地獄のスケジロウさんの映画レビュー・感想・評価

地獄のスケジロウ

地獄のスケジロウ

a.k.aファック野郎
Twitterもヨロシク @zigoku_sukejiro

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

1.5

正直に思ったこと言わせてもらうと、イケイケサブカルピーポーが大喜びで観そうな映画で俺にはカスりもしなかった。
でも、二階堂ふみの底知れぬ女優魂と本作へのただならぬ覚悟にはやられた。
皮肉ではなく、楽し
>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

5.0

園子温の友人で後にAV男優となった盗撮のプロの実話を基に撮られた237分の映画なのだが、どうしてだか涙が止まらなくなる。

エロとは純粋な愛。
勃起は愛の目印。
変態とは己のアイデンティティ。
愛は空
>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

その男、ダメダメにつき。
モブキャラ視点で見るキタノワールド。
しらけきっているのに何故か人情味溢れている本筋から逸れたところにある北野節とでも言うべき冷徹バイオレンスパートに「待ってました!」と叫び
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

3.9

ヒメアノ〜ルに引き続き、また𠮷田恵輔監督に泣かされた。ある兄弟とある姉妹の正に犬猿の如き怒涛の会話劇を、幼い頃に従兄弟の兄弟喧嘩を観戦するのが大好きだった俺はニヤニヤと楽しませてもらった。各所に散らば>>続きを読む

ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.7

割とホラー耐性ある方ですがかなり怖かった、今まで経験したことの無い怖さが本作にはあった。
日本の大家族を追った海外のドキュメンタリーなのだが。何かおかしい。それが何なのかよく分からないが明らかに何かが
>>続きを読む

ブライト(2017年製作の映画)

3.6

デヴィッド・エアー名誉挽回。
ファンタジーを現代のLAに落とし込み、現実的要素と非現実的要素を融合したバディムービー。
良くも悪くもエアーは全てにおいて観る側の想定を超えて来ないからもうちょいブッ飛ん
>>続きを読む

ビジターQ(2000年製作の映画)

5.0

三池崇史に頭カチ割られ脳味噌鷲掴みにされ思い切り掻き混ぜられた。死姦、強姦、近親相姦、家庭内暴力、脱糞、イジメ、薬物、殺人、等々この世の地獄を見事に揃えた家族をビジターQが救う。
非道徳的無秩序を極め
>>続きを読む

ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

5.0

鬼才園子温のアクとポエムと目がおかしくなるほど強烈な画で創られたポルノ。そして狂気感じるほどの女性崇拝映画。
過去のある園子温映画でいまいちピンと来なかった「仕掛け」が本作では大大大成功を収めている、
>>続きを読む

サニー/32(2018年製作の映画)

5.0

先行上映会にて鑑賞。年間ベスト候補
なんじゃこりゃ!ネタバレ厳禁!!日本で一番凶悪なアイドル映画だ!!!これはかなり人を選ぶ作品だ。でも好きな人からしたら最初から最後までずっと最高だと思う。
ピエール
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

クエンティン・タランティーノがアメリカンサブカルチャーと共に描く「諸行無常」の世界。
この世は流動的だ。常に動き続けている。故にほんの少し早くトイレを済ませるだけで人生は大きく変わるのだ。
この世は善
>>続きを読む

無限の住人(2017年製作の映画)

5.0

原作未読状態で鑑賞しました。
時代劇の醍醐味である「殺陣」を極めし三池崇史監督作品。キムタクが無限に斬って斬って斬りまくって、無限に斬られて斬られて斬られまくる血飛沫合戦。不死身が故に成せる人体破壊地
>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

人間の厭な部分を、精神が崩れ落ちてゆく様を、丁寧に丁寧に兎に角気持ち悪く見せつけてくる。意味が分からない。でもそれは当然、こんなもの見たことが無いから。今迄に見たことが無い、言葉では表せない、最悪の世>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.4

『メイク・アップ』という映画のリメイクらしいがオリジナルは未鑑賞の状態で観ました。
怖すぎる、あのキアヌが女二人にジョン・ウィックされまくってた。ひたすら、ただひたすらキアヌがイジメられ続けるだけの映
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

近年の日本映画において最も“問題作”という言葉が似合うだろう。ラブコメディになる筈の平凡な物語に、ある殺人鬼が干渉し始める事で全てが狂い始める。本当の物語の始まりを告げるタイトルバックがエゲツなさ過ぎ>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.5

どエロいベビーシッターの姐ちゃんが実は極悪カルチストだった!?ホーム・アローンを主軸に名作のエッセンスを強引に組み込み超悪趣味な残虐描写を交えた5人の悪魔主義者とのバトルを通してヘタレ少年がオトナの階>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.2

湯浅政明監督のエネルギッシュで遊び心ある絵と優しさが溢れに溢れた脚本が最高すぎてボロ泣きした。少年少女への応援歌であり、あの日への鎮魂歌でもあって。色々な受け取り方があると思うけれど今を生きる日本人に>>続きを読む

オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

2.1

何かと批判されがちな山崎賢人演じる「ど変態サイコサディスティカルマッドど変態男子高校生」と園子温映画でその名を轟かせた二階堂ふみ演じる「どM女子高生」の奇妙な恋愛模様を描いた作品。吉沢亮演じる「どイケ>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

5.0

クロサワ流ヒーロー映画。正真正銘マカロニウエスタンの原点であり、この映画が無ければ今の映画界にクリント・イーストウッドは居なかったかもしれない。秘技・逆手不意切を体得した三船敏郎の殺陣はコマに映らない>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.5

北海道のダーティハリー「稲葉圭昭」を基に日本警察史上最大の不祥事を描き日本のドス黒い闇を晒した傑作。任侠映画顔負けの怒号飛び交う会話劇とシュールで強烈な暴力描写の連続。裏社会に翻弄され続けた男が最後に>>続きを読む