まふさんの映画レビュー・感想・評価

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高校教師(1993年製作の映画)

3.0

ドラマ版は観たことがあったのですが、映画版は最近初めて視聴。ドラマ作品とはストーリーはもちろん異なりますが、他の違いは少し表現が露骨な所があったり、全寮制の学校だったり、終わり方がこちらに委ねるような>>続きを読む

モエカレはオレンジ色(2022年製作の映画)

3.3

原作未読です。
ツッコミどころはそこそこあるものの、展開のスピードや尺、意地悪な人が出てこない所、そして応援したくなる真面目で可愛いらしい2人だったことなど、ラブコメとして概ね楽しく観ました。
最近は
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私の少女(2014年製作の映画)

3.9

母に捨てられ、学校で虐められ、家では家族に虐待され、行き場も守ってくれる存在もいなかった少女ドヒ。流行りの歌を歌い踊る姿は何処にでもいそうな少女。でも時折見せるヨンナムへの執着、演技過多な振る舞いや自>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

霧深い田舎の聾学校。ここの校長は地位も名誉も人望もある聖職者。霧は何もかも飲み込んでいた。子供達の瞳に映した真実も。
あまりにも辛いシーンが多く、直視できない所もあったほど。性被害や虐待を受けた経験の
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.5

こういう正しいと思って他人を強引に変えようとする人って、どうしてそう簡単に他人を変えられると思ってるんだろう、といつも不思議に思う。自分がそこまで他人に影響を与えられると思っている自惚れの強さは、さす>>続きを読む

ブロンド(2022年製作の映画)

3.0

以前からある意味話題だったのは知っていた今作。マリリンの知識はほぼなかったので鑑賞後、マリリンの真実の人生との違いを確認。実在する人物を扱ったフィクションというのが問題というか、真実の中に嘘を上手く混>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

悲しみと笑いって表裏一体だなと、こういう作品を観てつくづく思う。笑い合う日々があるから悲しみが深まり、悲哀が行き過ぎると妙に可笑しさが込み上げてきたり。
余命を告げる告げないは、作中でも語られている通
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ジャック&ローズのバラード(2005年製作の映画)

3.2

序盤から、世界にこの親子2人しかないかような少しばかり異様な雰囲気に面食らいました。よく見たらタイトルが語ってましたね。てっきり思春期の女の子が違う世界や人と触れて恋愛して、父の手を離れていく話かと。>>続きを読む

ペーパーマン PaperMan(2009年製作の映画)

3.1

夫婦生活にも、執筆活動にも行き詰まった中年男性が、偶然出会った10代の女の子と交流を深めていく物語。
個人的には主人公と少女の関係性が友情だけのように思えず、主人公に関しては心に傷を負った少女に上手く
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LOL(2012年製作の映画)

2.7

吹替え版鑑賞。マイリーの声は本人の声に似た声質だったのでまだ良かったのですが、全体的にみんなあまり上手くないのかイメージに合っていないのか、イマイチ話に入り込めず。
基本的にはティーン&ファミリームー
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

前作?の2016年版が好きなので複雑でしたが、これは別アースということでいいのか?違うのか?
とても元祖と繋がっている作品でした。エンドロール中も後も目が離せないシーンがあってビックリ。
ミニマシュマ
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フォービドゥン 禁断の少女(2013年製作の映画)

2.0

久しぶりに全然理解できない作品だった…ビックリした…そりゃ観ながらいつの間にか寝てたはずだよ…。(序盤から何度か寝たので見直しました)
ゴシックホラーとは謳っていますが全てが中途半端で、ちょっとコミカ
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プリティ・パメラ 身バレの恐怖(2018年製作の映画)

2.9

プリティパメラって…プリティ長嶋を思い出しちゃったじゃないか…。原題の方が良かったと思うよ。とはいえ、今作の主人公、華やかで確かにプリティです。
そんな主人公が、刑務所から出所ホヤホヤのメンヘラサイコ
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セクシャル・インテンション 柔肌の誘引(2020年製作の映画)

3.0

この手の作品はサクッと観られるのが良いです。また不要な副題が付いてますが、誰も誘引してません。セクシャルインテンション=性的意図。原題はナニーデンジャーみたいなので、これに比べたらセクシャルインテンシ>>続きを読む

愛の囚人 プリズナー・オブ・ラブ(2022年製作の映画)

2.4

最近、こういう誰向けのテレビスペシャル?みたいな作品を観るのにハマっています。未だに当たりは引けてないけど…。
これ単純にカイル(おっさん)をロリータ的な純愛を求めるロリコン設定にすれば良かったのに、
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.7

落ちこぼれだらけの教場コメディ。
タイトルは知っていたけれど、まさかキム・キャトラルが出ていたとは。
アメリカらしいコメディで下ネタもしっかりあるのだけれど、うんざりし過ぎないコメディの量と尺の丁度良
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聖なる飼育(2017年製作の映画)

3.3

穏やかな情景で始まる一見すると美しいその世界には、それなりに年齢のいったミゲル(♂)とその他若い男女と子供しかいない。既に異様です。ミゲルは主人公(12歳の女の子)に言います。生理がきたら純潔を守って>>続きを読む

