yutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.0

前作から10年の時を経ての続編。メインキャストが一人残らず全員そのまま出てくれてるのが嬉しい。
物語は母ドナの夢であったホテルを完成させ、パーティーの準備を進めるソフィアと、ドナの過去のストーリーをシ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

ロストワールドの流れを踏襲しつつ、圧倒的な映像技術の進化を感じたシリーズ最新作。前半の溶岩×恐竜のスペクタクルが凄すぎて、後半でそれを越えられずやや退屈になっていく感じがちょっと残念。要所要所でハラハ>>続きを読む

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.0

オリヴァー・ストーンの『スノーデン』を観てからの鑑賞。実際の映像であるが故のとてつもない緊迫感。文字通り映画顔負けの事件だなと改めて思った。あとジョセフ・ゴードン=レヴィットがいかに忠実に演じていたか>>続きを読む

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.0

山田洋次監督の『家族はつらいよ』シリーズの二作目。今回は高齢者の免許返納、それから孤独死などの問題を切り取った、前作よりやや重めなテーマ。しかし前回同様、愛らしくコミカルな家族のやりとりは健在。それが>>続きを読む

チャッピー(2015年製作の映画)

3.0

前情報なしだったのでシガニー・ウィーバーにヒュー・ジャックマン(しかも悪役)、Die Antwoordのニンジャとヨーランディというキャストにはびっくりした。
楽しめました。『第9地区』とわりと共通す
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

元夫から届いた一冊の小説。それを読み進めていくにつれて呼び起こされる感情や過去。一体何のために?小説に込められたメッセージは何なのか?というような物語。
パンチのあるオープニングで始まったけど、静かで
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.0

過去に一度ベストセラーを出してから、スランプに陥ってしまったノンフィクション作家が、もう一度栄光を取り戻すべく家族と共に引っ越したのは、かつて一家首吊り殺人事件があったまさにその家。彼は屋根裏で、首吊>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.0

ほんの少し思ってた雰囲気と違ったけど、良かったかな。口うるさい父親に嫌気がさして、森の中に家を建ててそこで暮らす計画を立てる少年と、その親友+変なヤツのお話。
結構期待して観たから、コッテリしたラーメ
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

まるでVRゲームかのような、一人称視点で進む体感型のアクション映画。もう始まってから終わりまでずっと、休憩する暇もなくぎっしり詰まったバイオレンスアクション。99%は戦うか逃げるのどっちか。最後終わっ>>続きを読む

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.0

ジェームズ・ワン監督のヒットホラー『インシディアス』シリーズの三作目。しかし今回はシリーズで脚本を務める相方、リー・ワネルが監督も兼任。
物語は、一作目、二作目の更に数年前に遡り、ある少女がエリーズの
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

アメリカ、カリフォルニア州、サクラメント。田舎の街で暮らす思春期ど真ん中の少女クリスティンは、自分の事を"レディ・バード"と名付け、青春のあれこれや厳しい母親と向かい合いながら、いつか街を出て遠くの大>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

知的な雰囲気漂う静かなSFサスペンス。
"ブルーブック"と呼ばれる大手ネットワーク会社に勤めるプログラマー、ケイレブ。彼は社内の抽選によって、社長であるネイサンの別荘に一週間滞在する事になる。そこで、
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

突然電気が消滅しライフラインが全て停止してしまった世界で、必死で生き抜きながら一つになっていく家族の再生物語。東京から鹿児島まで自転車で旅をしていくロードムービーでもある。
人がどれだけ文明に依存して
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草原の実験(2014年製作の映画)

3.0

なるほど。一言の台詞も無い映画。それを逆手にとった美しい表現手法と、結末。実はこんな強烈なメッセージを持っていたとは。
正直途中からあれこれってもしかして…ってなっちゃったけど。とにかくものすごく綺麗
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.0

姉がいる獣医学校に一年遅れで入学した妹が、先輩からの洗礼や寮生活の中で、自分の中に芽生えたカニバリズムに気付いていく。
あんまり耐性無い人は結構トラウマなるかも。直接的なグロさはそこまでないけど、ひえ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

4.0

あんま評価高くないけど、こういう実話モノは好きなので。面白かったです。
天才的な操縦技術を買われてCIAに雇われた男、バリー・シール。秘密工作に武器密輸、そしてコカインの運び屋からおとり捜査まで。巨万
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.0

幼い頃縁を切った父親が、末期の病気に侵されていると知るサオリ。そして父親の恋人であると言う青年から、父親が作ったゲイの為の老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコの手伝いに来て欲しいと頼まれる。
良い映画でした
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

