teruteruさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

5.0

青春のひとコマ

決して派手ではない映画だけど、かつて自分も経験した青春の青臭い思い出や空気に触れるようで、彼女たちの何気ない表情や笑顔にドキリとさせられる。

観た後になんだか寂しい気持ちになるのは
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

エアベンダー以来、なんとなく距離をおいてしまったシャマラン作品。シリアスと茶番の絶妙なラインが好きなんだけど本作はシャマラン節がきいててよかったです。

少女の父親との狩りのくだりを絡めてくるあたりの
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

この乾いた感じ。helplessの浅野忠信を思い出した。暴力シーンが引きの画で表現されてて凄くリアリティーがあって良かった。主役と弟、でんでんさんの演技、演出が良いんだけど菅田将暉さんの役所だけがしっ>>続きを読む

アタラント号(1934年製作の映画)

5.0

ジャン・ヴィゴ特集にて。
水夫のおっちゃんが何とも人間臭くて良い。蓄音機のラッパを盗むやつを初めて見た。あーゆーどうしようもないジジィになりたいものだ。

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

5.0

ルビッチ監督の小気味好いクリスマス映画。ジェームス・スチュアートは言わずもがな、登場人物の演出が丁寧で、どの役回りも可愛らしくみえてきます。
毎年のクリスマス映画の一本に是非オススメしたい。キュンキュ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

5.0

悪魔払いの映画は好きです。
間の抜けた主人公の演出がよいです。
間が抜けすぎでケツを蹴り上げたくなります。悪魔払いの胡散臭さも相まって、緩急にやられました。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

5.0

何も言葉がでない。凄まじい。
ドイツ某所の駅で同郷の男達が抱き合う。
移動中の電車で妻と目が合う。
そんなささやかなシーンに胸が締め付けられる。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

5.0

イット・フォローズが面白かったので観ました。映画における表現が豊かすぎて、終始引き込まれました。デヴィッドリンチのマルホランドドライブみたいにストーリーとか予定調和な映画の部類ではないけど、なんだこの>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

1.0

ケビンさんが好きなので期待した感はありますが、少年の可愛らしいロードムービー的な演出とサイコ野郎がおっかけてくる!な設定とマフィア?らしき奴との関係性。この3つの方向が残念ながら、うまくまとまってなく>>続きを読む

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

5.0

淡い恋、純粋さ、閉塞感、劣等感。自転車レースなんて日本には根付いてない文化だけど、それを加味しても十分に見応えのある青春映画。

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

何も情報なく適当にレンタルしたんだけど
面白かった。

設定が面白く、設定勝ち!と言いたいとこだけど
監督さんの作家性も随所に感じられて楽しめました。
カメラワークが気持ちいーし、BGMが素晴らしく、
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

カーペンターのヒロイズムにどっぷり浸かりたい時が1年に2回ほどあります。
カーペンター祭りと名付けて普段飲まないウイスキーをロックで飲んでいます。

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.0

ジェフブリッジスの足は本当に臭さそうですが、哀愁漂う良い映画だと思いました。

冷たい水(1994年製作の映画)

4.1

廃墟の乱痴気騒ぎ、燃え盛る炎、そして音楽。ストーリーとは無関係のシーンがとても目に焼きついてしまった。この動的シーンの格好良さがアサイヤス映画の醍醐味なんだろーか

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

4.1

後になって思いだすのはやはり映画内映画の動的なシーンです。
格好良さにグッときて思わずビデオテープを買ってしまった記憶があります。

レディ アサシン(2007年製作の映画)

5.0

アーシア・アルジェントもアサイヤスも好きです。

秋日和(1960年製作の映画)

4.0

小津作品の中でとても好きな作品です。何と言っても岡田茉莉子のコミカルで小気味よい役所は小津映画に流れる独特なリズムとは異質なリズムを刻み縦横無人にかけまわります。初期の作品もいいですが、私はこの秋日和>>続きを読む

浮草(1959年製作の映画)

5.0

他作品に良く見られる、感情を表す「洗濯物をたたむ」などの比較的静かな動作がこの作品に関しては凄く派手な、直情的な動作で感情が表現され観ていて引き込まれます。傑作だと思います。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

5.0

他の戦争映画とは明らかに異なる戦争映画。派手な戦闘シーンがない。
が、この狂気の沙汰はなんなのだ
この喪失感はなんなのだ
もう涙もでない。

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