Tomさんの映画レビュー・感想・評価

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ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)

4.1

面白かったです!こんな変わったおじいちゃんいるはずないのになぜか日常に溶け込んでこんでいる。そして暖かみもあるホッとする映画です。終了後のトークショーを聴いて食事のシーンなどは監督の実体験とリンクして>>続きを読む

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.5

父親の愛を感じられるいい映画。会話のやりとりが心地いい。嫌味が多いけど、お互い冗談だってわかってる感じ。

mellow(2020年製作の映画)

4.5

何気ない会話がどれも心地いいです。
これくらいの距離感の人が東京にもできたら、東京が大好きになりそうです。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.0

テンポよく観れました。グラフィティの歴史も楽しく学べてお得感があります。投資家は何を持ってMBWの作品に価値を感じたのだろう。バンクシーのお墨付きだから?

日本暗黒史 血の抗争(1967年製作の映画)

3.4

戦争の修羅場を生き抜いた昔の日本人は男も女も肝っ玉が座ってる。義理人情とはなんぞやを教えてくれた気がします。60年代の価値観にも触れられる貴重な作品

バスキア(1996年製作の映画)

3.4

なぜウォーホルがバスキアを高く評価していたのか、もっと知りたくなった。音楽も役者もテンポも絶妙。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.8

シン・エヴァ視聴後に改めてQを視聴。シンを観た後だからQの内容も把握できたし、新しい発見もたくさんあった。Qはシンとセットで1つの作品なんだな、、、Qではトラウマレベルの事件が次々とシンジくんに襲いか>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.8

26年の歳月を経てシンジくんはすっかり成長して、守る人ができて、そして我々の目の前から去ってしまった。
一方で26年経った自分のこれまでの歩みはどうだっただろう。少しは成長したのかな。
観終わってしば
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

異国の土地で成功して家庭を支えたい父、充実した子育ての環境と便利な生活を求める母、しっかり者のお姉ちゃんとシャイな弟。国も時代も違えどありふれた家庭に親近感をおぼえる。そこに破天荒なおばあちゃんが来て>>続きを読む

アートのお値段(2018年製作の映画)

3.5

歴史をふりかえると、西洋画家は貴族や王室といった地位の高い人間に仕える役割を担っていた。そこにははっきりとした上下関係が存在していて、現代アート市場においても富裕層がアートの値段を決めるという意味では>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

ストーリーよりビートルズの楽曲の素晴らしさを再確認できます。どうしてこうも琴線に触れるのだろう。一日だけでもビートルズのいた時代にタイムスリップしてみたい

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

とにかくトランペットの音が美しい。これは電気を消して大きいスクリーンで見るのがオススメ。ライブに浸る感覚になれます。ドラッグの誘惑に負け大事な人を失うシーンは名場面です。チャットベイカーはトランペット>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.0

まず空港で住む設定が面白い。最初は孤独だった主人公がどんどん周りを巻き込んでトラブルを解決する様子がみてみてワクワクします。最後は切ないがああいう結末でよかったのだと思う。

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

ドラッグドラッグandドラッグ...時々sex、強盗という救いのない若者のお話。当時のスコットランドの退廃さが痛いほど伝わる。社会を肯定的に生きる気力さえ湧かなかったのでしょう。途中、スコットランドと>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

重くなりすぎない様に、けれども絶妙に差別のリアルさを伝えてくれる映画。中に友達がいるのに土地のルールだからといってレストランに入れてくれないシーンは印象的。罪悪感ゼロって言い切れるくらい差別に対して無>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

3.8

収容所生活で想像を絶する苦痛を受けているにも関わらず父親が苦悩しているシーンが一切描かれていない。だからこそこの辛さを視聴者は嫌でも想像させてしまう構成が斬新だと思った。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.3

恋愛と結婚は違う、結婚はタイミングだという現実を突きつけられる。この人意外考えられないと思っていた人と別れた後の絶望感をうまく表現されています。その中でも環境を変えて、自分を変えてくと新しい1日が始ま>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.0

