共食いゾンビさんの映画レビュー・感想・評価

共食いゾンビ

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イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.1

助けを呼ぶ声を聞き、生い茂る高く広い草むらに足を踏み入れた妊婦とその兄が草むらの迷宮から出られなくなる…。どことなく『CUBE』を連想させるような、説明一切無しに巻き起こる不条理な草むらラビリンス地獄>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.0

80年代の映画等にオマージュを捧げた懐かしみのある古き良き作風ながらも、蓋を開ければ疑心と不穏に満ちた黒い中身。不安さを一定に保ち心を掻き乱していくエグい内容に魅入る。子供たちのひょんな好奇心から生ま>>続きを読む

プロディッジー(2019年製作の映画)

3.0

高い知能を持つオッドアイの息子が徐々に邪悪な行動を取るようになる…。目新しさはあまり無いですが、特筆すべきが子供の演技。『IT』のジョ-ジィなので、健気さと邪悪さの切り替えが絶妙で、サイコパスな立>>続きを読む

アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.3

ウォーレン夫妻の呪われた品々に触れたことで恐怖が襲うシリーズ屈指に何してくれてんの案件な本作。一軒家に抑え、限られた場所で四方八方から様々な恐怖が襲ってきて正直かなり楽しい。ホラー度は塩梅にアナベル本>>続きを読む

エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

3.4

ある理由で警官を辞め、遺体安置所で働くことになった女性の元に悪魔祓い中に亡くなったハンナ・グレースという女性の遺体が運び込まれるという誰が聞いても絶対ヤバいでしょとなる事案から成る本作は、案の定その遺>>続きを読む

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.8

SNSでRTとイイネ欲しさに殺人を繰り返すサイコパス女子高生二人組を描いたスリラー。学校のクラスメイトだろうが容赦無しにバリエーションがに富んだ殺人方法とバカさで鮮血が宙を舞う。フォロワーも増えると同>>続きを読む

ポラロイド(2018年製作の映画)

3.6

若者たちが訳ありポラロイドカメラで写真を撮ったことで呪われる…。新作レンタルでホラーコーナーにサラっと陳列されていそうな内容の見た目ですが、本作の特筆すべき箇所は写真に写るとただ呪われて死を待つだけで>>続きを読む

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.7

あの人間味ある生々しさや乱暴な言葉遣いのチャッキーからは一転し、よりメカニカルに、よりハイテクと化したチャッキーの優しく気味の悪い新たな脅威としてはかなり楽しい。丁度いいゴア加減や程良く笑える場面もバ>>続きを読む

ファンタズム(2014年製作の映画)

3.5

息子を亡くした母親が霊に会えると言われるトンネルで降霊術を行い息子に会おうとするが、家族を巻き込み恐ろしい目に遭う…。派手でもなく決して作り込まれた作品ではないですが、日常を恐怖で支配していく描写がシ>>続きを読む

ワックス・ワーク(1988年製作の映画)

4.1

言わばホラー版ナイトミュージアム。展示物のミイラ男から狼男まで足並み揃えた多種多様のモンスターが一斉に畳み掛ける。もうその内容だけでもかなり楽しい。息つく間も与えない前のめりに食いついてしまうテンポの>>続きを読む

ザ・グリード(1998年製作の映画)

4.0

この作品が地上波で放送されて出会ったあの日あの時の思い出は大切にしたい

ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

3.9

外には謎の邪教カルト集団、病院内は大量のクリーチャーが襲い来る。クラウドファンディングで資金を集め、製作された映画とは思えない素晴らしい造形のグチャドロクリーチャーのオンパレードにその手が好きな人には>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.0

道端に置いてある赤い封筒を拾うと強制的に未婚のまま亡くなった女性と結婚をさせられてしまう台湾の実在する恐ろしい風習「冥婚」を題材にしたホラー。そもそも映画の内容云々の前にその風習が怖すぎるが、本格的に>>続きを読む

紅い服の少女 第一章 神隠し(2015年製作の映画)

3.5

台湾で有名な都市伝説、赤い服の少女を題材にしたホラー。
かなり俊敏に動き回る赤服少女があの手この手でいろんな恐怖をぶつけてくるホラーピッチングマシーン。佳境に突入するに連れ、赤い服の少女なんてものを遠
>>続きを読む

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

4.5

歌って踊って血肉も弾け飛ぶ異例のゾンビミュージカル。突如訪れた黙示録をティーンエイジャーが歌に乗せて生ける屍を越えていく様子が非常に楽しく、歌う曲も超良い。ずっと華やいだ楽しい青春ゾンビストーリーです>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

メイン怪獣であるゴジラ、モスラ、ラドン、キングギドラのイケメンな見せ場も十分で、公園の砂山を蹴るが如く、ゴミクズみたいな扱いで街を破壊しまくる怪獣プロレスなど兎に角気合いの入った絵作りに感服し眼福を得>>続きを読む

キルボット(1986年製作の映画)

3.3

ショッピングモールを警備する3体の最先端ロボットが、導入早々に落雷に遭い頭がラリって殺人ロボットへとジョブチェンジ。更に夜のショッピングモールで何故かパーリピーポーしている若者たちを内蔵された警備用シ>>続きを読む

拷問男(2012年製作の映画)

