さかもとさんの映画レビュー・感想・評価

さかもと

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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

5.0

「あーこの話は僕の話だ」

2時間の作品を通して、大げさでなく何かが僕の身体を通過していきました。

凄い映画でして放心状態。オールタイムベスト1と言っても大丈夫。

ピクサーとピート・ドクターは偉大
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.8

凄すぎて久々に投稿したくなった。
最高です。完璧でした。予告からはあんまり期待が高まらなかったけど、裏切られたやられた。

ずっーと楽しかった。
お母さんとのファイナルバトル、クライマックスの展開は圧
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

涙涙の映画でした。この素敵な家族、まるで自分も家族の一員になったかのような気持ちになりました。

無音シーン、そしてルビーが歌いお父さんがルビーに触れるシーン、この2つはマイ映画史に残る名シーン。映画
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

胸がいっぱいす。
これこそ人生の一本。

凄すぎて、言葉でないなぁ。

プレステージ(2006年製作の映画)

4.9

ノーランの中で一番多く見返した作品。謎解きのために見返したんじゃなくて、この作品がただただ好きで。数年おきに浸りたくなる。

まず雰囲気が好きだ。これに限らず近代が舞台の映画が好きだ。
俳優が好きだ。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

これは、、、愛するノーランだから許されるのであって、ノーランじゃない人の作品だったら…
これはいくらなんでもやり過ぎ&無茶…

けどこんなの作れるのはノーランだけ、そしてすごい映画であることは間違いな
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

うまく言葉にならない。していけないような畏怖。神聖。

この映画が、僕のオールタイムベスト。

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.8

名作。マイピクサー史上ベスト3に入る超名作誕生、今年で最高(?)に興奮している。

ポスターやタイトルは地味だけど、間違いない!映画館で観て間違いない!コロナで微妙な今の世界にあって、この映画は光、ま
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.5

december1963

が最高!!なんて素敵でアガる曲なんだ
君の瞳に恋してるのシーンも涙、涙、涙

チンピラ達が魔法のようなドリーム。そこからのグループの不和、家族の不和。それを経てのラスト。
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

「一生に一度の傑作」
「ミュージカルを越えたプレイリストムービー」

というコピーと美しいジャケットで期待して観に行ったら、なんか全然違くて唖然

“創り手の想い”と“日本の配給会社・広報の作戦”が乖
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.6

連作短篇
1話を見終わった時もう見るのやめようと思ってしまったが、3話見終わってなるほど。1話がなければ3話はできないよなぁ

誰にでもある学生時代の強烈な想いともどかしさが、美しい映像で思い出されま
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.6

金曜ロードショー

障がい者・健常者で分けない。どっちだって自分を閉ざして相手の声を聞かないときがある。
どっちも「私が悪いんです」でシャットアウトする時がある。

思いっきり刺さる。全員いるいるのキ
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.2

ファンタジー(リアルじゃない設定)だからこそ伝えられるものがある。

「理想の女性、思い通りの彼女ができた」

中学生が考えたんか!みたいな設定
それがこんな展開になる。素晴らしい

パーフェクトな相
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.7

夢のようなつくり話

「コナン君みたく、頭脳はこのままで小学一年生からやり直したら、超天才児やん」
みたいなことを考えたことがあるけど(みなさんありませんか?)、そんなバカみたいな空想を、こんな素敵な
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

3時間あっというま。役者陣立派です。

父アンソニー・ホプキンスの名言がいちいち胸に刺さる

「相手への信頼と責任をまっとうすること、相手を傷つけないこと、それを永遠に続ければ真実の愛に近づく」

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街の灯(1931年製作の映画)

4.2

すごいラスト。
シンプルだからここまでガッ!と感動が押し寄せたのか。90年前と今も変わらない、相手を思う純粋な心、人生の哀しみ。結ばれてハッピーエンド、じゃない相手を思う愛。

ずっと真剣だったり立派
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

本当に、一生懸命な映画だった。誰にでもある悲しみ、痛み、心に深く届けようと、優しく、誠実に創られているのを感じた。
安易な、表面の解決に逃げなかった。宮崎駿は天才的な面で、ナウシカ、トトロ、もののけ、
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.5

福島で何があったのか

映画後半の出来や作り方、伝え方には賛否あるだろうなと思うし、無理矢理のドラマチックや感動で焦点がボヤけたのではなど疑問は残るが、それをさっ引いても、

観てよかった。絶対観るべ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.8

ありがとうスターウォーズ!
JJエイブラムス新シリーズ製作陣、よくがんばった!

