Anneさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

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置き去りにした母親の無責任さはもちろん許せないけど、母親だけを責めるのは違う気もする。父親も大概。あと、母親の親戚筋はどんな設定だったんだろう。
主人公の柳楽優弥ってあの人か!目力がすごい。

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

4.1

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卒業後を心配する学生たちの会話、最後の「でも何かできるさ」が刺さりました。専門を持つことに希望を持たせてくれる良作。シリーズになってくれたことに感謝。一作目だけだったらこんなに鑑賞後の幸福感は持てなか>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

4.5

期待以上でした。暗い気分を吹き飛ばしてもらえました。映画はコメディだけど、研究者を取り巻く状況は日本もだいぶ深刻なんだろうな……映画の方はうまくオチまでつけられて、ハッピーエンド?な終わり方してたけれ>>続きを読む

まく子(2019年製作の映画)

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主人公の子可愛らしかったなぁ。
でも、登場人物も展開も、ちょっとずつみんなこわい。担任は頭悪すぎる。こずえが「好き」を知ったっていうのは結局どっちの好きだったのか。どのタイミングで知ったのか…………い
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.2

続編の予告見てからだと、伏線だらけなことがわかる。原作から入ったけど、映画も負けてなかった。ホテルが予想以上に荘厳な感じでびっくり。

ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

3.3

淡々とシャネルの人生が語られていく、NHKのドキュメンタリーみたいな感じ。シャネルの人生というより、ビジネスの世界の厳しさの方が伝わってきたかも。

少年の君(2019年製作の映画)

4.9

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情緒ある映像美、構成で非常に満足感のある内容でした。ただ、エンドロールのところ、興醒めでした。登場人物の2人はあんなにも目だけで思い合えたのに、それだけ描写力が素晴らしかったのに、なぜ最後の最後に全て>>続きを読む

戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.0

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現代を生きる私には、正直理解が難しい部分が多くあった。冒頭のシーンが重すぎたり、そもそも日本語のはずなのに聞き取れないところがあったり(私の方の問題かもしれないけれど)。酔っ払った原軍曹が例の名ゼリフ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

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キャスティングのせいか、就活期を取り上げているせいか、映画「何者」を彷彿とさせる作品だった。これまでも坂元裕二作品をいくつか観ていたためか、有村架純のセリフが満島ひかりと二階堂ふみの声で脳内再生された>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

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門脇麦さんの衣装がどれもかわいらしくて見入ってしまった。上品な佇まいにも目を奪われた。終わり方がややあっけなく感じたものの、立場の違う2人をとりまく人々、女の子たちの友情が丁寧に描かれていたように思う>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.7

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古民家の開放感といい、空気感といい、清涼感のあるどこか落ち着く映像。キャストも眼福。つぐみの「あったま沸いとんのかオヤジ」最高でした笑 雨に濡れた豊川さんも最高でした……2人ともスタイル良すぎて、観な>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

4.7

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ぞくぞくする映画だった。
一周目の違和感が最後にはちゃんと回収されていて、畳み掛けが秀逸だった。
原作小説も気になるところ。

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

2.9

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とにかくマヤの奔放さというか、露骨さに始終いらいらしてしまった。妙子から両親の離婚を聞いた時の「やったー!うれしい!!」はサイコとしか言いようがない。
前半の、妙子の母親とマヤの元彼(先生)の病み感に
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.4

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昔と今の若者の違いとか、若者と年配層それぞれの可能性に焦点を当てているところが興味深かった。男女間の友情がちゃんと成立してるようには見えて、和む場面が多々あった。ただ、ジュールズがベンに対して思わせぶ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

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どきどきしどおしの映画でした。
流れるようにストーリーが展開していく、どこか心地良さのある構成。
サスペンス要素が入ってたのは観て知りました。血があんなに映されているとは……
切なくて切なくてつらいラ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

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こんな「ヤバい」映画は初めて観た。コメディかと思って見始めたら全然違った。どう評価したらいいのかわからないけど、ユウとヨーコが病院で再会したシーンは自然と涙が出た。主題歌が沁みた。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

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淡々と過ぎていく部分と時間をかけている部分とあり、1人の人間の生活が生々しく描写されていた。「人生はモノでできていない」という主人公の祖母の言葉。あたり前のようでありながら、ちゃんと腑に落ちてくる感じ>>続きを読む