登場人物の背景が薄すぎて感情移入できなかった。きっと原作を読んだほうがいいのかもしれない。自宅のインテリアや小物は細部にこだわりを感じました。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

言ってしまえば男が女をナンパしワンナイトするだけの話。それだけの話なのに何か知的で高尚な映画を見た後と似た満足感をおぼえる。きっと舞台がウィーンで、男女の会話がウィットに富んでいて、脇役も魅力的だから>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

ランチョーのように、自由に生きてるのに成績が抜群にいい人ってクラスに1人はいますよね....
何かを好きになる情熱を持てれば無敵だということを教えてくれる。他人と比べることもばかばかしくなる。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.5

アスペルガーを題材にしていますが、軽快なテンポでコメディタッチで描かれているので、観ていて心地がよかったです。ヒロインにような器が広くて明るい女性ってなかなか見かけないタイプの人ですが、こういう方こそ>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.2

家族の愛はすばらしいです。いつかこんな家庭を持ちたい、そう思わせてくれる映画でした。ゆっくりと記憶が離れていく、「長いお別れ」。素敵で切ない言葉です。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

9.11をきっかけにアメリカとイラクが戦争するなかで、アメリカ軍の凄腕スナイパーの視点で戦いを描いたお話。主人公にも愛する家族がいるが、適役ででてくるイラク側のスナイパーにも家族がいる。国家レベルでは>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

5.0

15歳の少年がロックをきっかけに新しい世界に触れて成長していく過程が丁寧に描かれています。青春時代の物語あり、家族の物語であり、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる物語です。「what kind of >>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.1

息子との接し方がわからない頑固親父が心を開いていく過程がリアルに描かれています。昔の人たちの生き様は命懸けでかっこいいですね。家族を大切にしようと思える映画。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.1

キーワードはホームスクール。お父さんさんのホームスクールぶりが凄まじい。子供たちはみなアスリート並の肉体を持ち、教養も高く音楽へも精通している。一見して素晴らしい人材だけれども、恋愛のやり方ひとつも知>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

家族じゃなくても、海に行ったり花火を見たり家族同然の暮らしをしている。家族って何なんでしょうね。最後のりんちゃんのベランダのシーン、何を想っているのでしょうか。りんちゃんの10年後はどんな大人になって>>続きを読む

そして父になる(2013年製作の映画)

4.4

「父親だって取り替えの効かない仕事だろ」。この言葉にはっとさせされた。
大きなプロジェクトを抱えているエリートな男の人ほど父親という泥臭くもある仕事をどうしても下に見てしまう傾向があるのかもしれません
>>続きを読む

ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

5.0

服に限らずいかに今の世界が大資本に支配され、そしてマスコミを操作し一般大衆に物事の悪い面を隠しているかがわかる。そしてファストファッションがなぜこんなに安いのかを考えずに消費してしまう我々も加害者であ>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「過去を変えられるのは未来でもある」。ラストシーンはこの言葉を象徴しています。そしてそのきっかけを与えたのは主人公の奥さん。映画を見た人はこの奥さんの言動ドン引きするでしょう。明らかに掟破りなことをし>>続きを読む

シード ~生命の糧~(2016年製作の映画)

4.0

種子は自己複製機能があるのに、現代の農家は法律により毎シーズン新しい種子を買わなければいけないらしい。しかもその種子が農薬をたっぷり含んだ遺伝子組換え種子。農薬は発ガンなど様々な人体被害と相関があるこ>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

ホリエモンが話してたのを聞いて観ました。金、女、ドラッグ全てを手に入れた天才株屋の実話です。会社のエレベーター、飛行機、プールサイドと至る所でヤリまくってます。いやはや、こんな世界があるのですね。ウォ>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.0

死んだはずの彼女を助けるために未来からやってきた主人公が過去の記録を書き換えて蘇生させる話。前半はラブコメ要素も多くテンポよく進んでいきます、後半からはエヴァっぽい暗い演出もあり。個人的にはストーリー>>続きを読む

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