ゆうさくさんの映画レビュー・感想・評価

ゆうさく

ゆうさく

私はゾンビと歩いた!(1943年製作の映画)

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まず奥さんの歩き方でこの世ならざる者だと感じさせてくれるのが良い

かなりの強風映画
いつ何時でも強い風が吹いていて怖い

死ぬほど暗闇の使い方が上手い。奥さんの治療に失敗した後、ヒロインである看護師
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スパイクス・ギャング(1974年製作の映画)

4.5

ようやく観れた
旅立ちの瞬間が当然良すぎてそれを律儀にリフレインしてくるラストにめちゃくちゃくらった…あれはズルいて……

仲間が眠る病院の前で見張る男を撃つ主人公の虚な姿が忘れられない。スパイクスと
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海辺のオクトパス(2019年製作の映画)

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ドン引きしている子供の顔でシメるのが良い
軽やかで天気が良い

お早よう(1959年製作の映画)

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なんかめっちゃ怖い映画
押し売り野郎撃退おばあちゃんがすぐそばで悪口をめちゃくちゃ言われるくだりがあるがそこでおばあちゃんの背中から死ぬほど不穏な空気出ててヤバかった

突貫小僧(1929年製作の映画)

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いつの世にも変顔はあるのだなという謎の感動がある

恐怖分子(1986年製作の映画)

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思ってたより青臭くて良い
若々しい演出
要するにラルジャンってこと…?な、お話も嬉しい
恋愛時代と全く同じオフィスが出てきた気がするのだが気のせい?
ラストカット大賞殿堂入り作品

ライド・ロンサム(1959年製作の映画)

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70分ちょいの中で盛りだくさんな内容なのでとてもお得な作品。
マジで一瞬でみんな死ぬんじゃないかと思う緊張感。
だだっ広いからこそ閉塞感のある荒野の逃げ場のなさに震える!!!

電車男(2005年製作の映画)

4.5

前半めっちゃスプリットスクリーンの映画で楽しいなーとなってたらクライマックスの告白のくだりが長いしシャバく見えてなんだかなーとなったけどラストの定期拾うところがはちゃめちゃにオシャレ過ぎて震えたので大>>続きを読む

ユリシーズの瞳(1995年製作の映画)

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アンゲロプロスの中でも特に長回しに気合が入っている…
それと同時にカットが切り替わるタイミングが凄い。
列車に並走する女が車内に乗り込んでくる時のカット割が美しい。

ラスティ・メン/死のロデオ(1952年製作の映画)

5.0

凄かった…
何かを渇望する者たちの描き方が凄い。欲した結果どんな行動に移るのか?その一つ一つが驚きと感動に満ちている。
ニコラスレイのベストです。DVD買って良かった…

キートンの探偵学入門/忍術キートン(1924年製作の映画)

4.5

イカれたアクションがこれでもかと連べ打ちされる。最高に楽しいのと同時にゾッとする。マジで死ぬやん…
アクション以外にも映画技法で遊び尽くしている。映画内に入り込んでからしばらく繰り返される、アクション
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キートンのハイ・サイン(1921年製作の映画)

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後半の怒涛のカラクリ屋敷アクションが凄い。そしてその撮り方がスーパーマリオっぽい

ヒーローショー(2010年製作の映画)

4.5

呪術廻戦の髙羽史彦のビジュアルは笑う犬の原田泰造が元ネタらしいが、絶対このヒーローショーの福徳も参考にしていると思う

誰も彼もが疲れ果ててる映画なのが良い

驟雨(1956年製作の映画)

4.5

観た中では圧倒的に成瀬のベスト
夫婦という関係のリアルではなくリアリティがある。そう思わせてくれる会話に見せかけたアクションの応酬。それが最後の紙風船に集約される。
画面の奥行きと境界線の作り方が凄い
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抱きしめたい(1978年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白い
これがデビュー作って本当に凄い
色んなものが壊れまくり誰も彼もが転びまくる

ビートルズの部屋に潜入成功した子(ジャケットだと真ん中の子)のライブ中のリアクションが良い。ただただ神
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ホワイト・ドッグ(1981年製作の映画)

