「noma」が東京へポップアップレストランを出した際のドキュメンタリー(前作『ノーマ、世界を変える料理』を観てからの方が楽しめるかと)
若干上手に切り取りすぎな感もあるが、「noma」という店とレネ>>続きを読む
震えた。
2024年冬に閉店してしまう「noma」
2023年春、ちょうど今京都に来ていて、応募したものの一瞬でソールドアウト、予約は取れず。閉店の理由は憶測も飛び交うものの実態は不明だが、これか>>続きを読む
かの有名な『西部戦線異状なし』
映像化は、1930年、1979年、そして本作2022年。三度目の映画化。
原作小説は1929年発表。第一次大戦が1914-1918年だったことを考えると、約10年後>>続きを読む
TOMATOMETER 39%でグチュグチュに腐れてる一方、オーディエンススコアは88%。
どゆこと?と思って観た結果、Rottenに同意。
終始、冷笑が付き纏う、脚本と演出の寒々しさよ。
MC>>続きを読む
良くも悪くも是枝さん。
「生まれてきてくれて、ありがとう」
美しい言葉ではあるけれど、現実はどうか。
子供は生まれる環境や親を選べない。
親→子へと一方通行のこの言葉が、この作品の綺麗にまとまり>>続きを読む
一作目もなかなかだったけれど、二作目は前作を下地に、更にひとつレベルを上げた感。
若干ポリコレ風味が強いのと、中盤までのドタバタした感じ、あまり効いてない格闘シーンと、乗り切れないシーンもあったもの>>続きを読む
シャーロックとマイクロフト、これ以上無く有能だけど偏屈で変人な二人の兄を持つ、妹エノーラ・ホームズの物語。
まず、この視点の転換が面白い。
更に、この子供たちにして、この母ありと言わんばかりの、ぶ>>続きを読む
紹介に偽りあり。
「俺のブタを返せ。愛するブタを奪われた孤独な男の姿を描いたリベンジスリラー」
俺の時間を返せ。
「リベンジスリラー」?
只々静かに暖かい、ヒューマンドラマじゃないですか(メンタ>>続きを読む
何だかんだ、ミニオン大好き。
グルーとミニオンズの出会いと始まりの物語。
安定の可愛さとハチャメチャ具合。
1970年代の楽曲をアレンジしたサントラも素晴らしい。
ナンシー・シナトラの"Bang>>続きを読む
キューバ危機の裏にあった、実話ベースの物語。
世界が今の形で在るのは、歴史の表舞台に出ない様々な人々の想いと犠牲があったからこそ、という普段忘れがちな真実に改めて気づかされる傑作。
世界が最も終わ>>続きを読む
韓国ノワール傑作の『新しき世界』のファン・ジョンミン×イ・ジョンジェ出演。
胸熱過ぎる組み合わせ再び!と期待値高かったせいか、とても消化不良な作品でした。
ファン・ジョンミン兄貴の魅力を活かしきれ>>続きを読む
そのうち観ようと思って忘れてた。
小ぶりではあるけれど、監視班の目線から犯人を炙り出してゆく佳作クライムサスペンス。
チョン・ウソンが珍しく悪役。ソル・ギョングは『シルミド』の印象が強いのだけど、>>続きを読む
「がんばりましょう」
邦画で、こうしたジャンルとしては頑張ったほうだとは思うけれど…
『インファナル・アフェア』『ディパーテッド』『新しき世界』と、潜入捜査モノの名作が多々ある中で、今作はいったい>>続きを読む
95分ワンカット。
ワンカットを売りにしたと言うよりも、描きたい画を抽出したらワンカットになりました、という感じで非常に好感。
レストラン内という非常に狭い空間が舞台だからこそ、徐々に配置や構造が>>続きを読む
レストランと料理界を舞台にしたサスペンススリラーという異境地。観てみて損はない、意欲作。
舟で渡る孤島のレストラン、地産地消の食材、寄宿舎のような生活を送るスタッフ、教祖のような言葉を語るシェフ、閉>>続きを読む
クリスチャン・ベイル主演のミステリー。
ルイス・ベイヤードの原作を読んでないので、何故エドガー・アラン・ポーが絡んでるのか、さっぱり分からないままに鑑賞。したものの、鑑賞後も分からぬまま。。
序盤>>続きを読む
This is ローランド・エメリッヒ!