1971年ニクソン政権下のアメリカで、ベトナム戦争に関する機密情報が漏洩し、NYタイムズにより報道されるところから物語は始まる。実話。
正直なところ結構固い内容の映画ではあります。アメリカの政治的、歴
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

第二次大戦中の広島、呉の生活をコミカルかつ情緒的に描き出したアニメーション映画。とっても良かったです。日本の忘れてはならない歴史であると同時に、そこに生きていた人たちの強さや優しさ、考え方が、現代に生>>続きを読む

オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

4.0

初めてのレーベル契約から25万人規模のワンマンライブまでたったの2年半。
スーパーソニックで駆け上がった、まさしくロックンロールスター。格好良すぎ。

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

2013年にエドワード・スノーデンという青年が暴露した、アメリカ政府による恐ろしい監視システム。全世界が衝撃を受けたその事件をオリヴァー・ストーン監督により映画化。事件の事はもちろん知ってたけど、より>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

残忍な殺人事件の容疑者として指名手配され、逃亡を続ける一人の男。一年後、東京、千葉、沖縄、それぞれの場所で暮らす人々の前に突然現れた素性の分からない男は、事件の犯人として発表されたモンタージュ写真にそ>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

想像よりも遥かに面白かった。まじで食らいました。完全に是枝監督の虜になってしまいました。終わった後しばらく頭がぼーっとして、確かに受け取ったものが目の前にあるのに、それを言葉で形容する事が出来ないよう>>続きを読む

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.0

『6歳の僕が大人になるまで』のリチャード・リンクレイター監督作。実はまだそっちは観てない。1人の青年が野球のスポーツ推薦で大学に入学し、新学期が始まるまでの3日間を描いた、いわゆるアメリカングラフィテ>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.0

おもろかった。トムの兄貴が禁断の世界に足を突っ込んでしまう、性と愛欲のミステリー。これがキューブリックの遺作なのは知らんかった。映画人生最後の台詞があれっていうのもまた面白い。貸衣装屋の謎が分からん過>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞。信仰、信じる事の、その更に根底の部分を剥き出しにして、投げかけてくる映画。素晴らしかったです。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

大泉洋が完璧でした。あとZQNも素晴らしい。漫画実写化系の映画の中ではかなり再現率高いほうかなと。ただやっぱり内容はどうしても薄く見えてしまう。しょーがないところではあるけど。ヒロミの過去だったり樹海>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

日本版『ナイトクローラー』か?と思いきや内容は全然そうでもなく、元スターカメラマンだが現在はパパラッチとして芸能人の尻を追っかけ回している男、福山雅治演じる都城静という人間にクローズアップした、少しロ>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.0

良い映画でした。徹底的な生活感というか、是枝監督の醸し出すこの空気感はやっぱり心をホッとさせるというか、ちょっとだけ元気にしてくれる。やはり家族をテーマにした映画なんだけど、みんななりたい自分があって>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.0

コメディなのかホラーなのか?という前半の雰囲気から、後半に近づくにつれて混沌としてくる、ちょいグロもありの韓国映画。シュールでB級的な描写にも関わらず全く未知の方向に振り切っている為、先が読めず、何を>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

なんとも気味の悪いスリラーでしたね。顔が怖いよ顔が。表情での演技合戦が凄かった。一応人種差別的な部分をテーマにしつつ、それ自体をミスリードとして使っていたりする中々に深い構造になった映画だった。差別的>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

4.0

山田洋次監督、音楽は久石譲。「東京家族」とキャストだけでなく配役まで一緒。家族をテーマにしてる所も変わらずだが、全く別の家族のお話であり、こちらはコメディタッチで進んでいく。微妙に職業やキャラクターが>>続きを読む

東京家族(2012年製作の映画)

4.0

また泣いてしまった…。東京で暮らす三人の子供たちに、田舎から会いに来た老夫婦。温かく愛おしく、時に煩わしく鬱陶しい、家族の物語。家族間ならではの、なんともリアルなやりとりが良かった。話自体は何のことの>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

なんだよこれ最高じゃねーか。にやけ&鳥肌のオンパレードだった。音楽、ゲーム、映画、POPカルチャーへの愛と感謝と敬意。ワクワクする冒険と仲間。そして忘れちゃいけない事。これだよスピルバーグ。好きで好き>>続きを読む

息もできない(2008年製作の映画)

4.0

んーこれは意外と複雑で奥が深いな。物語の入りは割と良くありそうな、暴力で金を稼ぐチンピラが、1人の少女と出会って変わっていくみたいな雰囲気。テーマは家族の繋がりと、もう一つは暴力によって生み出された連>>続きを読む