mrかっちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

「天気なんて狂ったままでいいんだ!」

「君の名は。」で一気に市民権を獲得し国民的人気と規格外の大ヒットを叩き出した新海誠監督。
監督の作品は全作見ていますが、内向的でナイーブな主人公が多く自分の望み
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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

4.1

ポケットモンスター劇場版第1作目「ミュウツーの逆襲」の3DCGリメイク作
人間のエゴによって産まれたミュウツーの自分自身の存在意義を見つける話。
ストーリーや訴えているメッセージ性、
作品全体の骨組み
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

5.0

図書館の特別ルームに展示されている12億円相当のジョンジェームズオーデュボン氏が制作した画集「アメリカの野鳥」を白昼堂々と盗み出そうとした大学生達が起こした実際の事件を基に描いたフィクションである。>>続きを読む

劇場版ポケットモンスター/ピカチュウのなつやすみ(1998年製作の映画)

3.0

「ミュウツーの逆襲」と同時上映された短編映画。
サトシ御一行は声しか出演がなくポケモンオンリーで物語が進行していくのがポケモン短編映画の特徴。

ピカチュウ達がポケモンだけのキャンプ場でサマーバケーシ
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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

4.3

「私は誰だ!誰が産んでくれと頼んだ、
人によって創り出されたのなら私はポケモンでもない!」

すべての技を覚えすべてのポケモンのDNAを持っていると言われるためすべてのポケモンの祖先なのではないかと考
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

ジャスティスリーグで初登場した海の男
アクアマン。
彼の単独主演映画でDC映画史上最高の興行成績を叩き出した大ヒット作。
映画業界では無視出来ない中国で特にヒットしたようです。

この作品を一言で例え
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.6

「無限の彼方へさぁいくぞ。」

3のとても感動的で愛すべき主人アンディからの別れを描いた完璧なフィナーレから繋がる物語。
アンディがボニーに託した大切なおもちゃ達は新たな生活を送っていた。
そんな中ボ
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.3

今の邦画界を刷新していく白石和彌監督。
監督2作目があの「凶悪」だという事実に驚かされる。
全作品を見たわけではないがほとんど観ていますし、監督の映画なら無条件で見に行こうと思うほど好きな監督です。
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

MCUの歴史を総括するエンドゲームで、始まりの男アイアンマンであり続け、偉大なる師でもあり父親のような存在となっていたトニースタークの死を乗り越えられないピーターパーカーは喪失感に苛まれていた。
その
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ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ(2019年製作の映画)

3.4

「今の俺は負ける気がしねぇ!」

仮面ライダービルドの最終回で宿敵エボルトを撃破し、新世界を想像した戦兎と万丈は2人だけ戦いの記憶を残し2人だけの世界にでひっそりと暮らしていた。
そんな中仮面ライダー
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

ディズニーの名作アニメ実写化シリーズの新作「アラジン」
美女と野獣、シンデレラに続く代表的な作品ですが、恥ずかしながら昔のディズニー名作アニメはあまり観た事がなくアラジンの原作も観てないです。
なので
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.7

「私には戻れなかった。」

デビッドフィンチャー監督の「ドラゴンタトゥーの女」の続編にあたる映画。
監督やキャストは一新されジャンルも前作の閉鎖的なサイコサスペンスからシリアスな雰囲気を漂わせながらも
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REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

4.3

「あんたらだけは絶対に許さない!」
血で血を洗うバイオレスアクション
レイプされ口封じのために崖から突き落とし木に串刺しにされるが、生き長らえた彼女に芽生えた復讐心は美しく激しく燃え上がる。

前から
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.8

「3分で灰にしてやる」

平成ガメラシリーズを作り上げた金子修介監督が手掛けた平成ゴジラ。
今までの歴代ゴジラシリーズとの関係性はほとんどなく、1954年の初代以降ゴジラを含む怪獣は現れなかった現代の
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

4.0

「ハイルヒドラー」

若き脱走兵が偶然見つけたのは、ナチス将校の軍服だった。
虚構の権力だったはずが、次第に状況や周りの人達を言葉巧みに操り豹変していく過程を通してその権力は実在感を帯びていく。
つく
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.4

「さらば、友よ」

ゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラ、日本を代表する怪獣達が海を渡りハリウッドで蘇った。
美しく、気高く、荒らしく、神々しさを纏い激しくぶつかり合う。
ギャレスエドワーズ版の前作「
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.2

「その名はゴジラ」

2014年にハリウッドで蘇った日本が誇る怪獣ゴジラ。
核兵器が生み出した負の遺産であり、人間に自然の脅威と核の警鐘を鳴らし続ける破壊神。
初代ゴジラは第二次世界大戦の敗北から僅か
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.7

「アメリカはかつてグレイトな国だったのに!」

KKK=白人至上主義を掲げる危険な集団に潜入捜査をすることになった黒人警官の姿を痛快なクライムサスペンスに仕上げつつも、ブレることのない差別のへの怒りを
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