3.4

仕事も何もかもあまり上手く行かない最中、娘まで殺された男が悲しみに暮れる。しかし犯人を突き止めた男は捕らえて拷問する…。タイトル通りの拷問をする内容ですが、その行動に至るまでの過程の話がずっしりと重い>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.5

遺体安置所にジェーン・ドウ(身元不明)の死体が運ばれてくるが、その死体がヤバかった…。 なんといっても遺体安置所という最悪のロケーションで謎が深まる死体にメスを入れる度に、日常にも地獄の門が開いていく>>続きを読む

便座・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

4.0

メンテナンス作業員がゾンビが群がる女子トイレに閉じ込められる…。これがかなり面白くて、言わばトイレで行うリアル脱出ゲーム。試行錯誤を繰り返しながらトイレにあるものを片っ端から使用して失敗に失敗を重ねつ>>続きを読む

リサイクル -死界-(2006年製作の映画)

3.5

女性作家がこれまで捨ててきたアイデアが蔓延る異世界に迷い込む…。
圧倒されるはその世界観。基本ホラーテイストながらもファンタジー感もあり、かなりパンチの効いた独特で美しいビジュアルが目立ち、見ていてこ
>>続きを読む

アンデッド/ブラインド 不死身の少女と盲目の少年(2018年製作の映画)

3.4

森で人肉を食して生きる怪物の少女の前にある事をきっかけに盲目の少年が現れる…。静かで不気味な森を背景に、ほぼbgmは無しに森の木の揺れる音や土を踏む音など自然の姿を見せる静かな環境で悲鳴が際立つ。互い>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

これまで辿ってきた軌跡と積み上げてきた作品の集大成が間違いなくここにある。MCUをずっと追ってきたファンへ染み渡るほどの真心が込められ、ハートビートが鳴りっぱなしなガツンとくる最高の展開と同時にこの1>>続きを読む

カッターヘッド 真夜中の切断魔(2018年製作の映画)

2.8

湖畔の別荘に訪れた家族がそこに居座る殺人鬼に襲われる…!スラッシャーホラーでは殺人鬼が重要になってくるが、今作の殺人鬼は誘き寄せるためのトラップや準備がかなり独特で不気味に湖畔の別荘から全く逃れられず>>続きを読む

ザ・バトル ネイビーシールズVSミュータント(2016年製作の映画)

3.0

森にキャンプにやって来たティーンエイジャーな生徒たちがミュータントと殺人鬼から成る合計50人以上のスーパー殺人集団に襲われ、拉致されてしまう。が、キャンプに引率として来ていた先生が実は元ネイビーシール>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

アリータの少し異様な見た目も彼女が持つ愛らしさにより見事そのCGと実写が混同する世界観になんら違和感なく溶け込み、受け入れられ、彼女の肌の質感、指先からメカニカルな動きの細やかさ、そして表情の変化や豪>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.2

殺人鬼に殺されるもまた同じ日に目を覚まし、また殺人鬼に殺される日々を繰り返す…!死んでまた目覚めるという度重なる死に戻りに対して最初は困惑する女性だが段々と様子がおかしくなり吹っ切れていく若干のコメデ>>続きを読む

チェルノブイリ・ダイアリーズ(2012年製作の映画)

2.8

チェルノブイリ原子力発電所事故によりゴーストタウンと化した地を訪れた観光客らが正体不明の何かに襲われ、恐ろしい目に遭う…。ゴーストタウンと化したチェルノブイリ原子力発電所のそのなんとも言えない気味の悪>>続きを読む

ベルベット・バズソー: 血塗られたギャラリー​(2019年製作の映画)

3.0

あるアーティストの死後、生前に描かれた絵画の数々が発見されるが、その作品たちは呪われていた…。まず設定から惹かれますが、中身もかなり良い。不気味一択なアートの数々が魅せるユーモア溢れる呪いにより鮮血と>>続きを読む

サンズ・オブ・ザ・デッド(2016年製作の映画)

3.6

女性が砂漠のど真ん中で1匹のゾンビに延々と追われ続け、やがて一途に追いかけ続けるゾンビに愛着を持ち始める本作。
ゾンビは極力少なく、女性がゾンビに名前まで付け、まるでペットのように扱いながら砂漠を抜け
>>続きを読む

ZVZ ゾンビVSゾンビ(2007年製作の映画)

5.0

ゾンビvsゾンビはそれは最早ただのゾンビ映画だし、なんなら別にゾンビ同士戦わない天井のシミを数えてた方が断然楽しいディスクカバーを開けば拷問器具のアイアンメイデンにしか見えてこない円盤の形をした爆弾な>>続きを読む

ジョーズ・アパートメント(1996年製作の映画)

3.6

家に住み着く大量のゴキブリと恋する青年の交流を描いたゴキブリミュージカル。ゴキブリが可愛くアレンジされて出て来るわけでは無く、割とガチな姿で大量に出てくるのでマジで苦手な方には拷問的作品ですが、そうい>>続きを読む

Gnaw(原題)(2017年製作の映画)

3.0

暴力夫から逃れるために不気味なアパートに引っ越して来た女性が謎の箱を受け取り恐ろしい目に合う。
前半はクレイジーな隣人だったり不気味な出来事や物音に怯える女性の前置きだが一気に拍車が掛かるのは後半。そ
>>続きを読む

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