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

3.1

セクシーで謎めいた従姉妹と、少し刺激的なひと夏の経験をする主人公の物語。
この従姉妹役を演じている女性は思い切り脱ぎますし、ベッドシーンもありますが実はこの方、元コールガールの方だったそう。スタイルめ
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ブラック・スマイル(2017年製作の映画)

2.5

柔和でハンサムなベビーシッターには裏の顔があった…。割とありそうな設定ですが、なんだろう…このシッターくんが割とポンコツなんですよね。とにかく爪が甘い。まさか犯罪者側のハラハラを体感させられると思って>>続きを読む

同級生(1998年製作の映画)

3.9

今でこそ同性愛を題材にした映画が増えたものの、この作品が公開された1998年はまだまだ比較的珍しかったのではないかと思う。
始めは、上手く立ち回れずイライラをぶつけるスティーブンに何で?ってなって見て
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.5

バイオハザードシリーズは初期の数作プレイしていたので、少しばかり思い入れがあるのだけれど、やっぱりゲームの実写映画化って難しいのだなとつくづく思う。今作も例に漏れず、これバイオハザードの二次創作?と思>>続きを読む

ドリアン・グレイ/美しき肖像(1970年製作の映画)

3.0

原作未読。タイトルは知っていたものの、こういうサスペンスホラーだったとわかって驚いた。
私の理解力が無いからなのか、ドリアン・グレイが若いままいられる理由が後半近くまでなかなか解らなかったし、そもそも
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運命の女(2002年製作の映画)

3.6

原題のUNFAITHFULは不貞・不倫という意味。
最近になってエイドリアン・ライン監督の撮り方や演出が好きなんだと気が付きました。血が大袈裟に出るのも面白くて好き。
郊外の一軒家に暮らすサムナー家族
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満たされたい人妻(2021年製作の映画)

2.9

邦題があまりにもポルノ。英題はThe Wait。原題のOdotusも意味は同じです。
こういう性的なことが絡む作品にありがちな邦題エロ改変、もう少しなんとかならないかね。
確かに主人公は満たされていな
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.9

タイトル、そういうことか…!
と、フィクションであれば何ともエモーショナルになるだけなのですが、実話ベースと聞くとその感情がいくらか引っ込みます。実在する本人はとんでもないシリアルキラーで、実際の犯罪
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俺の過ち(2023年製作の映画)

3.6

何も気にせず観ていて、あれ?声アテレコしてる?と思ったら途中からスペイン映画だったことを知りました。通りで何か毛色が違うと思ったんだ。
サムネが全然ラブストーリーっぽくないなと思ってましたが、ちゃんと
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映画チーズ・イン・ザ・トラップ(2018年製作の映画)

2.6

私、こちらラブコメかと思って観始めたんですね。OPも少女漫画みたいなものが用意されてたものですからそのつもりで観るじゃないですか。いや、序盤くらいまではそうだったんだよ。
中盤、突如としてストーカー男
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

先行上映で鑑賞。
今回もベンジーは無茶言うし、驚きながらもイーサンはちゃんと無茶するし、みんなイーサンが好きで追い回してた。楽しい。
トムのアクションは今回も無茶苦茶してるので、別の意味でハラハラしな
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

面白かったけど、自分にはそこまで刺さらなかった。もっと皮肉っぽかったりぶっ飛んでるかと思ったからかもしれない。割とストレートで真面目な映画だった。
ケンのミュージカルシーンや、使われている音楽は好き。
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観察者(2021年製作の映画)

3.5

教訓、好奇心はほどほどに。そして誓約書はちゃんと読みましょう。
何だかあまりカップルっぽい感じのしないカップルだなーと思いつつ、ながら見してたんだけど、中盤から終盤に向けて展開が二転三転していった所が
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エンドレス・ラブ 17歳の止められない純愛(2014年製作の映画)

3.2

これは久しぶりに出会った正統派ラブロマンスだぞ、と思っていたら…徐々に雲行きが怪しくなってきて最終的に思ってたのとだいぶ違ったけど終わり良ければ全て良し…ってそうはならんやろ。
世間知らず故に無鉄砲が
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.3

タイトルは知っていたが、前情報ほぼ無しで鑑賞。終始ずっと熱に浮かされているような、死の影がつきまっているような感じ。
もしかしたら何もかも全部、死の淵にいるグスタフの見ていた夢だったのかなと思わせられ
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.8

多感な10代の3人の少女が、時に語り合い、笑ったり、泣いたり、ぶつかったり、寄り添ったりする物語。
ファッションやメイクや好きな人の話をしたりもするけれど、セックスの話だって下品な話だって、全く関係な
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ジャバーウォッキー 4Kレストア版(1977年製作の映画)

3.8

欲も才能も無く、流されるままに運を手にするも、自分の願いは叶わない男の物語。
こう聞くと幸せの定義みたいなことをうっかり考えてしまいそうになるけれど、きっとこの主人公はこれからも流され続けていくのだろ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.9

環境も状況も全く違うし、まさかこちらのささやかな甘酸っぱい思い出が思い起こされるなんて想像もしてなかったよ。本当にちょっとしたシーンで思い起こされてしまって、妙に気恥ずかしくも嬉しくもなっちゃった話は>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.3

意外とラブコメって難しいよなと思った作品。
基本の話の流れのベースってどのジャンルでもあると思うのだけれど、今作も大筋の流れは沿っていたけれど何かが足りないというか。細かいシーンで良かったシーンはある
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