takanoひねもすのたりさんの映画レビュー・感想・評価 - 44ページ目

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スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

3.2

スクールバス事故を軸に、被害者側の弁護士とその私生活の問題、唯一生き残った少女を横軸に編み込んで描く冷々とするミステリー。2回目の鑑賞。

何というか最後まではっきりしない話なんです。
・バス事故の訴
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.2

セックス依存症の男ブランドンと、恋愛依存症の妹シシーとの関係性を描いたドラマ。

二人が過去に受けたトラウマ克服や処理の仕方に違いがあり、ブランドンはトラウマそのものも今の性依存も嫌悪しまくってるが、
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ザ・インシデント(2011年製作の映画)

3.1

法を犯した精神科保護施設の食堂でアルバイトをするジョージ君とそのバンド仲間。ある夜停電によって興奮した入所者が暴れ出し、施設に閉じ込められた彼らが何とか脱出しようとするサバイバルホラー。

うーん雑い
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.3

暗闇のお化けに襲われる一家の話。

面白かったけど怖さはオリジナルより劣る。
映画として成立するためにストーリーを改変・尺を長くしたのは仕方ないけれと、元ネタが良かっただけに勿体無いなあと思う。

Pictured(原題)(2014年製作の映画)

3.0

ショートフィルム「Lights Out」同監督による作品。
写真ホラー。
ちょっとJホラーっぽさがあるかな。
セピアのザラついた写真がいい感じです。
こういう写真ネタの怪談あるねぇ…怖い。

Lights Out(原題)(2013年製作の映画)

3.6

ホラー映画「ライト/オフ」の元祖ショートフィルム。
こっちのほうが数倍怖い。
暗闇でひとり観てて悲鳴上げました 笑

ハロウィン II(2009年製作の映画)

3.0

ロブ・ゾンビ版「ハロウィン」の続編。
一回死んだせいかマイヤーズのマスクがよれよれになってきています。

今作もオリジナルを踏襲するように見せ掛けといての途中から思いっきり監督趣味丸出し。いいぞわが道
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惨殺のサイケデリア(2013年製作の映画)

2.6

香港産サイコホラー。
猟奇殺人事件が発生、指揮をとる捜査班のリーダーは人望なし、彼の家庭は崩壊寸前で、容疑者らしき白粉男は何故か彼を知ってる風…という詰め込み過ぎな物語。

飽きずには観れたものの、オ
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リセット(2010年製作の映画)

2.8

突然街中が停電。電気が復旧したら街中の人間が服だけ残して消えていたというホラー。

「session9」や「マシニスト」のブラッド・アンダーソン監督の世界観と映像が好きでして。どちらも楽しくも面白いと
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

機械工のトレバーが主人公。
1年以上続く不眠症に限界がきてしまう話。

ガリガリに痩せたクリスチャン・ベイルのヤバさ。不眠症のツラみはよく分かるのですが、1年という期間は発狂してもおかしくなく集中力切
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恐怖ノ黒洋館(2012年製作の映画)

2.0

疎遠だった母が亡くなり屋敷を相続したレオン。ある日屋敷を訪れた彼はそこがカルト教団の聖地だったことを知り不可思議な現象を体験するという話。

亡くなった母のモノローグと、レオンが屋敷をウロウロと探索す
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.6

ホームセンターで働くおっさんロバート・マッコール。実は凄腕のダークヒーローというアクションスリラー。
80年代の米ドラマ「シークレット・ハンター」の劇場版。

デンゼル・ワシントンがかっこ良くて痺れま
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ラスト・シャーマン(2016年製作の映画)

3.0

うつ病の青年がシャーマニズムの儀式による治療を求めてアマゾン奥地を旅するドキュメンタリー。

シャーマンが使うのは、アヤワスカというツル科の植物煮出して作った飲料。
もれなく幻覚と嘔吐に見舞われるそう
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.7

キアヌさんが若くて可愛い子2人に迫られ、えらい目にあう話。

よき夫、よき父親でも肝心なときにきっぱり「イヤだ」と言えない・行動できないとだめですねぇ、それに仕事が詰まっていたのでは。DJやってる場合
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殺人漫画(2013年製作の映画)

3.0

椎名桔平と綾野剛を足して少し締まりの無い顔した刑事が、web漫画と連動した事件を追う韓国ホラー。

なかなか面白かったです。
どことなくJホラーっぽい雰囲気ですがやはり韓国産、あの独特の引きの良さとベ
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アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ(2016年製作の映画)

1.5

殺人ドーナツvsドーナツ店員。

ぴょんぴょん跳ねる噛みつく凶暴なドーナツ。
それと知らずに食べるともれなく下痢死。
1個がデカい微妙にマズそうなドーナツ、ノーマルに食べても胸やけしそうです。

ぴょ
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わたしは目撃者(1970年製作の映画)

3.1

アルジェント監督の2作目。
デビュー作、今作、4匹の蝿、で動物3部作というそうです(原題に動物が入っている)今作は原題の9尾の猫に準えて謎が9つ出てくるミステリー。

記者と盲目の老人と警察が協力して
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卵の番人(1995年製作の映画)

3.2

もう一回見たくて仕方なかった作品です。
ノルウェーの周囲に何もない一軒家に住むファーとモーの老兄弟。毎日が同じような暮らしをマイペースに送っている。
しかしファーが若い頃旅行中に出来たらしい隠し子、ス
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ザ・カナル 悪魔の棲む場所/運河の底(2014年製作の映画)

