ざわゾンビさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ざわゾンビ

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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.0

砂漠に響く、エンジン音!爆発音!そして叫び声!
この作品が発する暑苦しくも洗練されたエナジーは生半可ではない。

おどろおどろしく、ホントに敵らしい敵にも感動。
みんなクッソ悪そうでんがな!

スター
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めし(1951年製作の映画)

4.4

なんて愛おしい作品だろう…

朴訥な夫初之輔を上原謙が、美しく、しかし、変わらぬ日々の暮らしに少し疲れた妻三千代を原節子が演じる。

夫は食卓に座れば新聞を広げ、タバコを吸いながら「めし」と放つのみ。
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.9

深キョンの魅力に精神を侵され、土屋アンナ姐さんのオラオラぶりでマゾ気質に目覚めたのがこの作品かどうか記憶にないけど、超スキ!

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

なんか古くからありますよね、このテの作品って。
犯罪者と一般人との恋とか、こんな俺を受け入れてくれた貴女を、俺は守り切る!とか。

でもやっぱカッコいいんすよ。
スタントマスクや金槌みたいなパーツには
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

隔絶された孤島
サミュエル・L・ジャクソン率いる武装した軍隊
魑魅魍魎な巨大生物

…こんなん絶対オモロイですやん?

暴れ回る生物たちに圧倒され、銃火器をもって挑むものの無残に散らされる人間たち…
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千年女優(2001年製作の映画)

4.1

何度観た事か。
大好きな今敏の、大好きな一作。

ラストのセリフに納得できるかどうかで、この作品が気に入るかどうか大きく変わると思います。

女優やもんね!
僕は藤原千代子に、原節子を重ねました。

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.8

怪獣ってだけでテンション上がっちゃうのは男の性か。

呆気なく全滅したものの、ただでさえ苦戦を強いられている敵の後ろに備えているのは、さらに強大な…みたいな設定大好き。
ギアーズ・オブ・ウォー(xbo
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セッション(2014年製作の映画)

3.7

うーん…?
いや、確かに熱い。
煮え滾るパッションを浴びせかけてくる作品が、僕は大好きだ。
ひたすらに、ただがむしゃらに、単純明快なストーリーで勢いそのままに突っ走る血と汗の107分間。

『君の名は
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.9

燃えた!!燃えに燃えた!!

3作目にしてやってくれましたよ。
凄いっすよ。楽しいっすよ。
以下、数あるよかった点を抜粋してふたつだけ。


・捕虜救出大作戦
数でも装備でも劣る中、未来のテクノロジー
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ゲッタウェイ(1972年製作の映画)

3.9

ペキンパー作品は女だろうが構わず思いっきり叩きますよね。これ凄い好きです!
こんなこと、女の子の前では絶対言えませんが笑

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

ミュージカル映画にはそこまで造詣が深くない僕は、ひとつの作品としてこの映画について記録を残したく存じます。
※ミュージカルシーンにおける意味合いや作品についての解釈は、他の方のレビューを参照下さい。素
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浮雲(1955年製作の映画)

4.1

僕はクズ野郎が大好きだ。
ミーン・ストリートのデニーロは、彼が演じたキャラクターの中でも、個人的にtop3に入れちゃう程愛している。

また、映画からは外れるが、太宰治のヴィヨンの妻の夫や、つげ義春の
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

題材からして、僕の好きなスコセッシ作品とは少し外れるモノやろなぁとは思っておりましたが、いやいや、なんとも。

宗教における死生観や、信教とは何ぞや、といったテーマに、様々な人物を通じて切り込んでいく
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

懐古主義に対するシニカルなアンチテーゼ。
でも、そこに思想の押し付けなどは一切なく、単純に娯楽作品として出来がイイ。

また、パリに全く憧憬を抱いていない僕でも、その街並みに感動を覚えました。

とて
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ビヨンド(1980年製作の映画)

3.8

こんなん好きな奴絶対アタマおかしいですよ。

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.4

いくぞーーー!!

いち!!に!!
いち!!に!!

がんばれぇーー!!

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.9

映画史に残る(?)、食品達の大乱交!

ノリが合わない人が観ると、不快度MAX間違いナシ!

TOHO梅田別館での上映は、人の多さの割に盛り上がってませんでした。

客層的にも、PIXARやillum
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.7

ツバメと松の木の話をするホームレス

ヒッチハイカーと2ショットを撮る運ちゃん

スピヴェットと追いかけっこをする警官


主人公も、その家族も、上記の登場人物達も、皆魅力的。
スピヴェットの1人旅は
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.8

先が読めるって、そりゃ読めますよ。
複雑な作品じゃないんですから。

Man of honor = 信義を重んじる男
はナイスな対訳。
ユアンマクレガーの演技に特筆すべき点は特にありませんが、彼の演じ
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(1985年製作の映画)

4.3

パッケージ同様、絵になる構図が非常に多く、黒澤明の美意識というか、拘りが存分に感じられる作品。
画面を彩る極彩色の衣装は見ものです。

特筆すべきはド迫力の合戦シーン。
大量の人員を動員して撮影が行わ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.8

映画好きの友人(@CazuandChicken)に勧められ、鑑賞。

POV方式で撮影された作品にはあまり触れてこなかったものの、いやいや、イイじゃないですかコレ。
場面によってはまんまFPSな視聴感
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

楽しく見ました。
視覚的にも、また作品としても、雑味の薄い、すげぇ綺麗なものでした。
でも、そこはかとなく漂くパチモン臭。

評判の良い自然の描写には多大なる違和感。
すげぇテカテカ、瑞々しい。
例え
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.5

足らんなぁ!足らんぞぉ!

もーーーっとハジけろよ!

「仲間が〜」って、そういう台詞口にするのはお前らの役目ちゃうやろがぃ!
利害関係だけで繋がれよ!
もっとドライにさぁ!

唯一マトモなデッドショ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.9

唐突な展開

意味のワカラン挨拶

間の抜けたBGM

…いやいや、まともなレビューなんか書けるか!!カルトっつーのはこういう映画をさすんやね!!

レビュアーの皆さんがこぞってクークー言うのも頷ける
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

恥ずかしながら、初鑑賞です。

ストーリーは至ってシンプルながら、時に笑って、ホロリと泣いて…自分も他者にとってこういう存在でありたいと、強く思った。

老若男女問わず誰もが楽しめる、とても上質な作品
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.9

ジョン・カーペンターライクな音響に、カメラワーク。

決して走らず、歩いて追いかけてくる旧世代ゾンビのような"it"達。

ラストサマー的メンツ。

手順を踏むことで他人に呪い(?)を移すことができる
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サイレンス(2016年製作の映画)

3.4

聾啞の主人公と、彼女に迫る殺人犯の魔の手…という設定はまぁいいとして、聾啞であることのデメリットがそこまで強調されてなかった。
作品終盤のバスルームのシーンのようなゾクゾク展開が散りばめられていたらな
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