このレビューはネタバレを含みます
すべては「無」の中に消えてしまう。そんな人生をどう生きて、死をどう受け入れるか。
ラッキーが導き出した答えは「微笑む」だった。撮影時実際に90歳だった彼が、ありのままの等身大でラッキーを演じた事がこの>>続きを読む
“You are strong because you are imperfect. You are wise because you have doubts”
だけど、疑い深いからこそ考えた分の>>続きを読む
大切な存在を失うと、自分の一部がなくなったような感覚になる。
だけど、その人と共有していた大切なカケラは、生者の中にずっとある。
悲しみが強い時はこの考えが理解できなかったけれど、今はスッと入ってき>>続きを読む
“武器を持たずに戦う”という信念を貫いた青年・ドスの物語。人になんと言われても、自分が信じる事だけは全く疑わない。頑固なのかもしれないけど、純粋でもあるんだと思う。
咲くべき場所で咲けばいいんだ>>続きを読む
国籍、種族などが違ったとしても、
愛のある空間で、それは関係ない。
そして、お互いが通じ合うのに、言葉はいらないのかもしれない。
行き場のない怒りと、赦しの物語。
未だ白人と黒人の間に軋轢があるように、"憎しみの連鎖"は終わらない。
アメリカ史とは切り離せないテーマでした。母親の突飛な行動一つ一つが、彼女と同じ境遇にある人々の>>続きを読む
自分の道を進んでいけば、自分の家族がつくれる。
「ロング, ロング バケーション」- 晩年を迎えた少年少女の物語。
ヘミングウェイの家を目指して旅に出た、とある70代夫婦のお話。
出会った頃のような初々しさと、50年連れ添った故の信頼関係。
その2>>続きを読む
戦争を経験した人々に、
「戦後」は訪れない。
デンマークに埋められた地雷撤去を、敵兵に命じられた少年ドイツ兵達。
デンマーク人とドイツ人。戦後も彼らにはお互い塞がらない傷が残っていて、それは憎しみを>>続きを読む
人のいい所をみつめよう。
社会にでて、意見の合わない人は圧倒的に増えた。人間関係がギスギスする事も多い。でも、人のいいところをみつけて接すれば明るいことが舞い込んでくる。パディントンとその家族のお>>続きを読む
愛してくれる人がいれば、人は前に進んでいける。
レイは女の体を持った男の子。
娘として育ててきたこどもが、自分は男だと意思表明したことに戸惑いながらも、一番の理解者であり続けようとする母親の姿が印象>>続きを読む
その人がそうなってしまったのは、その人が悪いからじゃない。生まれた環境でそうならざるを得ないこともある
外面的な強さは、内面的な弱さの裏返し。
自分を守るためにいろんな鎧を身につけて生きてきてしまっ>>続きを読む
"Just be here now. That's dog's purpose."
菅田くんみたさで観たけど、完全に佐藤健劇場だった。
現実から目をそらさないで、自分が何者であるか見つめる。他人が何者であったとしても、その人を受け入れる。そうすれば先に進める