Zhenjiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Zhenji

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(2021年製作の映画)

3.0

呪術で骨から新郎新婦を復活させるのかと思いきや、サインが逆回転ってことは、アレックスの仕掛けと同じってことなのかな、知らんけど。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

実際、コロニアディグニダから逃げおおせた子供は5人ぐらいという。本作は逃亡に失敗したあまたの子供たちのエピソードを寓話的に語ったもの。

実話を知ってるとシェーファーと思われるドイツ語で話る天の声の怖
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クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

クローネンバーグのボディホラーは痛みを伴わない描写なのでぜんぜん怖くないと改めて実感。

作家性が強いので好き嫌い分かれるところだけど、齢80を超えなおそのそのフェティッシュさを失わない御大とその作品
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エル(1952年製作の映画)

3.9

50年代の白黒映画とは思えないほど古さを感じない。

思わず笑ってしまうほどの心配性の主人公が、やがて笑えないパラノイアになっていく描写が秀逸。

あの階段のパイプのシーンは今まで見た映画のなかでもで
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マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

3.7

遺作と知らなくとも惹き込まれる。ヴィオラ・デイヴィスも鬼気迫るとはこのこと。

ソウルに帰る(2022年製作の映画)

4.2

ルックがとにかくかっこいい。
西洋(監督はカンボジア系フランス人)から見た韓国と韓国にルーツをもつ主人公の描き方が新鮮。

同じモチーフで少女が主人公の「冬の小鳥」は、青みがかった景色が始終物悲しい感
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仕立て屋の恋(1989年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

イールが気持ち悪すぎて、アリスの気持ちの変化にまったく共感できなかったんだが、イールの死と警察に届いた手紙があまりに切なくて、、、

ユダヤ系ロシア人として差別を受けてきたうえ、ビジュアルにも恵まれな
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裸足になって(2022年製作の映画)

3.1

ジャケットのイメージからは想像もつかないような力強い再生の物語。良作。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.2

舞台設定がよい。
犯人は途中でわかっちゃたけど作品としては良作。

バービー(2023年製作の映画)

2.3

字面を追うので忙しい。ヴァジャイナやペニスの翻訳もなんかわかりづらく、メッセージをセリフじゃなくて物語として伝えてほしかった。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.2

やさしい人たちの話。

ただ、なおことカシマの恋愛は製作された2010年のことだとしたら間違いなくアウトだよなーという余計なことを考えてしまった。昔だったらこんな邪念が入り込むことはなかった(遠い目)

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.4

マッドがどこまで真実を語っているのかが実は判然としないので、エリスの成長譚として楽しみました。

ネックは良かった。でも、ジュニパーみたいなファムファタールにリース・ウィザースプーンはミスキャストだと
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.8

北欧ジュブナイル版「クロニクル」。
 
ベン、ムカつく(子役に罪は無いが、本当に憎らしい(褒めてる))。結末で溜飲が下がるが、彼の生い立ち、誰に最初に刃を向けたか、を考えると、彼があーなったのにはあー
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.3

実際、2000年代にボリビアの保守的なプロテスタント系のコロニーで起きた実話だとな。

大いなる自由(2021年製作の映画)

3.6

大いなる自由って、終盤に出てくるあるお店の名前。

なんであんなにチープな音楽と絵作りするんだ、それまでの繊細な物語がふっとんじまうじゃないか、と思ってみていたら、あー、もう完全にやられました。

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遠いところ(2022年製作の映画)

3.7

本作で何かを変えようとしたり、解決しようとして行動しているのは女だけ。
男はそんな女の従属物か女を食い物にしているクズとして描かれている。

実際の沖縄はもっと多面的なんだろうけど、このような男性への
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サントメール ある被告(2022年製作の映画)

1.5

法廷シーンがあまりにもドキュメンタリー調で退屈。本作を劇映画にした意図がよくわからん。

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

「少年の君」の助成金臭がない、純粋なデレク・ツァンの作品としてとても満足。新作期待してます。

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.2

I am special.

アメリカ初のポルノをヨーロッパで買い付け(Xとの関係性)

戦争やdisableによる男の不在、母からの抑圧、まずは小さな虫を殺すことからはじまり、映画では冒頭早々にガチ
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.0

怪物と同じくLGBTQにまつわる子供たちを扱っている作品。
内容もよかったけど、なりより胸にズバっときたのは、事件発生から数カ月たったタイミングで行われたホームルーム的な話し合い(グリーフケアが目的っ
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.6

最後のカットは必然。話はまだ終わってないからな。

小説家の映画(2022年製作の映画)

3.2

毎回同じなのに毎回新鮮な感じがするホン・サンスの不思議。

同じ下着を着るふたりの女(2021年製作の映画)

3.8

見てて辛いわ。
共依存から抜け出そうと、母は男に、娘は同僚に鞍替えしようとするが案の定うまくいかない。実際に車をぶつけるなんて日本じゃ考えられんが、いや、どういう形であれ感情を爆発させるのはまだ健全か
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アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

主人公がいっさい笑顔を見せず、名前で呼ばれることもなく終わった(家族には呼ばれてたかも)。

女性がこういう暴力にさらされていることに性別問わず当たり前になりすぎてしまったけど、言い続けることに意味が
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アイ・キャン・スピーク(2017年製作の映画)

2.7

あとで振り返るとそういうことか、と合点がいく構成。全体的にによくできてるけど、アメリカのシーンの描写が他と比べてチープだし、市役所の役人までアメリカにきたりと荒唐無稽な感じが否めない。

よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.5

一本筋の通った強い女性を松井玲奈さんが好演。

自分を追い込むことで成長できるのでは?と考える主人公に対して、指導教官が「成長できる人もいるが、無理しないのが大事(大意)」と言う。それまで恥じることな
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アテナ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

レミゼに似てると思ったら脚本にラ・ジリが絡んでるそうで。

対象者を後ろから長回しでカメラで追うとか、カメラ何台仕掛けてるのかわからないほど臨場感あふれるアングルとか、そこにいる感が半端ない作品でした
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.3

時々挟まれる実際のインタビュー映像、最後に知らされる結末を考えるとなんか切ない。本役を演じゲットアウトでも鮮烈な印象を残したL.スタンフィールドのグラグラ揺れまくる感情を繊細に演じててよかった。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.0

ご都合差主義な展開もなきにしもあらずだが、レズリー役のアンドレア・ライズボローがとにかく良い!

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.4

ミーガン含めて演者のキャラがみんな立っててよかった。

特にケイディの子供に特有の自分の欲望を抑えられない癇癪とキャンプでケイディがペアを組んだ男の子(というより中学生ぐらい)の親や女性に平気で暴力振
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