狸穴勇介さんの映画レビュー・感想・評価

狸穴勇介

狸穴勇介

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アングスト/不安(1983年製作の映画)

2.5

やるやるとは聞いていたものの、自分にはあまり刺さらなかった一品。

が、、それはドラマティックを求めて映画を見てるからで、筋らしい筋はなくただただ狂ってる男の凶行をその内面と共に描くことに徹してる手法
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インセプション(2010年製作の映画)

4.5

やるやるとは聞いてたものの、機会なく今日までのんべんだらりと生きてのを恥ずかしく思う程の逸品。

20年前にその才能に脱帽だったメメントに始まり、完成された世界観の素晴らしさに脱糞したテネットに至るま
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マーシュランド(2014年製作の映画)

3.3

「あのおっさん、もしかしたら、ほんまにやっとるんかも…」
主人公に残る疑念がたまらなく味わい深い本作。

南米ものにもよくありますが、独裁時代の名残が色濃く残った世界観て、うっすら恐ろしい。
そして、
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.6

騙すつもりが騙されてるよ、ってコンゲーム的には鉄板の筋、それにこんな奴はいねぇだろうよ的な主人公のキャラ設定。
なんですがあれ、あれあれ?この映画はとても出来がよく、騙す騙されるに至るまでの経緯が恐ろ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「何やのん、ただのええ話やないの」とガッカリしたと言う勿れ。

娘が発見→更生?のラストはたしかに如何かとは思うけれど、そこまでのハラハラは映画としてちゃんと成立してます。
お年頃の娘さんがいる方は一
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オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「やっぱお前やってたんかーい!」てラストに快哉をあげるがために出来た映画だと思うけれど、爽快感なし。
じっとりと終わってしまいます。

変態の変態がために生じる切なさや、少女にいたす変態の極み的な所業
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

こんなエロ本みたいなことあったらいいなぁと思っていた、本当にあったエロい話。
とはいえ本作ではエロ要素よりも、人が人に支配されていく心理を丁寧に追いかけ過ぎててたるい。

主人公?のおばちゃん管理職が
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.0

原作を先読みのため、犯人知った上での鑑賞のため神様視点からの感想。

井上真央選手のための映画。
こんな美人で陰キャなんてありえんだろけど、上手くやれててたまらんです。
あと綾野剛選手のクズっぷりも堂
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トールマン(2012年製作の映画)

3.3

あー、そうきたかと関心する本作。
事前情報なしに見たなら、名選手にスルーパスを股抜きされるDF気分が味わえますよ。

子のない自分には、こういうのもアリかなとも思いますが、流石に周りの子のある人に「こ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

年の瀬ですが、2021年ベストの映画を鑑賞しました。

3時間近くもあるし、ゲンナリ&退屈かななんて懸念も何のその、未来人(的な存在)すげえやんけってTENET的な要素も感じさせつつ、人類もなかなかす
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

皆さんの評価からやるやるとは聞いてはいたけれど、アスター選手のミッドサマーは自分的にイマイチどころかイマサン、イマヨンだったんで、さてさてお手並み拝見ですかな、てな尊大な姿勢で鑑賞。

オダギリジョー
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

ずーっとセックスばっかりしてる映画。
でも気持ちいいんだよね、セックスって。
ただひたすらにやりまくっていて、見ている方も気持ちいい。
フードファイト見てる気分。
なので、大食い選手権的なのはもともと
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やるやると聞いていたので、鬼滅ぶりの地上波鑑賞。
一週前にやってたダイジェストでの予習もOK。
やさしい僕は予習ですっかり、ほろりほろり涙してるんで期待値も上がってました。

へてからの本作鑑賞。
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

好きなレビュアーさん達が褒めてるので、ずっと鑑賞したかった一品。

ピッチングと一緒で緩急なんですよ。
絶妙過ぎて、ドキドキと笑いが交互にやってきます。
そして、、最終決戦がカッコいい!女同士の肉弾戦
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのコナン様。
今回のがいちばん面白かったかも。

安室と赤井、アムロとシャアやし、その声優バトル見てるだけでも楽しめる。
そして、キュラソーの渋いこと渋いこと。

またしてもコナン沼にハマりゆ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

もちろん、やるやるとは聞いてはおりましたが、鬼滅、初めて見させていただきました。そして、美味しくいただきました。

TVで映画まるまる1本観るなんていつ以来だろう。
ちょっぴり泣いちゃったりもなんかし
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

現代社会において時の流れだけが最後に残った平等なので、あえてそこをどうこうしてやろうというお話はチャレンジングで、それだけで軽い敬意を催します。

目を離した隙に子供ができるカップル、一夜にして老夫婦
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やっぱ鈴木亮平様がいちばん美味しかったかな…
松坂桃李選手も善戦したものの、あんなキレた役やられたらそりゃかすむか。。