「友達をやめるなんて言ってない友達ならそんなことしないよって言ったの」

前作シュガーラッシュは悪役にも居場所や生きていく価値観はあるのかという、倒されるべき存在や嫌われ者に焦点を当て負け犬達の下克上
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.3

「あの子舌でしてくれるの」

英国の宮廷を舞台に3人の女性の愛憎入り乱れるパワーゲームをヨルゴスランティモス監督の独特のブラックコメディタッチに描く。
自然光にこだわった撮影で映像はとても美しい。
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

「シャザム!!!」

見た目は大人中身は子供その名もスーパーヒーローシャザム!
キャッチコピーだけ聞けば日本だけアベンジャーズが一位を明け渡した日本漫画の中でも治安の悪い街で正体を隠し彼女の実家に居候
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.7

「ピカ、ピカピー!!」

ニンテンドー3DSで発売された異色作「名探偵ピカチュウ」を基にした実写映画。
カフェイン中毒で中身はおっさんの声で喋るピカチュウと、父親を事故で亡くしポケモンへの興味がなくな
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GO(2001年製作の映画)

4.6

「そんな朝鮮人の魂ならおれが20円で売ってやるよ」

在日韓国人の杉原は世間からの偏見を受けながらも、自分が何者か見つけ出そうとする。
その中で桜井という風変わりな女の子と出会い恋におちる。
将来、夢
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

「iam ironman」

インフィニティウォーで、サノスとの戦いに敗北を期し全宇宙の生命が半分になってしまいヒーロー達も居なくなり、守るべきものも居なくなってしまった。
だが、残されたヒーロー達は
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.7

「こちら緊急コールセンターです。」

聞こえてくるのは電話越しの声だけ。
現在進行中の誘拐事件を解決することは出来るか。
低予算映画のワンシチュエーション物はいくつかいいものがありますが、今作はその方
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

4.0

「大好き、ママ」

2012年に亡くなった映画監督若松孝二の映画プロダクションの復帰一作目。
現代の日本映画の新生白石監督は若松孝二の弟子にあたるらしく彼への追悼と感謝の気持ちを込めた映画愛に溢れた青
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

3.9

「神はおれに言ったんだ。お前が望むもの全てを手に入れろと。お前とおれが一つになれば特別な存在になれる」

突然愛する人が頭のおかしい連中に攫われ、無残に殺されてしまった。
そして残された男はブチ切れ復
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.7

「祖母も亡くなった両親も言っていました、春の屋の湯は誰も拒まない。全ての人を受け入れるって」

不良の事故で両親を亡くした関おりこは、
祖母が経営している老舗旅館に住むことになる。
その後ひょんなこと
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

4.3

「マジシャンが観客に気づかれないように拳の中の物をすり替えるのが仕事なら、探偵は気づかれる前に解き明かすのが仕事だろう?」

名探偵コナン映画シリーズ23作目。
人気キャラ怪盗キッドをメインに置き映
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バイス(2018年製作の映画)

4.3

「一元的執政府論に基づけば大統領は何をやっても合法です。 どれを選びますか?
よし、全部もらおう」

2001年から2009年までジョージWブッシュ大統領の副大統領として就任し影で幽霊の如く糸を引き権
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.8

「どこかで娘が父を思って泣いている
彼は空挺部隊員だった 今はたたんだ旗だ
泣くな 彼に同情はいらない それしかできない」

麻薬カルテルのボスの家から金を盗み出せ。
軍事経験のある彼ら5人にとっては
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

4.4

「奴は倒れている警官を至近距離で撃つような女だ、人間じゃない」

1930年代世界恐慌で人々の暮らしが困窮していた時連続銀行強盗のボニーとクライドが次々と法を犯していた。
時代背景もあり義賊と称える一
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

5.0

「あんたなんか産まなきゃ良かった」

昨年公開され数々のメディアや映画祭で称賛されたホラー映画。
監督のアリ アスターは短編を数本手掛けたのみで長編作品は初という新鋭映画作家。
今まで見たホラー映画の
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ロボコップ ディレクターズ・カット版(1987年製作の映画)

4.7

「いい腕だな名前は?」
「おれはマーフィーだ」

マフィアにリンチにされ殺されたマーフィー巡査は最新技術を駆使しロボコップとして蘇りデトロイトに蔓延る犯罪を撲滅する為闘う。
高校生の時に初めて観て以来
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

3.5

「皆…人類の存続のためにゴジラに立ち向かったんだ…っ。奴を倒すために、この星を道連れにしようとした訳じゃないっ…!」

ゴジラを題材にした初のアニメ作品最終章
2のラストから直後のストーリーになってい
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.3

「私は今まで縛られて生きてきた、今ようやく自由になれたわ」

ブラックパンサーに続く新ヒーロー誕生譚。
MCU初の女性ヒーローキャプテンマーベル
コミックス的には長い歴史と遍歴を持つキャラクターですが
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