YuuYamamotoさんの映画レビュー・感想・評価

YuuYamamoto

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ある男(2022年製作の映画)

4.0

血統、人種、人間のレッテル張りを考えるお話。人とは、断片的な情報のみで判断をする生き物である。それらを取り除いて、今を生き続けるのは難しいのかと思う。3年9ヶ月しか一緒に居なくとも、人生を共に歩んだに>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

ようやく上映がスタートしてから、月日が流れてようゆくみることが出来ました。
これくらいな単純なストーリーで、航空機のアクション、筋肉ムキムキ映画こそ正義!

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーにあっぱれ。何も予習なしに見れたので良かった!序盤、中盤の何処か違和感、でもその違和感が全く分からない感じがたまらない。後半は全貌がわかって、その違和感がパズルのピースのように溶けていく感じ>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

良くも悪くも緩く時間が経つ生活で、色々な人間関係が色々な角度から映し出されてた

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.8

全シーズン、サブスクで見たり映画館で見たりと一通り見てきた作品。改めて、車の破壊シーン、ぶっ飛んだストーリーと感服。頭を空っぽにしてみれる映画である

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

実にシンプルな作品。最初から緊張感があり、しっかりとしたメッセージ性のあるストーリー 祈りから引き起こされた事件だが、祈りで、助けられる。なんとも皮肉なストーリーだった ホテルマンやシェフのプロ意識は>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

割と好きな映画だった。どこか出てくる人物とか情景などがリアル感を出してるのがたまらない。セリフも好きな感じ。あの都会にもみくしゃにされてる人間関係とかも好き。結局は、好きになる人もあかの他人。でも好き>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

自然美がただただ素晴らしい映画。その中で描かれる旅、孤独、人生の目的とはを問われていく映画であった気がする。貧困の問題提起は全面に出すのではなく、どこか現状を楽しみたいという気持ちと孤独から逃れようと>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

ただの恋愛映画ではなかった気がする。学生時代、社会人になって好きだったものが好きでは無くなっていく感じがどこかリンクしていく。終わり方もとても良い。洋画のような邦画作品であった

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

ヤクザの世界も、時代の流れに逆らえない。90年代00年代10年代と移り行く、時代の変わり目に。主人公は10年以上の懲役から外の世界へ出てきて、世間の目や、ヤクザの稼ぎ方が変わったりとしていった描写がど>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.8

相変わらずのノーラン節であった、作品でした。過去作だと、インセプションに似た、SFアクションな感じで、逆行する世界と、現実世界をぐちゃぐちゃに交差していき、視聴者の思考が訳分からなくなる感じが相変わら>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.1

登場人物全てのひとりひとりがとても良く表現されていた。母という存在は、こんなにも強いのかと、改めて実感する。最初から最後までのストーリーがよく出来てる。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.2

営業サラリーマン、経理サラリーマン、技術系サラリーマンとサラリーマンと一括りにしても、様々な人種がひとつ屋根の下の組織にいると様々なドラマを見ることができる。これが実に面白く、ドキドキさせてくれる作品>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.5

日本のプロモーションは相変わらず、何が伝えたいのか分からない。プレイリスト映画とか、さぞ音楽重視の青春映画で見に行ったらひっくり返るような映画でした。ずしーーと重いが色々な人が考えさせられる映画だとお>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

恋愛モノの映画ではないことは確かだ。古典作品、哲学の言葉の引用が散りばめられている。この引用の言葉と登場人物の感情がたまらない。最後のシーンとかもう、たまらんね、

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.1

パキスタン移民の英国人が音楽によって夢を追いかける映画。家族との関係、移民問題、人種問題、格差社会、米国音楽、英国音楽の様々なジャンルが交差する感じがたまらない。彼女の家庭での白人史上主義の感じとか、>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

若草物語の4姉妹がその後を描いたオリジナルストーリー。ストーリーがとても素晴らしい。4姉妹の様々な人生のあり方。家族のあり方、結婚のあり方。昔の時代設定ではあるが、現在の多様な価値観と照らし合わせても>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.9