ヤクザ映画ってアウトレイジもそうだけど相当オモローなコンテンツなのでは?
演じ
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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

蘭ちゃんの戦闘能力ものすごい。
筋に関わるのは本当のラストにちょいとだけなのに、びっくりドッキリくりとりす。

あと、少しずつ知った顔がわかっていくの嬉しい笑

鬼談百景(2015年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

才気溢るる監督さん達が、よっしゃ、ワイが怖がらせたろ!として作ったであろう10本オムニバス。

「恐怖」と「驚き」の受容体は頭の中でとても近くにあるらしく、それあんまりわかってらっしゃらないのが、単な
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はい、、めちゃ面白いです🤣

豚のうんこ喰わされるのも最高だし、それより何より俳優陣が全力でカッコええ。
竹野内豊様、江口洋介様にはしびれること請け合います。
でもねでもね、役所広司様にやられます。
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

天才のお仕事。。
ゴースト出てきません。
拝見させていただき光栄でした。

きっと夢は叶うぜ、夢を見るのは大事なことだぜ、陳腐なメッセージがまさか変質者にいたいけな少女がボコられてる中、こうまで上手に
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ザ・インフェルノ(2017年製作の映画)

2.2

何をもって実話なのかは謎ですが。
銃で顔面ぶっ放されるってのが好きな人、高濃度の酸で顔が溶けるのが好きな人、それらの特殊性癖がある人には刺さるのかもしれませんが、それ以外の人は見なくていいと思います。
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クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

3.3

よくこれ撮りましたね映画で、監督の志やよし。

なんですが、オレは裸や固有名詞で客を釣りたくないのだ、というクズでもゲスでもない美しい思想は現代社会に必要なんでしょうか。

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.3

単なる変態や身勝手な殺人鬼を純愛イケメンに変えて描く魔術師、大石圭。
この人の小説が大好きで片っ端から読んでた時期がありました。
無論、このお話も変質者具合でいくと大石圭ベスト5に入るものです。

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キャビン(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

何なんすか、この映画めちゃくちゃ面白いじゃないか。
どうして見たのかも不明、事前情報もまったくなしからの鑑賞だったので、さらに面白さ倍増で。。
最後、シガニーウィーバー様が降臨されます笑

ホラー映画
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

見ました、黒ずくめの組織の人たち怖いですね。。
ジンとウォッカ、シェリーですか。お酒の名前がついてるんですね。。

今回めちゃくちゃ面白いじゃないですか。
甘酸っぱい雰囲気もありつつ、シリアスムードも
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架空OL日記(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後に出会ってしまってOLバカリの存在が消えるのはテレビ版と同じ結末。
なんだけど、何だろな、この切なさ…

OLバカリが何の違和感もなく生活し、存在してるのがこの映画の大事な大事なポイントでその空気
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

瑛太様が「そう、オレの名前はキンレイ•ドルジ」と発表する場面が見た過ぎて何度も見直してしまう。

笑いあり涙あり的なごちゃ混ぜ映画に見せかけて、すこぶる人の気を良くしながら色々と難しいことも考えさせて
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.9

数ヶ月前にコナン沼にハマったにわかですが、一足跳びで最新作を劇場で(^^)

めちゃくちゃすごいやんけー
何なの、このスケール感&深さ…
お子様もけっこういらしてましたが、どこ層狙ってるんでしょう?
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どうしようもない人たちのどうしようもないお話なのに、、何なんでしょうね…
何だか心に残る一品です。

現代日本の侘び寂びが上手く描かれていてそれなりに切なくなります。
こういうの全然全然関係ねー、って
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失踪(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画、やっぱいいですね(^^)
暴力描写、とても日本じゃ太刀打ちできません、美人女優様がボコられたりしないですもん。

つーか、生きたまま裁断機は流石の大技でした。
最後まで気丈だったお姉様も素敵
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二重生活(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

誰かを尾行することで現代日本における実存を探ります、ってとんでもコンセプトな論文を書こうとしてる大学院生が門脇麦様。そんな彼女と同棲してるイラストレーターは菅田将暉様。
哲学の教授がリリーさんで、尾行
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よこがお(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

やるやるとは聞いてましたが…
世の中の犯罪にはほんの数パーセントしかしれないけど、こういうケースもあるんじゃねと。。
善良なひとが突拍子もない事件に巻き込まれると、こういう風になっちゃうんだなぁとじわ
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[リミット](2010年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

私は高いところは平気ですが、狭いところはたいへん苦手です。
だから、こんな状況になったらもう…
とてもじゃありませんが、想像しただけで戦意喪失ポテンツです。
ヘビ登場のシーンでは危うく失禁、いやでもで
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あのー、何でキッドはコナンくんの正体わかったんでしょうか。
あと、何であのイースターエッグの由来を知ってて夏美さんに返そうとしてたんでしょうか…
てな、しょうもないことは置いといて、めちゃカッコいいキ
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