KARINさんの映画レビュー・感想・評価

KARIN

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バービー(2023年製作の映画)

3.9

ピンクにパステル、キラキラ……
そこに人間らしい悲しさや切なさが織り混ざって、素敵な気分で映画館を後にできた。

セックス・エデュケーション勢がたくさん出ててテンション上がった!

ブロードウェイミュ
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クローサー(2004年製作の映画)

4.1

He tastes like you, only sweeter!

このフレーズきた瞬間にフォールアウトボーイここから取ったんやな!って叫んじゃった。(Lying is the most fun a
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君と一緒に過ごした夏(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アメリカンな小さな街、ビーチ。
新しい友達!真面目なコがはっちゃける映画かと思いきや、思ったより
落ち着いた雰囲気の優しい作品でした。

ベルモンド・カメリがどタイプだったのと、やな奴がいっさい出てこ
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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.5

ダニーボイル作品のスピード感とかリズム、好き嫌いはあると思うけど、私はめっちゃくちゃ好きで…!
今回も映画館で独特のテンポを体験できて満足でした。

ストーリー的には出てくる人がめちゃくちゃ多くて収拾
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人生山あり谷あり…
いや谷しかなくても、ギターがあれば…
どうにかなる…あれ??おかしいなー

どん底なのに、なんか全てが滑稽で笑えてきてしまう。観終わった後のこの突き抜けた感じはなんなんだー!なにも
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.3

自然、ロボット、酒、血、真っ白…。

ゾクゾクするような気持ち悪さが妙に心地よかった。
オスカー・アイザック演じる、得体の知れない、何層にも重なった知性と不気味な滑稽さから目が離せない。
単純そうに見
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.5

後悔多めなパッツパツオーシャンズ…?

キャスト陣が豪華で、みんなが話してるだけでも飽きない魅力があった。
なにげに初ペドロ・パスカルだったのでオスカーとの絡みが観れて最高でしたっ!

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

観終わった後のどっとした疲労感よ…
それだけ神経尖らせて観てたんやなぁ笑

いや〜でもすごかった!映像は謎の気持ち悪いような気持ちいいようなトリップ感が走り回ってて。
ストレンジ先生の魅力たっぷりだし
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

観た後にみなぎる自由さとエネルギーよ…!
いろいろごっちゃごちゃでちょっと長くは感じだけど、忘れかけてたぶっ飛びアクション映画の面白さを思い出させてくれた作品。

ハーレイの赤いドレス最高だし、グロさ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.3

思ったよりも淡々とした展開だったのが驚き。
無理やり誇張したり盛り上げたりせず、当時の出来事と演技で観客を引き込んでいく感じが好きだった。

やっぱり最後はスカッとするなぁ〜!!!

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.6

マーガレット・クアリーがめちゃくちゃかわいい。ファッションも映画の雰囲気も楽しめる映画。

他とは一味違った視点から文学を見ることができて、じんわりと感情が動いていくのが心地よかった。

主人公がいろ
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ジャック&ローズのバラード(2005年製作の映画)

3.7

ポール・ダノ祭り第n弾!!!!!

修羅場、気まずさ、やるせなさ…
何も解決してないのに交わされる微笑み。
少女の「危うい純粋さ」をはちゃめちゃに味わえる作品でした。

人物描写がリアルすぎて、胸をえ
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.7

この人どっかで見たことある…と思ったら!
パルプフィクションの「ハニーバニー」か!!

それは置いておいて…
個人的にめっちゃくちゃグサリとささるロマンス作品でした。

不器用で、心がすっぱだかの人は
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ギガンティック(原題)(2008年製作の映画)

3.4

ポール・ダノ祭り第…何弾だっけ忘れた!

不思議な不思議な映画だったなぁ。
理由もない理不尽が襲い、口説き、訪れて、
いい感じに収まる…。

ズーイーかわいいなぁ、めちゃくちゃマニックピクシーガールだ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.6

は〜〜大好きな時代が染み渡る。

危うくて暖かくって、荒くて鮮やかで。
みんなのあだ名がめちゃくちゃすき。
クールなヤツらのメッキが剥がれてきて、初めて見えてくる物語ってあるよね…。

お兄ちゃんの立
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ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

3.5

ポール・ダノ祭り第八弾!!!!!!!!

しょーもなさそうだな…と思いながらも手に取ったコレ。以外な完成度と面白さにめちゃくちゃ引き込まれた!!
ポール演じるクリッツの迷言もたまらなく好き笑そこで笑っ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.6

ポール・ダノ祭り第七弾!!!!!!!

すんごい殴られてましたね…

それにしても粋なラスト。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.4

ポール・ダノ祭り第六弾!!!!!!

Find a new weird and be it.