批判されて当たり前(しかも世界中から!)、そんな中、

夢見させてくれました。サイコー!!!

カイロ・レンとハンソロ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

仕事、夢
自分を変え、勿論悩みながら、力強く、華麗に前へ進んでいくラスト、

しびれる。安直な解は用意されておらず、けど小難しくは感じさせない絶妙なバランス。すごい

マドンナ「ヴォーグ」が流れた時の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

凄まじい。製作者たちの苦しみまで伝わる、すごいパワーの映画。
ホアキンフェニックス恐るべし。
照明、構図、色んな要素が緊張感を高めていく。

悪をおこなったとき、初めて解放される、認められる。観客はジ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

タランティーノ、変わらない野郎どものカッコ良さと、おかしさと、ノリと、(火炎放射サイコー!)

けど今回はあったかい面がすごく出ていて、それも素敵だったなぁ。

新たなる名コンビ誕生。愛せ過ぎる。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.2

実話だということがデカイ。

ホームレスのデカイ黒人男性を受け入れる(しかも保守的な家庭が)

母のでかさはなんなんだろう。初めは弱いものへのあわれみ、献身で、偽善なんて思われてしまう可能性もあるけど
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

高校生からかれこれ5回目くらいの観賞

これが自分のオールタイムベストなつもりで見たんだけど、大人になるとまた見方も変わってくるもんです。

映画と音楽がここまでマッチングしているのは、なんだろ。魔法
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーは今の現代には合わないなぁ(王!や勧善懲悪は大人にはキツいやぃ)と思いながら、展開も全部知ってるやぁと思いながら、

二時間あっという間だったのは、映像の美しさ(こんな景色を生で見たい)と、
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.7

言葉では説明できないんだけど、心の奥底を揺さぶる世界

こんなことができる宮崎駿とジブリって…

メッセージとかわかんないし、見終わって何か役に立つことなんてわからないんだけど(千尋もほとんど変わらな
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天気の子(2019年製作の映画)

4.7

自分の全部をかけて、フルスロットルで、想い、行動する。涙があふれたのは、その単純でデカイ愛の想い、圧倒的アツさ、恥も外面も捨てて、行動してしまう。

帆高を、どこにでもいる普通の人間として描いてくれた
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つぐない(2007年製作の映画)

3.6

ブライオニーの大反省会

もうみんな可哀想で…
一つの出来事が全部を壊し、覆水盆に返らず、、恐ろしすぎる。
それも子どもの失敗だよ?

人生の悲しさ、愛の難しさ、つきつけられた感じです。

スティング(1973年製作の映画)

4.5

完璧、文句なし、痛快、最高

なんという脚本、テンポ、キャスティング、雰囲気だろう。

観客はどうやったらワクワクドキドキするだろうということを、センスの塊みたいな人たちで練りに練って創られたのが 伝
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.3

後半になるにつれ、どんどん引き込まれた。ジャマールの純粋さを知れば知るほど、「当たってくれ!」と切に願っている自分がいた。

兄とラティカのシーンはフラグ立ちまくりでこのシーンこそがクライマックスにな
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

-

トイ・ストーリーというだけで、僕は冷静に見れていない。監督はじめスタッフ一同、相当なプレッシャーの中にいたのではないか(今も)
うーん、評価できない

ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

美しい作品、たたずまいというのか、雰囲気がとても良かった。監督のセンスも俳優陣も素晴らしい。
不可能と決定されたことを可能にするためのひたむきさ、そして悲しさがじっくり伝わる。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

国家、権力、メディア、こんなことになってたのか、と唖然。(脚色あるにせよ、大筋は真実と見た)

メッセージ性は抜群、伝えたい思いもわかる。日本国民みんなこの現状を知るべし

と思うがゆえに、
作品とし
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絶対の愛(2006年製作の映画)

4.0

彼氏に飽きられるのが怖くて失踪、整形して再び彼氏の前に現れる。

頭の整理ができない。不可解な部分が多い。けど、グイグイひきこまれた。
飽きる、ということへの不安は確かにある。愛がゆえの支配欲の強さと
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X-メン(2000年製作の映画)

3.7

「ローガン」を観たくてXメン初体験

中学生の時、「マーベルVSストリートファイター」という格闘ゲームにハマったが、こういうキャラクターだったのねと10数年たって理解。

アメコミ映画の原点ということ
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.2

共感、孤独なのは君だけじゃないぞ、誠実であってもうまくいかない世の中かもしれないけど、監督と観客はみんな君の仲間だ、という共感。

監督の、世の不条理への哀しみと、弱い人、孤独な人への眼差し自体が癒し
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