hrkwaさんの映画レビュー・感想・評価

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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

分かり合うことが出来なかった親子の和解を描く。

野球の"味"みたいなところが滲み出ていて、野球がより好きになった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

”戦争"を真の意味で終わらせるべく立ち向かった、先の対戦で生き残った一人の男とその周りの日本人たちの話。

『シン・ゴジラ』に比べると、ゴジラの恐ろしさがより鮮明に描かれていて、こちらも恐怖を感じた。
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.8

本格ミステリー。

確かに世界史やキリスト教への教養がないと全て理解するのは難しいかもしれないが、
実際のダ・ヴィンチ作品や宗教の歴史・背景にフィクションを加えて、あたかも現実のように錯覚させている点
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

デヴィッド・フィンチャー監督による斬新な殺し屋映画。

復習劇の内容自体は、『ジョン・ウィック』にみられるように、そこまで珍しいものではないように思える。

ただし、物語は主人公の独白によって淡々と進
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

ロンドンのウエスト・エンドで、ミュージカルのレミゼを見る予定があったため、予習として視聴。

一般的なミュージカル映画って、「映画用に作ったミュージカル」って感じだけど、これは、「舞台でやってるミュー
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ローマから帰りの飛行機で吹き替え版のみ観れたので視聴。

昨夏にアメリカで『オッペンハイマー』と共に色々な意味で話題になったのはしっていたが、内容については前情報なしで見た。
そのため、風刺的というか
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.6

結末が衝撃だとして有名な映画。
でも途中あたりから想像ついちゃって衝撃はそこまで受けず。ただ改めてその結末をしっかり理解した上で振り返ってみると、よく出来ている映画だと感じた。

また今までは、ホラー
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.7

▼「自分なら生き残れるだろうか」と、終始自問自答しながら視聴。
この壮絶な状況を生き抜いただけでも凄すぎるし、この状況下でリーダーシップを発揮したり先頭に立って行動する人には敬服する。自分もこういう時
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

▼観ると自分の何かが突き動くというか、何かしないと居てもたってもいられなくなる、まさに衝動を与えてくれる映画。

その観点からして、ソニーのスピーチはもちろん、彼らの仕事への向き合い方や、NIKEの社
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.6

最近映画館で見た『黒鉄の魚影』が良すぎただけに、ちょっと残念にも感じてしまった。

せっかくの赤井さんフィーチャー回なら、もっと赤井秀一の派手な活躍を見たかった、。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.9

目の前に出された情報をそのまま鵜呑みにする以上に簡単なことはない。
特に深く考えることなくただ妄信し、周りの大多数の人間と同じ立場をとる。
その方が楽だし、安心できるだろう。
きっとこれは近年で言うと
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13デイズ(2000年製作の映画)

3.8

後に「キューバ危機」として歴史に刻まれる悪夢の2週間を描いた作品。

人類の存亡をも左右するリーダーの姿に敬意を。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

サイコスリラーの金字塔。レスター博士の恐怖はここから始まる。

アンソニー・ホプキンスのサイコパス的な怖さは、もう演技とは思えないほど。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

主人公が見つけた正解に感動。

「かけがえのない今日を、噛み締めよう。」
これに尽きる。

普段生きている中で起こる、良いことや悪いこと、些細なことまでも、"人生の楽しみ"としてもっと満喫しようと感じ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

目に見えない潜在的な差別意識が漂うアメリカ社会を、刺激的なサイコスリラーを通して痛烈に批判。

ホラー映画とはまた違う感じなので、ホラーが苦手な人でも見られると思います。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今はまだ3月だが、今年2023年のベスト映画で間違いないと思う。

この映画の素晴らしさは、言葉にすればするほど陳腐に伝わってしまいそうで怖いが、それでも簡潔に述べると

"カオスなストーリー展開の中
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

全ては「魅せ方」次第。
真正面から伝えても面白くない。

同様にクリエイターになる身としては、教訓のように感じられました。

※体調最悪の状態で途中眠りながら鑑賞したため、正確に評価できていない可能性
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウィックの世界観まじで好き。

ウィンストンのNYコンチネンタルと組んで、首席連合に反乱起こすの最高。

「問題は何者として死にたいかだ」
「平和を望むなら戦いに備えよ〈パラベラム〉」
ーウィ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴだが、初見ではノーラン監督作品感を凄い感じた。

