ぽんずぼんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ぽんずぼん

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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

映画館で観たかった作品。
養子を受ける側と養子に出す側、双方からの立場で描かれていた点が非常に良かった。

ドラマや映画等の設定で「養子」が簡単に使われていますが、ここまで詳しく背景を見られる作品は初
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.6

どうしても中田青渚さんの演技を観たくて観賞。
この感じの役も上手いですね。
失礼ながらあまり違和感がない。
出演作品を観るのがより楽しみになりました。

作品自体についてはハマれなかったです。

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

古川琴音さんが今泉力哉監督の作品に出演されるということで、ずっと観たかった作品です。
映画館で観られて本当に良かった。
もし迷われている方がいたら、感染症に気を付けて近くの映画館でぜひ観て欲しい。
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.0

清原果耶さんの名前に釣られて観賞。
原作は「彼女がその名を知らない鳥たち」と同じ沼田まほかるさんなんですね。
常識を超越した人間を描かれていて、原作でどう書かれているのか興味が湧きました。

吉高由里
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

フィクションでない点があまりにも悲しい…
最も悪いのはもちろん犯人なのだけれど、背景にある人種問題の存在が本当にやるせない……

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.2

続けて今泉力哉監督の作品です。
ほんと好きですこの世界観。
ゆったりと進むけど感情はしっかりと動いてる。
まいまい(深川麻衣さん)が市井ふみだからこその映画なんだなと感じました。
終盤のさとみの台詞な
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.8

久しぶりに映画館へ行きました。
毎年欠かさず観ている名探偵コナンです。

う〜ん、微妙だなってのが正直なところ…
・登場人物の背景が分からない
・そもそもの事件の真相が曖昧
・最後のシーンに緊迫感がな
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.4

今泉力哉監督の作品を観たいと思って観賞。

めちゃ良いです。
「愛ってなんだ」ではなく「愛がなんだ」というタイトルなんですよね。
コンビニの前でビールを飲むシーンで、そういうことか!と納得させられまし
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.0

白石監督にしてはマイルドな作品でした。
ヤクザが中心でないしグロい描写もあまりない。
ただ、精神的にはやられるんだよなぁ…徐々に感情移入させられるあの感じが堪らない。
2時間という短い時間だからこそ、
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

白石和彌監督の映画は観ていて飽きないですね!
任侠を好んでは観ないのですが、最初から最後まで分かりやすくて想いが本当に伝わって来ます。

「正義とは何じゃ。」
途中からガミさんがめちゃカッコ良く見えま
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.6

松たか子さんって何であんなに上手いんだろ。
「告白」でもそうでしたが、闇を抱えた女性を演じるのが上手すぎます。この演技を観られただけでも映画の価値は十二分にあると思いました。

阿部サダヲさんも最高で
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悪人(2010年製作の映画)

3.6

柄本明さんの言葉が印象的な作品。
(悪人には響かないのかもしれないが…)

生きていても、岡田将生さんの役のような見えない悪人に出会うことは何度かある。
一番嫌いなタイプの人間だし、個人的には周りにい
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

優しさの大切さを改めて考えさせられる作品。
子供は勿論、時には大人も他人からの優しさがないと耐えられなくなるよなぁ…
この話って意外と身近にあると思います。
程度は違えど、仕事に疲弊してしまってる大人
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ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.6

西川美和監督の作品ってどれも良いですね。
まだ3作品しか観賞できてないですが、一つ一つの作品にテーマ性があって、これが映画や邦画の素晴らしさなんだなと実感します。
今回なんて実話かと思って調べてしまい
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

西川美和監督の作品。

役所広司さんの演技が最高すぎた。
こんなにこの役が合う人はいないんじゃないかってくらい自然で、三上の訴えたい気持ちや心情がストレートに伝わってくる。
罪を犯した者という点では、
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.6

吉岡里帆さんの演技が際立った映画。
焦点が定まっておらず本当に盲目のようでした。これからも注目したい。
最後のシーンは何故か映画「ドント・ブリーズ」を思い出しましたね笑
皆さんのレビュー通りグロい描写
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.8

金融のインターンでおすすめされたので観賞。
予備知識が薄い人のためにも出来るだけ分かりやすく説明してくれました。面白かった!

