iさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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明らかにナヨンとヘソン、前世も今世も来世もイニョンでしょという作り方、キャスティング、見せ方なんよ…(褒めてる)オープニングからそれをまじまじと見せつけられる…
もちろん今世は表面上はイニョンではない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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未熟な(クリーン?)な状態から世界を見ると、いかに世界が汚れきっているかわかる
けれど、成長の中でもちろん生きていく術が必要なのも知るわけで(拘束からの解放、自由なんだが、権利を得るためには犠牲も伴う
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14歳の栞(2021年製作の映画)

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変に冷静で、少し諦めてて、周りからの目線も気にしちゃうし、過去の経験もあるし、でもバカはしてたくて、友達はいてほしい、大人になりたいけど、大人になりたくない、夢はあるけど、自分の才能、限界みたいなのに>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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ゴールデンカムイ序章!
この壮大な物語おもしろいですよ〜ちゃんとやりますよ〜壮大な予告編?(いい意味)
本気でやることの大切さ、学ぶ。
熊さん

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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わかってほしいとか、こう感じてほしいとかそういうものが全く無い、純粋さを感じた、その無垢で混じり気のないもの、大勢に受け入れられ、考えられ、何かを求められ…私はこれは宮﨑駿の他作品に比べて、あんまり何>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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老いに対する嫌悪感、みたいなのが少し前から意識し始めてたから、ハカラズシモ正面から受けることになった
でも、意外と悪夢ではなくて、ストレートに不快ではない現実として受けた
たしかに、しんどい瞬間はたく
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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舞台を観たので、復習しようということで。というか、ちゃんと記憶にないので…
記憶より、ハリーが勇気と行動力に溢れた人だった
ハーマイオニーとロンもめっちゃ勘が良くて、勤勉で、行動できるよくできた子達す
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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一見、地獄のようなループの中、集中力と洞察力が試される。挫けず、ピンと脳内フルマックスで観察したものこそがこの作品のことを評価できるであろう。わしには全然そんな力はなく、トホホ…でした
でももう、観察
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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わたしは、知らないこと、知らない映画が多い分、いつになっても出逢える。

街の色、光の質感、今のこととは思えないつくりなんだけど、それは今で。画は孤独で寂しくて寂しくて、でもなんだか見ているうちに美し
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市子(2023年製作の映画)

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なんとなくテーマ、抱えているものが観る前から想像できたが、この作品を作り上げたかった本気伝わってきた
少しのミステリー構造は、惹きつける、という意味ではよかった、けれど少し本質を見失うような。興味、を
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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みたのだ!
中盤から皆がおもしろいおもしろいいう意味が分かりました
ゴジラが世界をゼロからマイナスにするが…
戦争でマイナスになった人間たちの這い上がりを描く
戦争とゴジラとを結びつける企画にあっぱれ
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くるりのえいが(2023年製作の映画)

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感覚は道標
ちょっと恥ずかしいけど、やっぱりアーティストはアートを創りつづけてほしい。あんなセッション、凡人じゃ考えられん
プロである前にアーティストであり続けようとくるり
これは天才の感覚は道標、だ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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上げた期待を裏切らないチームヨーロッパ企画👏
発想、構成、日常に即したSF、ゼロイチすごいわあ
"止まった"の舞台を貴船に持ってくるところも流石、タイトルも秀逸。

どういう順番で撮ってたのか気になる
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福田村事件(2023年製作の映画)

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なぜ、なぜ、と。あの当時も思っていた人いるはず、なぜ、なぜこうなってしまうのか、あまりに理不尽なこと(この時代においてこう言葉にすること自体がナンセンスでなあるが)を、と節々で思う。あの悲惨な事件が起>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

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機内にて
王道に面白い。けど、伝記、実話ベースである以上、事実を知らないとーとは思う。2人のいつだって自信に溢れて聡明でシンプルな答えとプランが見えているところ、かっこよかった。本来嫌悪感を覚えるとこ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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機内にて
居場所の喪失。と、そこからの再生。私にとっても、映画における大事なテーマ、居場所。
静かな画、ぼやけた日常、はっきりした音混沌と純粋。シンプルなようで複雑。言語化しようとすると多層的で矛盾だ
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苺とチョコレート(1993年製作の映画)

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色んな設定にありふれた今の、ありふれた目線で見てはいけない。あの時のキューバでこの作品が作られた意味を考える。評価される意味を考える。隣の女性がモブかと思ったらなんか不思議な流れ。やっぱり(キューバ)>>続きを読む