もう何度も観てるけれど、初レビュー。
最初に観たのは、中学か高校くらいだったかな。友達と皆同じシーンでビクッとして笑いあった記憶。
いやー、やっぱりSF>>続きを読む
ジョーダン・ピール監督、三作目。
前二作とも凄まじかったのだが、今作も更に新境地。序盤から惹き込まれ、中盤以降は開いた口が塞がらなかった(褒め言葉)
前二作のレビューでも書いた「凄み」が今作にもし>>続きを読む
数回観てるのに、レビューしてなかったので。
とりあえず、アルコール片手に、脳筋一本道のテンポMAXなストーリーと、金のかかったアメリカンなSFディザスター映像を楽しむには良い作品。
チキンブリトー>>続きを読む
THE・新境地。
原作漫画『SLAM DUNK』ドンピシャ世代としては、この時代にどんな映画化になるのか、楽しみでもありつつ一抹の不安も感じながら。
でも、井上雅彦自身が監督・脚本と云うなら、それ>>続きを読む
公開前からA24配給ということもあって随分と話題で、期待してたんだけど。
全然ハマらなかった。
最近、老人にフォーカスしたホラーやスリラーが多いのは、そこがある種の禁忌ゾーンだから、もうそこに行く>>続きを読む
素晴らしかった。
夢をテーマにしているので、『インセプション』や『パンズ・ラビリンス』を思わせる雰囲気はあるものの、ダークさ皆無なので全編とても暖かな気持ちで観れる。
子供心と冒険心を刺激される、>>続きを読む
満足!
一作目も本格派を漂わせながら、今の時代に沿った良き探偵物だったけれど、二作目も満足。
往年のミステリの空気感と、世相への風刺とが、満ち満ちたこの感じ。日曜の夜に観るには、とても良いチョイス>>続きを読む
公開前から話題になっていて、かなり期待していた作品。
蓋を開けてみれば。
ゾンビ物とは一線を画す設定の新しさと、エログロゴア描写への情熱は感じるものの、ちょっと中途半端な出来。
理性が失われ欲望>>続きを読む
これは、MARVELからチャドウィック・ボーズマンへの鎮魂歌なのだと、何処か厳粛な想いで劇場へ。
結果、追悼的な意味合いでぐっと来たのは、初っ端のMARVELロゴと、ラストのメタ的なシーン。
肝心>>続きを読む
伊坂幸太郎の原作は未読。
京都でプレミアやったり、日本原作に日本題材の、ブラピ主演ハリウッドエンターテインメントの仕上がりやいかに。
感想としては、期待を超えず、下回らず…。
間違った日本イメー>>続きを読む
カンヌ映画祭パルムドール。
『RAW』のジュリア・デュクルノー監督、第二作。
前作はいまいちハマらなかったんだけど、二作目の今作、更に変態度をマシマシにした、監督ならではの世界観が予想を斜め上に突>>続きを読む
割と評判が良かったものの、食指が動かなかったので今更鑑賞。
アカデミー作品賞…なのか。
フランスの『エール』のリメイク作。
ハリウッド寄りに改変は加えられているものの、全体としては単館系映画のよう>>続きを読む
アナ・デ・アルマスがマリリンを演じると、リリース前から話題だったNetflix作品。自分も期待してた。
2時間47分と長いのと、リリース後のレビューの鬱具合に恐れをなして、時間のとれた週末にようやく>>続きを読む
半年ほど観よう観ようと思いつつ、コメディ気分じゃない日々が続いていたので、ようやく鑑賞。
いや、最高だった…!
ブラックユーモア×ディザスター。
B級の仮面を被ったS級ですよ。
全編、現代社会(>>続きを読む
マヤ・ホーク目当てで観たけど、単なるポップティーン映画に収まらない出来栄え(そして、ますますマヤ・ホーク好きになってしまう存在感とオーラ)
誇張されまくったアメリカンティーンエイジカースト世界に、全>>続きを読む
『ブンミおじさんの森』でパルム・ドールを受賞した、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督作。
いやー、変態だ。
常識と定番を完全に逸脱した独自の世界観。
自我、因果、時間、場所、歴史、記憶、>>続きを読む
現代風味に落とし込んだ『燃えよ剣』
配役と役者陣の演技は文句無しに見事だったけれど、やけに「若者に向けて理解できるように単純化して作りました!」「でも『燃えよ剣』だけに、あまり単純化も出来ませんでし>>続きを読む
映画「作品」を観た、という心にしみわたる満足感を得られる、正に作品。
3時間、長さを感じさせない完璧に構造化された脚本と台詞の数々、完璧な配置の登場人物たち、完璧な画づくりと音、各賞も納得の仕上がり>>続きを読む
なんじゃこりゃ。
トンデモ設定だけど、そこをどう回収してくれるのかなー!と期待して観てたら、特に捻りも無いトンデモ設定のまんま、カタルシスも皆無で終了しました。
え、終わり?
序盤の次から次へ転>>続きを読む
「もうボディガードなんてしない。なんて言わないよ絶対」
まさかの二作目。
一作目が予想を斜め上に裏切るSUPERな出来だったので、二作目大丈夫かなーと思っていたら、一作目に負けない面白さとアホさだ>>続きを読む