ただただ、若いブラピが素敵。勿論、ストーリーも良い!ファンタジーとラブロマンスが混ざり合った感じの映画でした。少し時間的に3時間と長めだったけど、どの場面も綺麗で、美しい。死と税金という言葉は、最後に>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

戦後間もない日本の時代で若者と三島氏による討論会、あそこまでに熱く語れるエネルギーの源は何なのか。日本国において、当時はまだ愛国心というものがあったのだと思う。右、左という単純なレッテル貼りだけで話は>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

第二次大戦の終盤時期を子供目線で描いたお話。ナチス思想を持った、子供。一方で、反ナチス思考を持ちながら、隠しつつ生きてきた親。途中まで、戦時中とは思えないような穏やかでどこかコミカルに描かれていたが、>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

2020年2本目となる映画。こちらも前評判が良かったので、あまり車関係の映画は見た事なく、興味はなかったが、興味のないことにも積極的にというよくわからない新年からの行動力で観ることに。
結果、車好きじ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

2020年、初っ端からすごい映画でした。前評判通りの映画で天晴れ。ストーリーも最後まで見応え有り、途中のハラハラ感も凄く良い。それでいて、今の貧富の差をうまく表現している映画。非常に良く出来た映画でし>>続きを読む

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

10代後半にあの花をリアルに観てた層はとにかく、グサグサ刺さる映画でした。いやー、あの描写はせこいわー笑20代後半の自分は、どこか被る部分が多数あるなー

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

とにかく音楽が良かった。そりゃあそうか、ビートルズなんですから笑、あとは男女関係と音楽との波長よく重なっている、彼女は一番のファンであり、最初から諦めずにずっとそばにいた存在。中盤でのサプライズゲスト>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

この映画を見た後、少し放心状態が続く。人間はみんな、悪の部分が秘めていると思う。人が孤独から拭えない時、何処か辛くなる時、誰もが持っていた気持ちがどこかの拍子でジョーカーとなる。
そこから観衆を味方に
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

良い監督が良い映画を撮ったら、時代関係なしに色あせることのない映画が完成される。時代関係なしに普遍的な題材でもあるような気がする。資本主義と暴力、世の中のコモディティ化、何でもかんでも似たようなシステ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.0

フィンチャー作品の代表作の一つ。終盤までのストーリーの流れ、音の使い方。映像の美しさ。10年以上前の作品なのに色褪せない映画である。何より、救いようのない病気的な犯人。ただどこか現代社会の問題の提言と>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.1

くぅーー。タランティーノやってくれましたな。映画を映画で表現する。実際の事件、当時の時代背景をここまでにエンターテイメント化してくれた。これは凄い。自分は今までのタランティーノ作品にあまりひきこまれな>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

新海誠節と大衆映画の融合でした。君の名は。完全に大衆映画よりに作られたが、今回はどちらも絶妙なバランスで上手く交わってたと思う。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.8

何とも言えない映画でも、どこか落ち着く映画。2人の少年が、旅に出るお話、考えは大人になりかけてるけど、周りや体はまだまだ子供と微妙な年の中、学校生活、2人のお互いの家族生活を交互に面白く描写されている>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.8

とにかく登場キャラクターが多い!キャラの渋滞笑。ただ、マーベル作品のファンだったり、昔からずっと見てる人たちは、この3時間があっという間に違いない。次から次へと畳み掛けるように登場して最後もまたいい感>>続きを読む

バード・ボックス(2018年製作の映画)

4.0

ストーリの設定に途中まで理解不能だったが、途中から理解して少しずつ面白くなっていった。世紀末感のある設定で、登場人物の次から次へと死亡フラグが立っては、消される感じがたまらないかもしれない。子供二人と>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

とても良い映画との前評判通りの映画だった。黒人差別と日常が交わりながら、何ともしみじみとした感覚をおぼえました。この映画、しっかりと予習して方がなお面白くなると思う。フライドチキンの生い立ちなど、黒人>>続きを読む

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

電気、ガス、水道が止まり、ありとあらゆるインフラが止まった世界で、会社で働く力しかなかった父、いわゆる社蓄が家族と共に、母方の鹿児島まで、進むお話。母、父、息子、娘と共に素晴らしい演技で素晴らしかった>>続きを読む

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