ドラマ版は、一段と脚本がつまらなかった。
それに比べると、今作は何百倍も面白かった。本がしっかりしてるって大事。
やはりワークが楽しいと、観てるこっちも楽しくなる。それは映画の色と相まっていることが>>続きを読む
何よりも暖かいもの、家族。
エンドロール中に色々と考えて泣いてしまった。それまでで一式。
去年からひっそりと推している小野莉奈さんが、今作でも最高でした。
このレビューはネタバレを含みます
主人公だけを見ると、びっくりするぐらいのNo困難サクセスストーリーだった。(原作未読です)
家がなくても居候させてくれる友がいて、1軒目に入ったジャズバーが自由に使える練習場になって、トイレで天才>>続きを読む
別れによって生み出された寂しさを埋める方法を未だ見つけられていないのに、大々的に別れをお知らせしてくる催しこと「卒業式」は、なんて酷で残忍な通り道なんだろう。
それを経験してもなお、笑顔で帰路につく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人を喰う喰わないに限らず、2人が恋に落ちるまでのプロセスが極薄なファンタジーラブストーリーにはヘドが出ます。
これを純愛と謳ってる人、さぞイケメンで、さぞ美人なんでしょうね。
監督が描きたいものを媚びることなく撮りきり、それを観た客が、考察し、紐解いてくれる。その後賞賛へ。
金があるからできること。
金があるから作り出せた映画だということを忘れてはいけない。
今作を無>>続きを読む
登場人物過多の群像劇にし、キャラクターを浅く広く描く手法が物語を進める上でのデバフになってない時点でこの映画は勝利を収めている。
それが成り立っているのは、いつも通りの池井戸クオリティと、いつも通>>続きを読む
深掘りすると粗は出てくるものの、楽しくなかったかと聞かれればそうではない。
なにより、冒頭のパーティーシーンは満点。
オチにはかなり納得いかないが、それまでの過程が娯楽としてかなりの出来。
この手>>続きを読む
絵に描いたような酒池肉林。おっぱいの有り難みなど皆無。お下品で低俗。汚すぎる。
でも、その汚さは画に映っているだけ。表面的な汚さだけ。意外と内面が綺麗なのが驚き。
割とその作りが好き。お見事。>>続きを読む
こういう系統の映画は、いかに観客に負荷を与えないかが勝負。
この映画、2トン。
この映画を観ることは、先人の犯した罪による連帯責任として。今日を生き、明日に希望を持つことは前提とする。
ただ、最後の怒涛の4連発は映画としてはくどかった。
あと、周りが上手いから北川景子の下手さ>>続きを読む
固定のワンシーンワンショットが抜群。
映画なのに、カレンダーを捲っていく感覚で物語が進んでいく。とても気持ちが良い。
このテンポ。
演出とワークと編集が噛み合っているからこそなし得る技だと思う。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
尺がもう少し短ければ、テーマの刺さり方が違ったと思います。
群像劇の利点を活かしきれていない。
とりあえず人を出せばいいってもんじゃない。
さすがにパン屋のくだりは丸々いらなかった気が。
大好きな内容のはずなのに。
面白かったはずなのに。
あまり楽しくなかった。
楽しくない映画は、映画じゃないのよね。
目を澄ませてとタイトルにつけておいて16mmで撮るあたり、皮肉だ。
この映画をおもしろいと言える人は、映画に対して優しすぎる人。あまりにも突き放しすぎ。
だが、離れるのは癪だ。
ワクチンの副反応に苦しめられながら観るのにちょうど良い映像でした。
この見方をお勧めします。
僕の自伝映画と言っても過言ではないくらい共感しました。
映画は共感が全てではないとは思いますが、ここまで心を刺しに来られると、もうお手上げです。傑作です。
頑張ります。
命を繋ぐため娘から母親に成っていかなくてはいけない生物の性を軸とした、偏った化物エンターテイメントでした。
僕の家系は、震災で誰も亡くしていない。だから楽しめたのか否か。
どっちにしろ、製作側に相当な覚悟と挑戦とプレッシャーがあったはず。
色々な想いが詰め込まれた良い映画でした。
ただのタイムリープものじゃないってのが肝。
ちゃんと面白い映画。大満足。
何かを発するときに、脳をちゃんと経由する生き物。通称:大人。
それが故に、簡単に嘘をつけてしまう。
そう考えると、茂巳は子供と大人の中間だったのかもしれない。
割とベタな展開。それでも興奮してしまう。
ハリウッドとトムのちから。
風俗と徹夜を美化した激キモムービーでした。
これをキモいと思える感性を持っていたことが知れてハッピーです。
事あるごとに心情を独り言に乗せて発してくるタイプの主人公は苦手です。
さすがに永野芽郁でもです。
多分100回観た。
人生のバイブル。
黒木メイサの歌唱シーンが挟まれなければ満点でした。
夏休み×子供×湯川先生=最高
物語がどうであれ、この公式さえあれば傑作は生まれる。
どんなに悲しい物語であっても。
丁寧かつ完璧な脚本が故、画作りの下手さが露呈してる勿体ない一作。
女がコーヒーを入れる。そのパワハラが当たり前な時代。そんな時代にも、献身してしまうほどの純愛は存在したんだなぁ。
映画を観ているのではなく、小説を読んでいるかのような時間だった。悪い意味で。
湯川と内海の掛け合いの少なさ。
内海に至っては取ってつけたような、物語にいなくても良い存在になっていたのが非常に寂しい。
圧倒的クオリティのガンアクションと、息継ぎを忘れたかのようなセリフ捌きの速度が同じ。
見応えは計りし得ない。
ハイロー感が薄れた寂しさと、クローズ感が増した嬉しさのクロス。
次回は是非久保さんに監督をお願いしたい。
ちなみに、映画館で5回観ました。