セブン・デイズ・イン・ハバナ(2012年製作の映画)

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ぽーとキューバを調べながら、ぼーと。だったけど、見たことを忘れないだろうなぁとおもう映像と感じたこと。音楽とダンスと文化と夢と現実と。またボーと観たいなあ
2個目の作品が好きだった。結局は、離れられな
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怪物(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

苦しい。胸が苦しい。ずっと

A面B面の切り替わりでも相当衝撃だったが、そんな単層的ではなかった。誰も、悪者はいない、なのに、面が変わると(冷静になると、フィクションなので意図的にミステリ的に見せてる
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バービー(2023年製作の映画)

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構造は教科書のような、でもちゃんとエンタメな作品。
ケンの存在と描き方はなんだかモヤモヤ、バービー中心の世界でも、男性社会に気付いた後も、どちらにしろ認められてないような。ちょっとした違和感、もやもや
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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自分の悪魔な部分を人に話すと、それは人への暴力だと思ってしまうこと
他人の加害性を自分に置き換えてしんどくなってしまうこと
"やさしさ"は綺麗事で結局自分のためだと思ってしまうこと
うざいやつは最高級
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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映画は第三者の目線
ホームビデオは?

ホラーのような胸のざわざわがとまらない不安定な2人に

ダディの顔をあまり覚えてない
焦点が合うのが、たまになのよ
これは、ソフィの目線でもある?

親子、の映
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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優しい世界
沖田監督のつくる優しい世界は好きだ
ミー坊を囲む友人男性陣がイイね

肯定マックス母親はなんだかなあと少し思ってしまった。こみらあみこを見た後だと更に。のんの瞳はいつ見ても純水だ。そして決
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

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あみこ、キュートな話ではなかった
あみこを一瞬でもうるさいと思ってしまった自分も、冷静にあみこを遠ざけて見ないふりをする父親にしょうがないよと思う自分も、悲しくなった
でも、何が正解かはわからなかった
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別れる決心(2022年製作の映画)

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写真

画で演出するということはこういうことなのかー
絶妙なラインで表面化させる人物背景

ずっと楽しみにしていた作品
思えば思うほど、大事な勉強になる作品になった気がする

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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最高じゃった。。漫画を読んでるときの胸の高鳴り、漫画が音を鳴らしてる感じ。トントンキュッキュッスパっ
読んでる時はもっと自分の中では音が鳴ってたんだけど、映画はそんなでもで、そりゃあ試合中そんなしゃべ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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前作ほぼ見てないけどとりあえず劇場で見なきゃと急いで。
トム様がかっこよすぎる。以上!バイク、航空機シーンスケールの大きさを自身をもって体現してる。純粋に映画ってすごいや
今色んなことを合成でやっちゃ
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RRR(2022年製作の映画)

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久しぶりの映画館はなんとなくこれと決めていた!
3時間、最初から作品のテンションに掴まれ、終盤にかけてボルテージMAX!あんな体力あって運動神経抜群の役を演じる2人バケモンやし、もうスケールがぜんぶバ
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恋は光(2022年製作の映画)

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西条と北代にベストカップル賞を!
そして、女子3人にベスト大学生フレンド賞も!!
アップの画が暑苦しくなくて、瑞々しくてよかった!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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手話詳しくないんだけどASLから動的パッション感じる
手に感情がのる、顔に感情がのる

動きがイキイキとしてる映画がいいよねぇやっぱ
でもその動きさえも緻密な準備と計算がされたものなのだぁ。
単純な疑
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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うららの葛藤と成長を見守る人たちの温かさ。理解している幼馴染も、小市民と笑うお母さんも。
もはや誰もが作り手になり得る世界だけれども、成功してても葛藤はあって。作り手をも救う見事な作品。

宮本信子が
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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穴を開けないこと。妥協ではなく、世に「出す」ことを第一にする

誰かに届けるもの、最後の最後まで己と作品と戦い足掻く


多少無茶を言っても最終的に作品としていいものをつくる監督が監督だと思ってた
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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声を、音を残すということ
平凡なものを形として残すことの意義

誰かに聞かれないと、そういう空気にならないと言えない心の奥底(意図的ではなく、自然と)
もっと本当は思ったこと、思っていること、公にして
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流浪の月(2022年製作の映画)

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わたしは、この人たちに同情することも批判することもできない
この映画を受け取って何を思えばいいのか分からない
強烈な映像だからこそ

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

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振り切るところは振り切って、世界に近づいていかなければならない
少し近づいたと思った

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