感想は4K修復版じゃない方に。
最近たまたまシネリーブル梅田で立て続けに鑑賞して思ったことがある。大きい音が迫力じゃなくてただうるさいというか、耳に痛いと感じることがしばしば・・・今回の『ノスタルジ>>続きを読む
この3時間の上映時間が監督の"嫌がらせ”であるならば、自分はそれを楽しめるほどはファンではなく。ボーの不憫さは『ヘレディタリー』のお兄ちゃんを思い出したのだけど、アリ・アスターはそういうのが好きなんだ>>続きを読む
スクリーンの向こうとこちらは、現実と地続きであることをラジオの放送で気付く。ヘルシンキの公園のベンチに腰掛け、彼らの日々を眺めていた。若葉のときを過ぎ枯れ葉となり枝から落ちても、人生はなお続いていく。>>続きを読む
チラシを見て、女の子が世界を知り自我と自立を獲得する話でちょっとファンタジーな感じかしらと思った。その予想はまったくその通りで、同時に想像は開幕から120%裏切られる。
「ホラー」というより、「ロマン>>続きを読む
『here』に続けて鑑賞。同じく正方形に近いスクリーンサイズで、観る側に問いかけるような描写と、最低限の音楽、環境音、静かな台詞たち。終電を乗り過ごしたある女性の帰路を描いた話。「描いた」というより、>>続きを読む
静謐な写真集みたいだった。スクリーンからマイナスイオンが出てる。寝不足のときに観るもんではない。この作品を「詩」って表してる人がいたけど、途切れ途切れに目に入ってきた映像はそんな感じ。
大阪弁がガラわるすぎて笑った。もし舞台が東京だったらもっと容赦ない印象かも、と思うのは見覚えのある街が舞台だからかもしれない。
三上寛が歌ったピストル魔の少年の、『生まれと育ちのために生き方の選択肢が>>続きを読む
最後どういうことだったのか、人に聞かないと分からなかったのが悔しさの極み。
このレビューはネタバレを含みます
音楽の使い方がちょっと微妙に思ったけど、上陸シーンなどがちょいちょい昭和の特撮感+アトラクションのような迫力(なるほどゴジラ・ザ・ライド!)があって良かった。
山崎さんもゴジラ映画は大好きなんだろうけ>>続きを読む
『パコと魔法の絵本』や『下妻物語』が好きだった。ちょっと胡散臭いメルヘンの入った世界のちょっと胡散臭い人たち。『嫌われ松子』も「やっぱ中島哲也の映画おもしろ〜!世界観が好きすぎる〜!」と思う度に、頭の>>続きを読む
ストーリーは置いといて、音楽が楽しくて踊りたくなっちゃった。主演の子が(顔が)めちゃくちゃかわいいのだが、行動が幼すぎて18歳と言うより15、16歳ぐらいの方がしっくりくる。でもそしたら恋愛パート(わ>>続きを読む
ずっと観たくてやっと観た。場面ごとのロケーションがストライクすぎた。とりわけバレエを踊るシーンは美しく心に迫った。余計なことを描かない潔さも良かった。誰だって本当は傷つかずに、傷つけずに生きられるし生>>続きを読む
手塚治虫の漫画にはよく演劇が落とし込まれているのだけど、そういう感覚というか、演劇を拡張した映画と言ってしまうとそうではなくて、映画と演劇のハイブリッドというわけでもなくて、バンドデシネを開いたら読む>>続きを読む
タイトルの和訳が秀逸で何度も考えてしまった
と思い調べたら、どうも捉えてたニュアンスと違うようなのでメモに残しておく。残された側からのメッセージなのかなと思って観たけど、恐らくは残された側へ向けたメ>>続きを読む
これは自分たちや自分の身近な人にも普通に起こりうることで、自分は意地の悪い人間だから、春子みたいにできるかなって心配になったけど、まあ人間というのはそういう不安と上手いこと一生付き合っていくしかない
もたいまさこさんのお顔は、高校生のときに亡くなったおばあちゃんにちょっと似てる気がする
これもひとつの「誰も知らない」だと思った。心の中に仕舞われたほんとうは、開かないつぼみの中のように誰も知ることはできない。嵐のあとでつぼみが開きますように。
美術が素晴らしい〜かっこいい〜!当たり前だけど光の演出がブレードランナーでテンションが上がった。子供のころは怖くてまともに観れなくて、大人になって観たら怖いよりもとにかく世界観と映像のカッコ良さに終始>>続きを読む
タイトルに惹かれてうっかり最後まで観た。SFホラーかと思いきやナンセンスコメディ。大真面目にくだらなくて荒唐無稽で、恐らくパロディ多めな感じ。何もかも唐突。無駄に長いカンフーシーンがなんか良い。黒澤清>>続きを読む