Extremeさんの映画レビュー・感想・評価

Extreme

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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的にライダー映画史上、五本指に入る最高の作品だった。

コロナによる本編の短縮で浮いたCG予算を使い切るかのようなド派手なCGを用いた戦闘シーンには思わず息を呑まされる。

撮影技法も今までの平成
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クリープ(2014年製作の映画)

3.9

じわじわと精神に攻めてくるヒトコワ系ホラー。ときどきビックリポイントも。

撮影の手法は「ブレアウィッチ・プロジェクト」などに近いFPSのビデオカメラ方式。

特に目新しいテーマではないが、ストーリー
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来る(2018年製作の映画)

3.5

常人には理解しづらい現代アートのような作品。

幽霊は出るが、それはあくまで引き立て役のようなもので、どちらかというと人間の業や醜さに深く切り込むような作風。

幽霊を軸に、人間の心の闇を、吐き気のす
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プロメア(2019年製作の映画)

3.8

王道ジャンプマンガのような熱量とスピード感のすごい、ジェットコースターのような作品。

嵐のような怒涛の勢いで展開するストーリーと異次元並みの作画クオリティが生み出す爽快感が魅力であり、視聴後は非常に
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

タイトルと「ゾンビ映画」という題材から、最初に店頭で見かけたときはB級感が否めず、あまり期待していなかったが、ここ最近で「パラサイト」や「エクストリーム・ジョブ」といった良作韓国映画に巡り会ってから考>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

戦時ドイツの「愚かさ」を子ども番組のようなコメディタッチで痛烈に皮肉った映画。

戦争の愚かさ、人間の愚かさ、優生思想の愚かさ、そして何もかもが終わった後の虚しさ。

ドイツ人たちは自分たちとほとんど
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

5.0

韓国映画にこれほどの作品があるとは思わなかった。海外映画史上はじめてゲラゲラ笑いながら観た作品。

テイストとしてはギャグ寄りのアクション漫画のようなノリで、テンポの良さと勢いで押し切るような作風だが
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.0

ある異常殺人犯の一家惨殺の現場をノーカットで延々と見せつけられる1時間半。

作中、あらゆる要素がタイトル通り「不安」にさせる。

まず全編通して流れている不協和音のBGM。

それに加え、カメラワー
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

黒人に対する白人の差別意識を風刺した社会派サスペンス。

テーマ自体はよくあるものだが、それをこうした形で表現したのは珍しく、オリジナリティがある。

メッセージ性は強いがエンターテインメント性も薄れ
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アス(2019年製作の映画)

3.8

セリフ回しが安くてB級っぽいのが欠点だが、独特で唯一無二の世界観と気持ちの悪いBGMが不気味さをかき立てる。

ホラーというほど怖さはないが、前述の世界観とBGM、そして先の読めなさすぎる展開に、終始
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

醒めない悪夢を延々と見せ続けられているような映画。

自分が視聴した回では何人か途中で退室してから戻って来なかった。

真っ白なキャンバスに真っ赤なペンキをぶちまけるような、

柔らかい綿で首を絞めら
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分自身はあまり期待しておらず、単にホラー初心者の友人を怖がらせるためだけに視聴。

ところが蓋を開けてみるとけっこうちゃんとしていた。

ラストで安っぽくなってしまうのはホラーの宿命だが、全体的な雰
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

未完に終わった原作に、しっかり納得のいく形でケリをつけた映画。

GACKTも二階堂ふみも伊勢谷友介も絶妙なハマり役で、本作の色々ブッちぎった演技は素直に称賛したい。

埼玉県民なので、ときどき挟まれ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.2

マンガの実写化はどうしてもキャラのビジュアルに安っぽいコスプレ感が出がちだが、本作はあまり違和感がなくフィットしていてストレスを感じない。

本作や「翔んで埼玉」のような「登場人物が大真面目にアホなこ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

盗みや水商売でなんとか食いつないでいる奇妙な家族の生活をドキュメンタリーのように淡々と描いた作品。

絵に描いたようなダメ男の父親をはじめとして、家族のそれぞれに三者三様の複雑な事情があり、なおかつ常
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.0

ピエロ恐怖症になった人が続出したという原作のおぞましい世界観をしっかり踏襲して、正統派なリメイクがされている印象。

恐怖の質はというと、どちらかというとゾクゾクよりビックリ寄りだが、サスペンスや謎解
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

続編はたいてい1作目より劣化するものだが、本作は正直1作目よりさらにおもしろかった。

主人公が常識人のマーリンからアホの子のドリーに移行したせいか、全体的にハチャメチャ感がパワーアップした印象。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

主人公が語り部となってモノローグでストーリーが進行する手法は、アメリカ映画ではほとんど見られない手法で目新しい。

世界観は後半へ向かうにつれて徐々にクレイジーさを増していき、観ているこっちまで(いい
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.3

ベネディクト・カンバーバッチの新しいフィールドを切り開いた作品だと思う。

それまで天才的でシリアスで繊細な役どころが多く、そこが得意分野だったカンバーバッチだが、その長所の部分はしっかり残しつつ、「
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

「ジェーンドゥ」とは、日本で言うところの「名無しの権兵衛」のような意味。

主人公が解剖医という点が検死官を家業にする親子という点や、身元不明の遺体を解剖して怪異が起こるというテーマは、今までにないも
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

本作からルークが復帰ーーーーと思いきや、世捨て人のような生活をしていて、若かりし頃の勇猛なお前はどこへ行ったというくらい性格が暗い。

これにはちゃんと理由があるのだが、少なくともここで視聴者は「あの
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.9

ほかのレビューを見るとあまり評価は高くないようだが個人的には面白かった。
原作をプレイしたことがないからだろうか。

それはともかく、「過去に坑道火災があった街で人が消える」という主題の得体のしれなさ
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

キャプテンアメリカのシリーズということになっているが、ほぼアベンジャーズ全体の話。

自己主張が強すぎて、日本のヒーロー映画のようにすぐには団結してくれないのがアメリカのヒーロー映画。

現実主義すぎ
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭〜中盤にかけては確かに怖いが、アメリカのホラー映画によくありがちなパターンとして、本作もやっぱり後半からモンスター映画チックになってしまうのが惜しい。

ビックリではなく、最後までゾクゾク系のノリ
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

さすが前作から10年近く空いているだけあって、映像技術の進化には目を見張るものがある。

ハン・ソロとレイア姫がおじいちゃんおばあちゃんになっていることに感慨深いものを感じた。

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.8

超次元スポーツのさきがけ的作品。

イナズマイレブンを実写化したような作風で、選手たちの実力が色々ありえなくてツッコミ所満載なのだが、それがこの映画の魅力でもあり、むしろ細かい説明を求めるほうがまちが
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

2.8

本作や「REC」や「グレイヴエンカウンターズ」など、ビデオ録画系のホラーに共通して言えることがある。

これを言ったらおしまいなのは承知したうえで言うのだが、「お前らなんでそんな非常事態なのに悠長にカ
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.2

のっけから最後までずっとアホなノリで、何も考えずに軽い気持ちで鑑賞できる作品。

同時に、「泥酔して気がついたらありえない事態になっていた」というツカミもバッチリ。

朝起きたら部屋にトラがいたり、自
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

自分も若干、吃音持ちなので(だいぶ改善した方だが)、主人公の悩みには非常に共感が持てる。

単に滑舌が悪いだけでなく、極度に上がったりすると言葉が出てこないときがあるのだ。その苦しみを、コリン・ファー
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