タイラーダーデンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

この着地は予想できなかった。カンバーバッチは嫌味を言うキャラが似合う。広大な自然をオブジェクト少なめの引きの映像で撮っててとても綺麗。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

お話はちょっとアレだったけど、フィンチャーのセブンのようなサイコスリラーが楽しい。これまでの映像作品で1番ゴッサムシティの雰囲気が出ている。
ゾーイクラヴィッツのキャットウーマンや勇猛果敢なジェフリー
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

大好きデルトロ監督。禍々しい異形のオブジェやゴシックホラーの演出がとても楽しい。ケイトブランシェットは(美)魔女過ぎた。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.0

やっぱりイーストウッドは映画面白い。このおじいちゃんの悪態をいつまでも聞いていたい。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.0

ポンジュノがパラサイトのときに語っていた、ハリウッドみたいな大きいものではなく小さいスケールで映画を撮りたい、っていうのホント正解だと思った。人物同士の点と点が繋がる面白さ、空間的な映像の面白さはさす>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

大傑作。カンヌ脚本賞、ゴールデングローブ外国語映画賞は伊達じゃない。
3時間がホントあっという間。主人公家福やみさきが感情を吐露するのには必要な時間だし、車内という映画的空間や寝室やバーで繰り広げられ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

聴覚障害によるコミュニケーションの難しさや偏見と正面から向き合った傑作。歌や音を敢えて聞かせない映画的に面白い演出もある。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.0

原作ゲームファンにはたまらない再現がいくつも登場。思ってたより何倍もホラー演出がしっかりしている。

マークスマン(2021年製作の映画)

2.5

リーアムニーソンが出てること以外に価値を見出せない。演出がダサいし、キャラクター達の行動原理が謎。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

5.0

リドリースコット御大衰えを感じさせない相変わらずの凄さ。ファッションが楽しい。アルパチーノとジャレッドレトのやりとりが楽しい。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマン版フューチャー&パスト。
グリーンゴブリンとエレクトロのビジュアル修正や、サム・ライミ版やマークウェブ版、Netflixオリジナルディフェンダーズへの優しい配慮が凄すぎ。MCUの懐の深さ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

いやー面白い!超面白い!
マネーショートとバイスのアダムマッケイ最新作。2作と同じで超高速で会話が進むんだけど、今回は難しい実話ベースじゃないから説明が多すぎず内容が入ってきやすい。
乱れた髪でFワー
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

5.0

格差や成長を様々な所作振る舞いで描く。上流階級もそうでない人たちもそれぞれ生き辛さや苦しみを抱えていて、その世界は交わらないまでもお互い応援し合あうことはできるという優しいメッセージ。最後のシーンの門>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

監督お得意の音楽と親和するカメラワークで60年代ロンドンのポップカルチャーを体験。夢か現か分からない演出もいい。トーマシンマッケンジーとアニャテイラージョイの2人に拍手!

街の上で(2019年製作の映画)

4.5

全恋愛、全肯定の優しい群像劇。笑いのセンスが高く一堂に会するシーンでは爆笑した。台詞回しがとにかく自然で愛おしい。大傑作!

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白いシチュエーションスリラー。格差社会、資本主義のメタファー。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

世界史に疎いので内容はアレだったが、いつもの露悪的なグロ表現に笑えた。

空白(2021年製作の映画)

5.0

2021年ベスト級。
善意はときに他人を追い込み苦しめる。相互性のないコミュニケーションがいかに辛くいかに日常に溢れてるかを上手く描く。鬱展開の連続で万人におすすめは出来ないけどあまりの面白さにより一
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.5

初Dolbyシネマ鑑賞。
セルフオマージュやフッテージが楽しい。ネオやトリニティ、その他キャラクターの復活が楽しい。自分が好きなジャンル「セカイ系」であるのが嬉しい。
内容も過去作さえ押さえとけばちゃ
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

4.5

タイトル通りゴア描写に気合いが入ってる。マイケルのこだわりは理解し難いものがある。
トランプ派を模した群衆の暴走とか、精神疾患を持った患者への配慮などメッセージ性も持ち合わせている。
40年ぶりに登場
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

もうSONY picturesはスパイダーマンシリーズの映画化権をMCUに渡した方がいいかも知れない。正直トムハの演技だけで成り立ってるシリーズ。キャラの扱いも下手だしアクションは何やってるか分からな>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

ジョーカンペンターの1作目に関連した色んな仕掛けが楽しい。

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

ジョンカーペンター出世作。言わずと知れたブギーマンとあの曲。

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

クロエジャオの作風が色濃く反映されていていい意味でMCUっぽくない。風景描写や情景描写が緻密で美しい。
今後のフェーズ4に期待。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

2021年ベスト級。2時間45分があっという間に感じた。
監督は巨匠リドリースコット。脚本はグッドウィルハンティング以来のマット・デイモン&ベン・アフレックコンビに加えて、「ある女流作家の罪と罰」のニ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.0

いつものふざけたステイサムとは真逆で意外にも骨太ハードボイルドモノ。お得意の群像劇も楽しい。ガイリッチー作品を同じ年に2本も観れて嬉しい。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

体験として大きく変わってくるから特にアクションとSFはIMAXで観るべき。それを実感したのが今作DUNE。映像もハンスジマーの音楽もIMAXシアターでもう一回味わいたい。
見たことない武器、見たことな
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

1年待ちに待った続編、クレイグ版ボンド最終作。シリーズ初IMAX撮影ということでもちろんIMAX鑑賞。
キャリージョージフクナガ監督は噂通りの手腕でアクションの臨場感やカット割がすごい。
ブロフェルド
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.5

クレイグ版ボンドのドキュメンタリー。
最新作No time to dieが待ちきれない。