数年ぶりに再鑑賞。

ポールの落ち着いた静かな感じ、深い声
そして唐突に出てくる超高音の奇声のギャップが
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.8

ポール・ダノ祭り第五弾!!!!!

ただただ凄まじかった…
PTA監督の作品はなにげに初鑑賞。

ドライにすごい画が湧き上がって、
ドライにシュールで笑える台詞が脳みそに入ってくる。

I’ve ab
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.9

風刺のスパイスがこれでもかってくらい
効いてて、ゲラゲラ笑うたびに心のどこかに影ができていくこのフシギな感じ…。

キャストの豪華さはもう、期待していた通り!

今夜は寝る前にいろいろ考えてしまいそう
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

4.1

ポール・ダノ祭り第四弾!!!!
(第三弾はルビースパークス再観)

苦しくて優しくて、寂しい。うるさい。
そこから搾り出される光のような音楽と
理解されない人たち。
理解できない人たち。
理解できなく
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.7

ポール・ダノ祭り第二弾!!

ディズニープラスって…字幕めちゃくちゃ小さくないですか…
…それは置いておいて!!

いい作品って分かってて、ずっと観たかったのに観てなかった作品。

もうめちゃくちゃ好
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.3

ポール・ダノ祭り第一弾!

かわいくてお茶目な音楽とともに、今の狂った世の中に中指を立てるとんでもないパンク映画だった…!なのに観た後のとんでもないぽっかり穴の空いた感じ…してやられた!

キャラクタ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

雨のジメジメしたゴッサムシティを
「浴びる」映画。

イケメンうじうじブルースいい感じだし、
戦うところが見たいってよりも
一緒に暗めのオルタナ聴いて人生の話をしたいって思うバットマンはこれが初めてか
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.8

ついにネトフリきた〜!!

王道の続編って感じ。主役たちのクセの強さに磨きがかかって、ますます爽快。あっという間の1時間半でした。

そっくりさんネタはショーンオブザデッド思い出したなぁ〜好き。でもウ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

こんなに心えぐられる映画は久しぶりや…

残る感情は毒、えぐみ、やるせなさ。
だけど目を閉じると、虹色のウィッグ、かわいいマフィン、ポップなサマードレスが浮かんでくる。

何層にも何層にも重なったジャ
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書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.2

キテレツで激しく。
パンクが流行る前にすでにパンク。
演劇っぽさと、安い雑誌みたいな切り貼りした感じが融合。

フシギでリアルな寺山修司の世界に誘う、鮮やかな作品でした。

セブン(1995年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

んんんー!
スタイリッシュな胸糞ワル映画といえばこれ!ってくらい、ほんとにスタイリッシュに胸糞悪かった。

雨の匂いと、湿った紙のコーヒーカップ。
滲んだ血と包帯、朝のダイナー。
じんわり歪んですすれ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.7

フーバー!
迫力がすさまじい。

戦争は過去のものという認識
大半のわたしたちにとって「現実」でない歴史
本作は、そんな観客と戦争の距離を、むごいほどに縮めていきます。

台詞や演出のところどころに、
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.5

スカッとしたぁー!ガールズパワー全開。
2020年代らしい、新しい学園ムービーです。

90年代のriot grrrl ムーブメントがこうやって息を吹き返していくところはなんとも感動的。

あとセスが
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.7

青春ですなぁ〜!

レモンの味がしてくるほろにが爽やかムービー。

「あのコが登ってると、私もなにかやらなきゃ…って気持ちになるんだよね」

おっとりしてる小寺さんがまっすぐ上を見据え、ただただ登る。
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.1

衝撃のクライマックスがあるわけでもない。
派手な演出、演技があるわけでもない。
それなのに、観た後にしばらく動けなくなる…そんな不思議な力を持った作品。

物語の登場人物たちはみな何かに苦しんでいる。
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

映画における「化学変化」とはまさにこのこと。

シナリオ上の言葉が役者の口から飛び出して、予想もしなかった驚きと感動を呼び起こす。

脚本を映画より先に読む機会があったのですが、脳内で描いていたイメー
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.2

「オバケになっちゃえばオバケは怖くないぞ」

私は幸せになれるのかな…こういう一言から始まるシンデレラストーリーは多いけれど、シンデレラさん。「あなたにとって」の幸せは何か、しっかり考えたことはありま
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好きだった君へ: これからもずっと大好き(2021年製作の映画)

3.1

いや〜ロマンチックですなぁ〜♡

ありきたりなラブストーリーではあるけど、統一された映像の色味とか、ファッションとか、見ていて目がとても楽しい。

ララジーンの感情表現の仕方が可愛くてかわいくて、長い
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観るタイミングを逃してかれこれ6年。
今みて本当によかった!って心から思える映画でした。

演劇や映画づくりに関わる人たちにブスッと突き刺さるテーマなのでは。

ちょっと長めのレビューを書きます。
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