の邂逅がやさしくて良かった

原作より全然光一郎に同情の余地ある気がするんだけど、もしかして高良健吾だから?惚れた弱みってやつ?

フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.5

ネタバラしからキュンキュン具合が加速する感じがすごく良かった
トポルがいいやつすぎてさ…もう…
「これは何でも見透かす目」みたいな話をしてるときのトポルの純度100パーの優しさ、そして胸の内の切なさを
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クリスマスとよばれた男の子(2021年製作の映画)

3.4

ウッウッウッ…ニコラスの子供時代があまりにも短すぎて泣ける……

mellow(2020年製作の映画)

3.8

人を想うという行為はすごく素敵なことだけれども、恋愛に付随する身勝手や好意を伝えるということの自己満足にどう折り合いをつけるのか
合理的にごちゃごちゃ考えると、恋愛という絶対的に非合理な感情を持て余し
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.8

人を想うっていい事だよなあ、という気持ちに久しぶりになった
最後のアイス、レオンくんの独断と偏見でアイスの種類決められてるの笑った
(俺ほんとはクーリッシュ苦手なんだよなぁ〜〜)て思ってても、あのご尊
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.8

世間話で「人生最後の日に何をする?」を話題にしすぎてるからか、「私が考えた最高の終末」を全うするのにみんな必死なのが滑稽で良かった
家族で寝っ転がって順番に I love youを言い合うシーンのおざ
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

課題の効率悪すぎて、2人で一緒にやればよくない??みたいな気持ちになったけど、最後が切なすぎて嗚咽出た

パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

パーティの帰りのバスの中で、仮装した自分にそっくりな配信者(エロ系)を見つけてヒンッて泣くノエミメルランがかわゆくてかわゆくて、ぎゅっと抱きしめたくなっちゃうね

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

WSSの象徴であるあの非常階段の隙間から覗くラストのカットが美しくて思わず息を呑んだ
ちょっとした表情や俳優の肌の色が登場人物のパーソナリティを重厚感増して語っていて、50年代のマンハッタンであの一夜
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.4

エイダがただのお人好しのおばちゃんという訳でもなく、ドッグレースに全財産賭けたり飲み過ぎた翌日に遅刻して怒られたりクレイジーな一面が垣間見えて、ぐっと好きになったね
経理のメガネの男けしからん…と思っ
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.1

相手に執着したり独占したりするだけが愛じゃないだろうに、「周りが定義する愛じゃなかったのか」と悩む茂巳さんの愛おしいこと…
茂巳の状況を知ると口々に最低な男と罵られるけれども、実際の茂巳は不器用さも含
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.3

「卒業後にしみったれた田舎を飛び出す予定だったが、現状のままカムアウトして周囲を頑張って適応させる」というアンバーの芯の強さが、自分の感情すらも誤魔化して捩じ伏せようとするエディのいじらしさをより強調>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

ぶっちぎりで、ダブチ!!(ごめん、言いたくなった)
どれだけサイコパスで狂っていようと、料理はちゃんと食べれるものを作ってるあたりがちゃんと料理人だよね

大袈裟ではあるが飲食業を突き詰めた先の闇など
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.4

すごくすごくすごく良かった
社会が築き上げた"理想の生活"っていうのが、誰にとっての理想なのか思い知らされる感覚が面白い
序盤の出勤する旦那を玄関先で見送る妻たち…という風景から違和感はあったよね
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