3.2

妻の浮気と失踪を切っ掛けに旦那がどんどんおかしくなっていく話。
真新しさは無いのだけれど、カメラワークや正気が削られていく様子の丁寧過ぎる描写、古いフィルムの質感、心霊現象など好みのタイプでした。
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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劇場で観て、あまりの救いの無さに2度は観るまいと思ってた作品。
あれからこちらの受け止め方が変わっただろうかと、ふと思って2度目の鑑賞。

母性をここまで愚直に頑なに揺るぎなく盲目的に描くのはやはりト
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トーク・トゥ・ハー(2002年製作の映画)

3.8

再鑑賞。この映画を思い出す時、冒頭のピナ・バウシュによる「カフェ・ミュラー」幽霊のような彼女のダンスが頭に浮かびます。1度ステージを生で観たかった。

「オール・アバウト・マイ・マザー」が女性の作品な
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タランチュラのキス(1972年製作の映画)

2.9

葬儀屋の娘で蜘蛛を愛でるスーザンが、タランチュラを使ってムカつく相手へ仕返しをしていくスラッシャー物。

殺害がタランチュラに噛まれる…んじゃなくてびっくり死ってどういうこと。
確かにわさわさタランチ
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底なしの世界(2017年製作の映画)

2.7

LAに向かう途中若いカップルが立ち寄った寂れた街。モーテルで宿泊し翌日出発したところ恋人スカーレットに異変が起きる。やむ無く街へ引き返すアレックスだが、不可思議な事態に巻き込まれて行く…という話。>>続きを読む

ネスト/トガリネズミの巣穴(2014年製作の映画)

3.1

広場恐怖症と妄信と監禁と姉妹喧嘩をぶっこんだサイコホラー。

マカレナ・ゴメスの狂気的なお姉ちゃん好演でした。華奢な体、そわそわと落ち着かない仕草、常に首にかけてる十字架を握りしめ視線も定まらない。最
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.5

ベンアフ兄貴の初監督作品。
原作はデニス・レヘインのハードボイルド小説「愛しき者はすべて去りゆく」

4歳の少女誘拐事件が発生。親族から調査を依頼された私立探偵パトリックとアンジーは警察と協力して捜査
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クレイジーズ(2010年製作の映画)

3.0

ウィルスを積んだ飛行機が田舎の農業地帯に墜落し、感染した住人が凶暴化して人を襲い、政府はウィルス封じ込めに軍を投入する…というパンデミック物。

感染後「ひゃっはー!獲物だぜ!」という具合に群れて狩り
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嗤う分身(2013年製作の映画)

3.3

存在感が希薄な冴えないサイモン。そんな彼の前に彼とそっくりな男ジェームズが現れる。彼はサイモンの公私にどんどん入り込み、彼に人生を乗っ取られる恐怖に陥っていくスリラー。

太陽光がささない暗い画面、大
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ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

3.7

アニメーション短編。音楽が軽快。
ヤン・シュヴァンクマイエルの頭の中って 、こんなんなってそうなイメージだけれど、クエイ兄弟の生真面目さも出てるところが面白い。

ヒステリア(2011年製作の映画)

3.3

バイブレータ発祥秘話。
といっても爽やかなラブコメです。
ヒステリーが病気とされてた頃。悩める女性達の治療にあの部位の手技マッサージが治療法とされてた時代。
医師モティーマーと友人の発明家が電動マッサ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

名門音楽学校の主人公アンドリューがスパルタ教師フレッチャーに罵倒され挫折を味わいながらドラム道を爆進する様を描いたドラマ。

フレッチャーはワンマンで鬼軍曹。
勿論生徒の才能を伸ばす意味あってのことも
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オードリーとデイジー(2016年製作の映画)

3.3

性的暴行を受けた10代の少女2人を中心にしたドキュメンタリー。

暴行事件が不起訴になった下りと、保安官の発言に頭から湯気が出そうになった。

確かに女の子も軽はずみだったし危機感が薄かったと思うけれ
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サイレンス(2016年製作の映画)

2.9

殺人鬼vs聾唖女性at山の中の一軒家。

対戦カードは面白いのだけど、予想を上回る展開でなかったのでちょっと肩透かし。

殺人鬼がマスクをとった後のグダグタ攻防戦に面白味がなく、寧ろマスク取らなかった
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歓びの毒牙(きば)(1969年製作の映画)

3.2

アルジェント監督のデビュー作。再鑑賞。

画廊での女性襲撃を目撃したことで連続殺人事件に巻き込まれた作家のサム。
彼はその襲撃現場でみた違和感が思い出せない。素人探偵を始める彼。

改めてみると「サス
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ダウンヘル(2016年製作の映画)

1.5

BMXレーサーのジョーと恋人がチリのどっかの山岳地帯で謎の寄生虫感染者を発見したことから武装集団に追われる話。

すごい…伏線回収って何?と言わんばかりのスルーっぷり。
行間読め!という意味だとしても
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.2

オンボロの青いセダンで暮らすホームレスの男ドワイト。ある日顔見知りの警官から両親を殺した犯人が釈放されたと知らされ、彼は彼らの元へ向かう…という復讐譚。

敵を仕留めたと思いきや実は…というオチがあり
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