住宅ローン債権の空売りってどうやるんだろって思っていましたが、なるほどっ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

恋愛映画はあまり観ないので久しぶりです。
清原果耶さんと古川琴音さん、あと土井裕泰監督に釣られて映画館に足を運びました。
菅田将暉さんと有村架純さんが主演なだけあって、女性やカップルの割合が多かったで
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

久しぶりに映画館で観賞しました。
やっぱり映画は映画館ですね。最高です。

さて、今泉力哉監督の作品は初めて観ました。
良かった!ハロプロ知らなくても観られます!
「あの頃。」って感覚はアイドルオタク
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.4

素晴らしい映画ですね。観て良かった。
ドラマ版はあまり見たことがなかったのですが、ガリレオシリーズは何となく知っていました。
伏線が散りばめられていて本当に面白い。
天才と天才の対決は高度でわくわくし
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946年製作の映画)

3.0

大学の課題で観賞。原作既読。
登場人物が多くなく淡々と進む感じが良いです。
原作よりも店主に愛着が湧いてしまったな笑
それにしてもコーラが本当に美しい…
おかげで素直にストーリーに入っていけました。
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.8

ずっと観たかった作品。
「家族」の素晴らしさを感じられる。
自分は認知症を身近に経験したことがないので、本当の大変さはどうなのか分からない。
ただ、この映画の良さはそこではないと思う。
父親の認知症を
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.4

誰が悪いとかではないんだよなぁ…
子どもは感じたことを素直に覚えている。
そこに大人の事情は関係ない。
今回は誘拐という特殊な状況だったけれど、普通の家庭であれ、幼少期の子育ての仕方はその子の人生に大
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.4

半分AVみたいな映画なのだが楽しめた。
妙にリアルな感じがあって、特に最初に集まった時の何とも言えない空気感が観ていて面白い。
ただ、おすすめはあまりできないです。

門脇麦さんは醸し出す雰囲気が本当
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紙の月(2014年製作の映画)

3.4

真っ当に生きようと思わせてくれる映画。
「お金は偽物」という言葉が印象的で、たしかにただの紙ではあるが、だからこそ大切にその価値を考えなければいけないと思った。
中学生の頃から、手段を問わずに「giv
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

死と向き合うことで、それぞれの本音がぶつかるのが本当にリアルで良かった。
お父さんの気持ちも分かるしお兄ちゃんの気持ちも分かる。そして、大宮家と関わるなかで感情に変化が出る幸夫が非常に良い。
いつ何が
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

愛って何なんだろうなぁ…
自分だったらあんな恋愛は耐えられないし、楽しかったとは全く思えない。多分彼らも。
原作読めって話だけど、陣治が十和子を好きになった理由が非常に気になるな。

蒼井優さんと阿倍
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252 生存者あり(2008年製作の映画)

2.8

地上波での放送で短くなっていたので何とも言えないが、中盤くらいから退屈になってしまった。
異常気象は設定としても、「シン・ゴジラ」などと比べて突っ込みどころが多く感じる。

でもあの頃の画質ってなんか
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.0

園子温監督の作品は初めて観ました。
人間の黒い部分を知れたからでしょうか。
観た後になぜか少し強くなれた気がします。
最初の冷食を買うシーンからこの映画がヤバいことが分かるし、とにかくずっと空気が重い
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.2

自分にはなかなか難しい映画でした。
父親になることについて考えさせられる。
説明が少なくて解釈はこちら側に任せられるが、無駄なシーンや台詞がなくて本当に良い作り。
この監督の作品は今後も観たいと思いま
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.4

映画の主役であり、デリヘルという点でみゆきに注目されがちですが、あの形は震災後の生き方のただ一つに過ぎないと思います。
この作品では、みゆきのみではなく様々な人物のシーンを入れることで、各々の福島を映
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.2

「罪の声」を観て、星野源さん出演の作品が気になったので観賞。

恋愛と障害について考えさせられる作品。
どちらの観点もアプローチが良かった。
「何を」食べるかではなく「誰と」食べるかであることや、気持
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さくら(2020年製作の映画)

2.8

恐らく原作を全て反映できていないのだと思う。
一つ一つのエピソードが薄く感じてしまった。
ただ、さくらを中心とした長谷川家の心情の変化はとても綺麗でした。

とにかく小松菜奈さんの演技が凄い。感服です
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.4

短くて何かが起きるわけでもないが好きな作品。
ゆっくりと家族について考えさせられます。
同監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」や是枝裕和監督の「海街diary」を思い出しました。

すっかり忘れてはいまし
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怒り(2016年製作の映画)

4.8

映画を観てこんな気持ちになったのは初めて。
タイトル「怒り」が頭に突き刺さる作品だった。
言葉では表せない思いがそれぞれの人物にあって、抉るように人の感情を表現していたと思う。

役者の方々も最高です
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

ドライブシーンがとても良かったなぁ。
あんな道をのんびりと走ってみたい。