4.5

超絶面白いです
犬怖い
赤い風船を膨らませる黒人の少年とゴミを漁るホワイトドッグを一つの画面に捉えたショットにめちゃくちゃドキドキした。
長回しが主体の映画では無いがマジでここぞという時にワンカットの
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香も高きケンタッキー(1925年製作の映画)

4.5

豊かな時間だった
笑える場面が多く完全無音上映ながら緊張感がなくリラックスして観れた
体験として楽しい、そんな作品
驚きに満ちた馬のアクション!馬も人もみんな素晴らしいキャラクターだった
母から娘へ受
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拾った女(1953年製作の映画)

4.5

アマプラに配信きてた!

面白すぎ!!!
モーが初登場するFBI?の部屋での長回しが凄い。そういえばカット割られてなかったと後から気づく系の流麗でわざとらしく無い長回し。凄い。

「売国奴で死ぬよりス
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サンライズ(1927年製作の映画)

5.0

再見
ひたすら面白い…

主人公のダメ男フェイスがたまらない。しかしそこから精悍な顔つきになっていく
奥さんも序盤とラストでめちゃくちゃ印象が変わるほど可愛く見てくる

浮気相手がちゃんと魅力抜群なの
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キートンの化物屋敷(1921年製作の映画)

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お化けの見た目が「乙女の星」に出てくるものとほとんど同じだった。昔のお化けのイメージはコレなのか…
キートンにしては表情でみせる芝居が多い印象
派手さが無い分、冷静に考えるとこれヤバくね?となる細かな
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

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リバーオブグラスを先に観てたので温泉に辿り着けないんじゃないかとドキドキした。
一晩明かしてテントの片付けしてる時カートが立ちションしてるがそこで湯気が上がっているのに謎の感動を覚える。インディーズ映
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

4.0

バーでの出会いのシーンが良い
パッとカットが切り替わっていくが、そこにグダついた時間が横たわっている感じが確かに感じられる
その後プールに誘われて一度は断る主人公だがその次にはあっさりとプールのカット
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キートンの警官騒動(1922年製作の映画)

4.0

キートンやっぱすご〜
警官に追いかけられてワンカットで車に捕まりそのままフレームアウトする、という超人的なアクションをホントにあっさりと、見逃してしまうほどにさらりとやってのけるのがさすが
警官がアホ
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ミッキーの大時計(1937年製作の映画)

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冒頭の時計台の俯瞰ショットが美しく、高さの表現が見事だったぶん、そのあとほとんどシチュエーションを活かした場面が見れなかったのが残念。しかし、不意に高さをうまく表現したカットが顔を出す。それだけに惜し>>続きを読む

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

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技術的な問題であって特段不気味さを目指しているわけではないのに現在の視点で見るとどうしても不気味に見えてしまうこのCGの質感が良い

ピクニック(1936年製作の映画)

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キスをした後に強くなる風、流れる雲、降り出す雨
自然への眼差しが凄い。水面、陽光、鳥、木陰
あとやっぱりブランコ漕ぐカットが良い

マッチ売りの少女(1928年製作の映画)

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ルノワール版
まさかの馬上アクション
死神に捕まり十字架の元で横たわる少女に差す陽の光が恐ろしくも美しい

大砂塵(1954年製作の映画)

4.5

超絶面白い
序盤に出てくる落ちかけたグラスをキャッチする所作がカッコ良すぎた
登場人物の追い込み方が半端じゃなく、常に暴力が付き纏ってきて、どんどんと脱落していく緊張感がある
あと、銃で撃たれた人間の
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TOKYO EYES(1998年製作の映画)

4.0

オープニングかっこよすぎ!
武田真治の家に突然DJがやってきて踊るところもサイコー
たけし出てきて急に死ぬほど緊張感高まるのも楽しい
空気感と音楽に騙されて楽しくなった気がするがそれで良い、それが良い
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殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

4.0

速すぎ!凄い!
めちゃくちゃ暴力!
主人公、最後撃たれてゴボゴボ喋ってるの死ぬほど痛そう!

Viewers:1(2021年製作の映画)

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スケール感ある画面になっていてなおかつオチは慎ましいものになっているのが良かった

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