内容や構造を完璧に理解できたわけではないが、ペプタポッドの同時的認識様式は、過去と現在、未来をまとめて「今」として同一に俯瞰
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

いよいよ車にジェットが付きました。

確かに最初の作品に比べたら、雰囲気とか方向性はだいぶ違うけど、結局面白いです。
そしてワイスピはやっぱり音楽が良い。

テズとローマンの絡み最高。
この2人でスピ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.3

緊張感のあるアクション映画。
その雰囲気によってアクション映画「軽さ」は抑えられていたが、正直中身は全くなかった。

伏線も張られたままほぼ回収されず。
最後も何でもありって感じでモヤモヤ感が拭えない
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

スピルバーグ作品の中で一番好きだった。
最近でこそ「メタバース」などと言って世間にも周知されていたが、この時から早くも来たる未来を予想し、それに対して警告を促すようなストーリーにもなっている点が凄すぎ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

評論家や映画好きの中には『映画史における革命だ』程のことを言っている人もいるが、正直自分には分からず、、。
かなり展開が進まないのと、設定・ストーリーが難解で理解できなかった。

ただ映像美、映像圧は
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.5

一見、あまり中身のないアクション映画に見えるしそれも否定はできないが、
「決断の中身」よりも「何かしら決断すること」の大切さをこの映画から感じた。

実際決断してみないと結果は分からないし、どっちを選
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

コナン史上最高傑作。
見終わった後、甘酸っぱい気持ちになりました。笑
そして蘭ちゃん推しだったけど、かなり哀ちゃん推しに揺れています。

コナン君がカーミラーを蹴ってスナイパーに勝つシーンと、スケボー
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

全部クライマックス。
だから、いつ何が起きてもおかしくないのいうヒヤヒヤ感がずっとあった。
そしてそれがフリとなって、ストーリーとダンスのギャップが際立ち最高だった。

アングルとかも独特なので良い意
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

これまでの新海誠監督の集大成であり、最高傑作。

改めて新海監督は、言葉にできない日本人の潜在意識みたいな部分を表現・刺激するのが、本当に上手いと感じた。
観ていると心の奥底から揺さぶられる、突き動か
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アバター(2009年製作の映画)

3.9

物語のストーリーはシンプルで、正直ベタだった気がする。

ただし、この作品の魅力はストーリーよりも、やはりCGを使った映像美と世界観にあると思っていて、その素晴らしさは公開から10年以上経った2022
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

ノーラン作品の中でも今のところ断トツで好き。

時間や空間を司る作品を作らせたら、この人の右に出る者はいないと思う。
物語の"みせ方"も上手くて伏線回収は完璧。

そして、作品中でこれほど物理・科学を
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

現代社会全体に対して皮肉が効いた作品。

特に大衆の冷笑主義と、アメリカをはじめとした社会の分断、そして政治家やメディアによる大衆ウケ絶対主義を強烈に皮肉っている。

また、人は信じたいと思ったものし
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

この映画を見た女性が、どういった感想をもつのかが凄い気になった。

映画の世界観とストーリーは一致していると思う。
単に自分の好みの問題。

【字幕】

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.2

「死」は誰にでもいつかは訪れ、抗うことはできない。
だけど、いつ何時でも誇りをもって自分がしたいように生きるべきだ。
確かに「ベストなタイミング」はあるかもしれないが、いつであろうと問題は何もない。
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ふと思い出す、
一生忘れることのないあの頃のある日の記憶。
まさにタイトルがぴったり。

特に最後のシーンの、池松壮亮と尾崎世界観のやりとりで全て回収された感。

グレイマン(2022年製作の映画)

4.1

Netflix史上最高制作費。
ド派手なアクションシーン見ている人を引き込み、見応え十分。
飽きることなくずっと楽しめた。

設定でいうと、ジョン・ウィックと若干似てる感じもする。

ライアン・ゴズリ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

日本にまだ4館しかない4DX SCREENで視聴。
目の前に広がる3つのスクリーンと動く座席から楽しむ、操縦シーンは本物さながらの凄い迫力だった。

そして何より第1作のストーリーを大切にしているのが
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

話題の最新作のオリジナル版。予習として視聴。
映画が公開されたのは1986年。
まだ冷戦終結前であり、当時、仮想敵国をソ連としたアメリカ社会の状況や緊張感が読み取れる。

この映画公開から3年後に冷戦
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